【モアルボアル】どこまでも透き通る海で亀に出会う旅(フィリピン・セブ島南部)

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観光客で賑わうセブ市内から車で約3時間の場所に位置するモアルボアル。ここにはシュノーケリングをしながら亀に出会うことができるフィリピン人から人気のリゾート地の1つだ。また、イワシの大群に出会えるとダイバーがわざわざ足をのばす、そんな場所でもある。本当のフィリピンの海の豊かさを知りたいのなら、モアルボアルはもってこいの場所だろう。

引き潮の海で見つけた自然の豊かさ

モアルボアルの夕日

私が子どもとモアルボアルにある一軒のホテルに着いたのは夕方だった。さっそくビーチに散歩に出かけると、そこに広がっていたのは息をのむような夕焼け。そして、引き潮の時刻を迎えたビーチは、海の中が数十メートルむき出しになっていた。

試しに誰もいない引き潮の海に足を踏み出してみる。すると、そこには普段は海で身を潜めているたくさんの海の生き物たちが姿を現してくれていた。

モアルボアルのヒトデ

「ママ、これスターフィッシュだよね?」子どもたちが集めてきたのは大きな色とりどりのヒトデだった。水族館で見るよりも立派な、赤ちゃんの顔ほどある肉厚の大きなヒトデだ。一言では言い表せられないような美しい発色をしたヒトデが何種類も海の上に置き去りにされている。

ヒトデだけじゃない。黒いトゲトゲしたウニ、すばしっこく逃げるカニ、海のくぼみに取り残された小さな魚など、この海の豊かさを引き潮の海は惜しみもなく私たちに見せてくれていた。これは翌日への期待が高まる。

カヤックで海へ漕ぎ出す

モアルボアルの海

そして、翌日私たちが出会ったのは、期待を裏切ることのないどこまでも透き通った海だった。セブに住み始めて2年経つ。それなりに小旅行へは出かけているが、ここまで美しい海に出会ったのは初めてだ。お天気にも恵まれていたのもある。海は波もなく穏やかだ。

まずはカヤックを漕ぎだした。ガイドがカヌーを漕いでくれるので私たちは海上の景色をゆったりと楽しむ。サングラスが無いとまぶしいほどの太陽の光が、透き通った海に吸収されて、美しい海の色を作り出している。

ビーチから離れると波の音だけが私たちを包み、海岸線のきりたった地形が見え始めた。目に映るのは海辺の美しい自然だけだ。ただ美しい景色に、私たちはしばらく言葉を失った。随分と昔にタイムスリップしたようなそんな不思議な気持ちにさえなった。

フィリピンで海を楽しむためのポイント

カヤックのシューズ

さて、ここで各地のフィリピンの海に出かけた私から1つフィリピンの海を楽しむためのコツをご紹介したい。フィリピンの海は日本の海のように裸足で歩けるように岩などが取り除かれておらず、自然の海そのものの中に入ることになるので、けが防止の観点からウォーターシューズはマストアイテムだ。

せっかくの自然豊かな海を楽しむのなら、海の中をのぞいて欲しいのでゴーグルも是非持参してもらいたい。シュノーケルマスクは持っていないことも多いと思うが、ビーチ沿いでライフジャケットと一緒にレンタルしていたり、販売していることが多い。ちなみに、ビーチに行くときは大金の入ったお財布を持たずに、フィリピン式でスマホケースに紙幣を数枚挟み込んでおく方法もよいだろう。

フィリピンの素朴さ

モアルボアルのコテージ

子どもと共に海に入ると、海底にはフィリピンの美しい白砂が広がっていた。日の光は日本の夏よりもさらに強く、海底の白砂が太陽の光を受けて輝いている。海はしばらく浅瀬が続き、海藻の合間で小さな魚たちが泳いでいる。昨日見かけたヒトデも、今朝は海の中で太陽の光を受けて一層、活き活きと輝いている。

しばらく魚を見つけては子どもとはしゃいでいると、フィリピン人の子どもが笑顔で寄ってきた。言葉は通じないが、笑顔でHelloと返してみる。するとまた楽しそうな笑顔が返ってくる。フィリピン人は私たちのような知らない外国人にも、フレンドリーに接してくれることが多い。笑顔と挨拶があれば、今の楽しさを共有することができるということを、私はフィリピン人から教えてもらった。

そして、いざ、亀に会いに美しい海へ。と、その前にシュノーケリングセットを管理しているおばちゃんに100ペソ(約230円)を渡して子どもを見ておいてくれない?と頼む。もちろん二つ返事で受けてくれる。こういうちょっとしたことを頼めてしまうところも、フィリピンの良いところだと私は思う。

亀に会いに行く

モアルボアルの海

ガイドがカヤックを出してポイントまで連れて行ってくれる。遠浅の海が急に深くなるポイントに、亀たちは住んでいるのだ。「ここらへんで降りよう」ガイドはいち早く海に入り、カヤックを持っていてくれたら僕が泳ぎながら引っ張るからと、ジェスチャーを交えて伝えてくれる。

海に入って私は驚いた。そこにはサンゴのテーブルや色とりどりの魚たちが泳いでいたのだ。まさか、こんなに美しい海がこんなに手軽に見えるだなんて!だが、そんな海の豊かさをのんびり楽しむでもなく、亀探しをガイドは始める。私はただ海に浮かびながら、片手でカヤックを持っているだけだ。流れていく海の景色にただただ感動していると、さっそく先を泳ぐガイドが合図を送ってくる。ガイドの指すその先には、お目当ての亀が泳いでいた。

モアルボアルの浜辺

そこにいたのは水族館で見るほどの巨大な亀ではなかった。でも、広い海でゆうゆうと泳ぐ亀からは威厳こそ感じるような美しさがあった。自然の中で暮らす亀が放つ神秘を目の当たりにすると、なぜ亀が長寿のシンボルとして昔の日本人が信じていたのか、なぜハワイで海の守り神として崇められていたのかを、私はすっと納得することができた。

亀がこんなに身近に見える海があるなんてモアルボアルってなんてすごいんだろう。私はフィリピンの海の美しさにただただ感動することしかできなかった。結局、このシュノーケリングで私は4匹の亀と出会い、1泊2日の滞在中に3回ガイドにツアーへ連れて行ってもらった。幸運にも、どの回にも複数の亀と出会うことができた。

最後に

フィリピン親子留学の子供

今回は、フィリピンの片田舎の海の美しさをご紹介させて頂いた。マクタン・セブ国際空港周辺には外国人観光客が多く訪れる高級リゾートホテルが整備されており、もちろんそこでも美しい海と出会うことができる。私自身も外国人の1人として、これらのホテルでゆったりと過ごす時間が大好きだ。

だが、モアルボアルの海の美しさはリゾート地の海とは一線を画している。ここには高級リゾートホテルは存在しないので、地元の人が経営するリゾートホテルに宿泊することとなる。その分、値段もお手軽で素朴なフィリピンを感じることができるだろう。何より、フィリピンの地方都市に残る、恵まれた自然の美しさが、都会生活に疲れた日本人の心を癒してくれるに違いない。そう、私は確信している。

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