赤いイメージカラーとハチのキャラクターが目印の「Jollibee ジョリビー」。地元民のみならず外国人からも愛されるファーストフード店です。
噂では、誰もが知っているアメリカ発祥のハンバーガーチェーンが唯一、1位になれない国がフィリピンと言われているほど、Jollibeeは国内で人気を誇ります。
今回は、自分の息子の誕生日会をJollibeeで46人のゲストを招いて開催するほど、Jollibee好きな私が、その魅力をお伝えしていきます。
もくじ
- 使い勝手の良さが魅力のJollibee
- まずは王道の「バーガーステーキ」
- みんな大好き!フライドチキン
- ファーストフード店の王道「ハンバーガー」
- キッズミールでJollibeeグッズをゲット
- おやつもJollibeeで!
- 朝からJollibee! ブレックファーストメニュー
- オーダー方法
- バースデーパーティー@Jollibee
- キャラクターグリーティング
- 最後に
使い勝手の良さが魅力のJollibee
まず、Jollibeeの魅力は「使い勝手の良さ」があげられます。Jollibeeは、フィリピンの主要都市の至る所にあり、24時間営業のお店も少なくありません。
朝から夜まで活気のある店内には、流行りの洋楽やアップテンポなオリジナルソングが流れていて明るい雰囲気です。ファーストフードらしい清潔感も、日本人としては安心できるポイントです。
まずは王道の「バーガーステーキ」
バーガーステーキとは、平べったい形のハンバーグにマッシュルームの入ったソースが絡まったものです。これに、ライスとドリンクがセットされているものを59ペソ(約136円)で食べることができます。
バーガーステーキは、Jollibeeの看板メニューなので是非味わって頂きたいメニューの1つ。ハンバーグの脂っこさは無く、かけてあるソースが美味しさが引き立っています。子どもから大人まで幅広く好まれる味付けで、日本人の味覚にも合います。
バーガーステーキ2枚のセットや、フライドポテトの付いたセット、シャンハイ(春巻き)の付いたセットなど、お腹の空き具合によってはボリュームのあるメニューを選ぶことも可能です。
みんな大好き!フライドチキン
フライドチキンのセットも、バーガーステーキと並ぶ人気メニューです。フィリピン人の友人や、我が家で働いるお手伝いさんとJollibeeに行くとフライドチキンを選んでいる人が多い印象。余談ですが、フィリピンの「マクドナルド」にも、フライドチキンとライスのセットがあるくらいなので、フライドチキンはフィリピン人の大好物とも言えます。
味はオリジナルと、スパイシーの2種類から選ぶことができ、どちらの味もご飯によく合います。ついてくるグレイビーソースを、チキンやご飯に絡めながらいただきます。価格はフライドチキンとライス、ドリンクがセットになったものが89ペソ(約205円)となっています。
基本のセットにスパゲティーやフライドポテト、パラボックと呼ばれる春雨のようなヌードルが付いたメニューが用意されています。なお単品でもオーダーできますが、セットのスパゲティー(写真右上)は、日本よりも甘めの味付けとなっており、麺が太くて食べ応えがあります。
ファーストフード店の王道「ハンバーガー」
ジョリビーでは、バーガーステーキやフライドチキンが人気ですが、ハンバーガーも数種類用意されています。お手頃価格の「ヤミーバーガー」はパテとソースが挟まれているシンプルなハンバーガー。ドリンクとフライドポテトのセットは79ペソ(約182円)です。
ヤミーバーガーよりもリッチな「Cheesy Deluxe Burger」は、パテとチーズにトマト、レタス、ベーコンが挟まれていてボリュームあり。日本人の味覚にも合う美味しさです。フライドポテトとドリンクのセットが109ペソ(約251円)で味わえます。
さらに、このバーガーが大きくなったものが、上部の写真でご紹介しているものです。「Champ」というセットメニュー名となっており、名前のイメージ通りとてもボリュームがあります。フライドポテトとドリンクが付いたこのセットは178ペソ(約410円)となっています。
キッズミールでJollibeeグッズをゲット
キッズミールでは、5人からなるJollibeeキャラの中から、1つおもちゃを選ぶことができます。もちろん一番人気はメインキャラクターのJollibee!
おもちゃは日本のファーストフート店でもらえるようなシンプルな作りになっています。例えば、世界の楽器がテーマになっているときは、キャラクターが太鼓やギターを持ち、背中のボタンを押すと、手が動いて太鼓をたたいたり、ギターを弾いている動作をします。キッズミールのおもちゃはレジの後方メニューに写真付きで表示されているので、おもちゃの内容を事前に確認することができます。
※時々、Jollibeeのオリジナルキャラクターではない、キャラクターのおもちゃになることがあります。
子どもが喜びそうなおもちゃが多いですが、中にはボールペンなど大人も使えるものが企画されることも。また、5つのキャラクターすべてを集めることで、1つのおもちゃ(観覧車や船など)を完成させるものもあります。
注意点としては、キッズミールは大人と同じサイズの食事に、おもちゃが付くのでやや割高になることです。また、リリースされてすぐのおもちゃであれば手に入れることができますが、終了が近くなると品切れになってしまうことも。そのような時は、店舗を変えることでJollibeeを手に入れられる場合もあります。
Jollibeeはフィリピンの国民的キャラクターなので、フィリピンに来られた際には、お土産として持ち帰っていただくと旅の楽しい思い出になるかもしれません。
おやつもJollibeeで!
Jollibeeではスナックにもってこいのメニューも提供されています。例えば、ソフトクリームやチョコサンデー、コーラフロート、ブコ(ココナッツ)パイ、フィリピンの伝統的なかき氷ハロハロなど、種類も豊富です。もちろんブラックコーヒーなど、ドリンクだけの利用も可能です。
ミニカップに入ったソフトクリームは10ペソ(約23円)というお手頃価格。写真左の「Cookies and Cream Twirl」は39ペソ(約90円)、右側の「Chocolate Sundae」は30ペソ(約69円)となっています。多くのショッピングモールにJollibeeは入っているので、お買い物途中に休憩がてら立ち寄ってみるのもお勧めです。
朝からJollibee! ブレックファーストメニュー
朝10時まで、ブレックファーストメニューが提供されており、他の時間帯では提供されていないパンケーキや、ベーコンエッグサンドイッチ、バーガーステーキに目玉焼きが付いたセットなどが登場します。もちろん、フライドチキンなどの定番メニューもオーダー可能。昼時よりも混雑しないのでゆったり利用できます。
オーダー方法
1. オーダーする
メニュー名を伝えるか、メニューの下にB1などの記号がふってあるので、メニューを指さして数量を伝えます。
2. 飲み物を決める
コーラやスプライト、ロイヤル(ファンタオレンジ風)、アイスティー(加糖済)、パイナップルジュース、ホットチョコレートなどから選べます。
※ドリンクの種類によっては追加費用がかかります。
※コーラやスプライトなど、ファーストフード店とは切っても切れない飲み物ですが、品切れしていることがあります。
3. 持ち帰りか店内で食べるのかを伝える
Take out(持ち帰り)か Dine in(店内)と聞かれるので希望を伝えます。
4. スプーンとフォークを用意する
支払いを済ませてオーダーしたものを受け取ったら、レジの近くにスプーンとフォークがあるので必要な分を取ります。フライドポテト用のケチャップも必要があればここで入手できます。
5. 食後
食後は日本のようにセルフサービスで片付ける必要が無く、片付けてくれるスタッフがいるので、そのまま席を立ってOK。
なお、アヤラモールなど数店舗ではタッチパネルでオーダーする方法を採用しています。スマホ世代なら感覚的にオーダーできる仕様。オーダーの流れはレジでオーダーする手順と同様です。
- 食べたいものをメニューから選ぶ
- ドリンクを選ぶ
- Add to order 押す(オーダーしたいものが全て頼めたら)
- 画面下部の Proceed to payment へ
- Dine Inか Take outを指定
- 3つの支払い方法から選ぶ(デビットカード・クレジットカード / Happyplus card / Pay at the couther)
- 必要に応じてレジにて支払う
- 電光掲示板で自分のナンバーが呼ばれたら商品を取りに行く
バースデーパーティー@Jollibee
フィリピン人はパーティーが大好き!そんなお国柄かJollibeeの店舗にはパーティースペースが用意されていることも多いです。土日の昼時や夕方に訪れると、風船でデコレーションされた会場でバースデーパーティーをしている風景によく出くわします。
Jollibeeのバースデーパーティーは、料理やドリンクを用意してもらえるだけでなく、バルーンデコレーションやバースデーハット、招待状、司会、ゲームがパッケージになっています。
別料金でJollibeeオリジナルデザインのバースデーケーキをオーダーすることも可能です。パーティーのテーマは4種類から、フードメニューも4種類から選ぶことができます。想定人数の半額を予約時に支払い、パーティー終了後に残り分を清算します。
バースデーパーティー最大の魅力は、Jollibeeのマスコットが子どものお誕生日を祝いに来てくれることです。ダンスミュージックにあわせてマスコットとは思えないほどのキレッキレのダンスを披露してくれたり、子どもたちと一緒にダンスをしたり、記念撮影にも惜しみなく応じてくれます。
キャラクターグリーティング
バースデーパーティー以外でもJollibeeに会える方法があります。
それは「SM City Cebu」という外国人観光客も多く集まるショッピングモールの3階にあるJollibeeです。この店舗では時間によって、マスコットが店の前でダンスを披露してくれてたり、記念撮影をしてくれることがあります。開催されるときは店の前に表示があるので、ご興味があればチェックしてみてくださいね。
最後に
今回は、安い、早い、うまいに留まらない魅力の詰まった「Jollibee」についてご紹介しました。留学や旅行で訪れる素敵なレストランも良いですが、フィリピン人が日常的に利用している国民的ファーストフード店で、ローカル気分を味わうことも、また旅の醍醐味です。
みんなが笑顔になれる「Jollibee」で楽しい旅の思い出を作ってみるのはいかがですか?きっと楽しい旅の思い出になるものと思います。