【2022年1月】フィリピンの日本人観光(入国)はいつから再開?

フィリピン観光・入国の最新情報

世界中の観光に影響を与えている新型コロナウイルス。フィリピンの現状や観光はどうなっているのでしょうか?

「フィリピン観光の現状」や「いつから入国が再開するのか?」という予想についてご紹介していきます。

この記事で分かること

  • フィリピン観光や入国制限の現状
  • コロナ禍のフィリピンの治安について
  • 観光、入国再開の時期予想
(2022年1月5日更新)

フィリピン観光や入国制限の現状(2022年1月5日時点)

フィリピンには観光入国できる?隔離期間は?

2022年1月5日時点、フィリピンへ観光目的(観光ビザ)で入国することはできません

2021年11月25日、約1年8ヶ月ぶりに「日本国を含む約30カ国」の観光ビザの再開が発表されました。しかし続けて11月28日、オミクロン株の出現により、再開時期が「未定」に逆戻りとなりました。

現時点では「既存発行済の有効なビザを持つ日本人」であれば、入国が認められています。

ワクチン接種済みの方は、6日間の指定ホテル隔離 + 8日間の自主隔離(目的先での自己隔離)、ワクチン未接種の方は、8日間の指定ホテル隔離 + 6日間の自主隔離となっています。

フィリピンの観光ビザとは

観光や留学でフィリピンに入国するには「観光ビザ」が必要です。「観光ビザ」と呼ばれることが多いですが、実際にはフィリピン入国時に承認される無査証(ノービザ)渡航のことで、日本出国前のビザ申請は不要です。

コロナ前は入国日より30日間の滞在が認められており、大半の日本人観光客は無査証(ノービザ)でフィリピンに入国できました。

もし日数が30日を超える長期滞在の場合、入国後、現地の入国管理局にビザ延長申請を出すことで最大3年まで滞在期間を伸ばすことができました。

しかし入国制限がかかっている現在、新規ビザ発行やビザ延長に関する情報は未発表の状況です。

フィリピン観光に必要なビザ(2020年3月21日以前)

滞在期間:30日未満観光ビザ(入国時に発行)
滞在期間:30日以上観光ビザ(入国時に発行)+ 現地延長手続き

フィリピン観光に必要なビザ(2022年1月5日時点)

滞在期間:30日未満未発表
滞在期間:30日以上未発表

日本の隔離措置(水際対策)について

コロナ禍の渡航では、日本帰国後の隔離措置(水際対策)についても知っておく必要があります。

厚生労働省が発表している執筆時点の情報では、フィリピンは「オミクロン株以外の株による指定国」とされています。

フィリピンから日本への帰国後は、検疫所が確保する宿泊施設での待機は不要ですが、入国から14日間は自宅等での待機措置が必要となります。

海外渡航を検討する際、帰国後の隔離期間も考慮しながらスケジュールを組むことが求められます。

最新の水際対策については外務省海外安全ホームページでも情報を確認しておきましょう。

コロナ禍のフィリピン入国条件

現在は「既存発行済の有効なビザを持つ日本人」であれば、フィリピン入国は可能です。詳しい入国条件については日々変更があるため以下のページでも最新状況をまとめています。

保有しているビザによって求められる書類が異なりますので、実際に渡航される際にはフィリピン大使館にご相談ください。

コロナ禍におけるフィリピン観光の治安

コロナ禍の経済悪化からフィリピンの治安も悪くなるのではないか?という懸念があります。実際にはどうなっているのか、日本人から観光人気が高いセブ州(在セブ日本国総領事館)が発表している情勢を調べました。

セブ州の犯罪統計(2021年1月~3月)

発生件数発生件数(前期)前年比
殺人(未遂含む)67件75件-10.6%
傷害 165件228件-27.6%
強盗90件280件-67.8%
窃盗277件83件+233.7%

セブ州の犯罪統計(2021年4月~6月)

発生件数発生件数(前期)前年比
殺人(未遂含む)69件67件+2.9%
傷害 177件165件+7.3%
強盗90件90件+-0%
窃盗291件277件+5.1%

セブ州の犯罪統計(2021年7月~9月)

発生件数発生件数(前期)前年比
殺人(未遂含む)79件69件+14.5%
傷害 129件177件-27.1%
強盗78件90件-13.3%
窃盗264件291件-9.3%

コロナ前と比較し、殺人、傷害、強盗などの凶悪犯罪については減少している一方、窃盗については増加しています。(コロナ禍は横ばい)

日本の刑法犯ではありますが、窃取とは「目を盗んで密かにとる」といった意味があり、強盗には暴行や脅迫が用いられるということ。

これは厳しいロックダウン措置によって人の流れが止まることで凶悪犯罪が減少、一方で身近な人に対する窃取が増加していることが読み取れます。

筆者の経験談ではありますが、フィリピンで日本人が巻き込まれるトラブル要因として、現地の人と関わりすぎるという特徴があると感じます。

観光旅行ならリスクは低いですが、長期留学では現地との結びつきも強くがちです。現地交流も留学の醍醐味ではありますが、他国から集まる留学生コミュニティを優先し、犯罪に巻き込まれにくい環境に身を置くことが大切です。

マニラ・セブ島の公式観光情報なら「フィリピン観光省」

フィリピン政府観光省はフィリピン共和国大使館の観光部で、ホームページでも人気観光スポットが紹介されています。

マニラやセブ島の観光情報については「フィリピン政府観光省」のホームページを是非ご参照ください。

またセブ島留学センターでは、コロナの影響でフィリピン留学や観光に行けない方向けに「オンライン留学」をご提案しています。日本にいながら留学と同じ本格英語レッスンを受けたい方に人気があります。

フィリピンの日本人観光(入国)の再開はいつから?

繰り返しとなりますが 2022年1月5日時点、日本からのフィリピンへ観光目的(観光ビザ)での入国は不可となります。

しかし、2021年11月25日、観光ビザの再開が報道されました。(11月28日に再び中止)

フィリピンでは、国ごとの感染リスクを、グリーン(低リスク)、イエロー(中リスク)、レッド(高リスク)に分け、入国可否や隔離措置を定めています。

フィリピン保健省は、人口10万あたりの「過去28日間の発生率」によって、グリーン、イエロー、レッドを決定していますが、現時点の日本は「イエロー」国に分類されています。

今後の日本が、新規感染者数の抑え込みに成功した場合は、観光ビザでの入国が認められる可能性があります。

日本人のフィリピン入国再開の予想時期

時期再開予想について
2022年 4月〜条件付きで入国できる可能性
2023年以降緩和された要件で入国できる可能性

あくまで日頃のニュースや世界情勢から独自予想しているものとなります。渡航判断には外務省安全ホームページをご確認ください。

観光ビザの再開に繋がる条件とは

今後どのような条件が整っていけば、より具体的な観光ビザの再開が見込まれるのでしょうか。当社では、フィリピンの観光ビザの再開には以下のような点が重要であると考えています。

  • ワクチンパスポートの採用と整備
  • フィリピン国内の感染者数・重傷者数の減少
  • 既存ワクチンの有効性が保たれること

ワクチンパスポートの採用

海外との往来再開に向けて国やWHO、航空業界で議論されているのがワクチンパスポート(ワクチン接種証明書による入国緩和)です。

すでに欧州連合(EU)が「EU Digital COVID Certificate」と呼ばれる独自証明書に合意していることや、265社の航空会社が加盟するIATA(国際航空運送協会)がデジタルアプリ開発を推し進めるなど、世界の流れとして、ワクチンパスポートに向いていることは確実です。

フィリピン渡航で最も利用されている「フィリピン航空」や「セブパシフィック航空」もIATA加盟の航空会社と考えると、フィリピンへの観光入国も「ワクチン接種証明書」が必須になってくる可能性があります。

となれば、旅行や留学前に日本でワクチン接種を終えていること、少なくともPCR検査の陰性証明を持っていることが、引き続き入国の最低条件になってくると予想できます。

既存ワクチンの有効性が保たれること

もう一点の条件は「既存ワクチンの有効性」です。世界的な開国の流れとしてワクチンパスポートが議論されていますが、すべて既存ワクチンの有効性が続くことが前提となっています。

万が一、既存ワクチンの有効性が著しく失われるような状況になった場合、海外渡航の再開も遅れる可能性があります。

また現在はワクチンのみならず、世界中で治療薬の開発も進んできています。治療薬のいち早いフィリピンへの流通も一つの指標と言えそうです。

フィリピンが抱える再開課題

一方でフィリピンは別の課題も抱えています。フィリピンの現状は財政懸念やワクチン不足から(日本よりは)多くのワクチンを緊急承認している状況です。

フィリピンで緊急使用が承認されているワクチン一覧(2022年1月5日時点)

  • 米ファイザー
  • 英アストラゼネカ
  • 米モデルナ
  • 米ノババックス
  • 中国 シノバック
  • 中国 シノファーム
  • ロシア(ガマレヤ研究所)スプートニクV
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)
  • インド バーラト・バイオテック

フィリピンでは高い有効性が示されている「ファイザー製」が人気で、中国製ワクチンに批判が集まっています。フィリピン政府は混乱を避ける目的で、国民に対してワクチン種類を事前に知らせないようするなど、不安定な供給体制から起こる問題に直面しています。

ワクチンが全てとは言えませんが、少なくとも経済活動の再開や感染者数減少には以下のようなポイントが焦点になってくると予想できます。

  • フィリピン政府が安全性、有効性の高いワクチンを多く確保し、国民の信頼を得ること
  • ワクチン接種のスピードが速まること

フィリピンの感染者数減少 = 外国人観光の再開とは限らない

フィリピン(特にセブ島については)沈静前にもワクチン接種を条件に、入国できるようになる可能性があると考えます。

その理由としてフィリピンは観光産業が盛んであるためです。すでに1年以上の実質的なロックダウンにより経済は疲弊、失業者も増加の一途を辿っています。特にアジアリゾートであるセブ島の経済を支えているのは観光業で、州の施策としてもいち早く観光客や留学生を戻したいという思惑があります。

2021年5月には「既存発行済みのビザを保有する外国人」のフィリピン入国が許可されました。感染者数が大幅減少している時期ではありませんでしたが、コロナ後で最も緩和が進んだ状態となりました。このような動きからフィリピン政府としても経済バランスを優先していることが読み取れます。

そしてそれ以上に重要なことは、フィリピンという国とわず、世界的にワクチンの有効性が今後も示され、国際的なコンセンサスが得られる状況になることです。世界各国の動きが出揃った時、おそらくフィリピンも例外ではありません。

入国制限においては入国者がワクチンを接種しているか否かという点がフォーカスされやすくなると予想します。つまり仮にフィリピン内の感染者数の減少がやや遅れている状況であっても、ワクチンを接種している観光客は入国できるようになるというシナリオです。

その場合、ホテルに泊まっている外国人観光客、語学学校の留学生は全員が有効なワクチンを接種している状況となります。

もし周りの全員がワクチン接種済みの環境であるとしたら、あなたは安心してフィリピン観光や留学に行けるでしょうか。

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フィリピン・セブ島留学について
この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約3,500名の留学生のお手伝いをさせていただきました。