フィリピン・セブ島は危険!?お金トラブルと治安について解説

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セブ島の海の写真

2018年8月、フィリピンセブに住んでいた日本人女性が銃撃される事件がありました。女性はセブ市近郊でインテリア雑貨の輸出会社を経営し、セブに20年以上も住んでいた方です。20年以上住んでいるということは、現地にもかなり精通していたことが予想されます。このニュースから、今一度のフィリピンの治安や安全対策について考えてみました。

もくじ

フィリピン・セブでトラブルになる典型的なパターンとは?

フィリピンでトラブルに発展しがちな2つの典型パターンがあります。それは「お金」と「女性」です。特に「お金」は圧倒的にトラブルの原因となります。貧困層も少なくないフィリピンでは、お金が人の命を救うシーンをたびたび見かけます。ある意味、お金に対する貪欲さがあり、とてもシビアなものでもあるのです。

このニュースで取り上げらた日本人女性のトラブルも、原因はお金。お金の貸し渋りがトラブルに発展したと報道されています。フィリピンに訪れる際は「お金」に対する意識を少し変えることが大切かもしれません。

フィリピンのお金は「人を変えてしまう力」がある

フィリピンでは政治やビジネス、ちょっとした人間関係においてもお金の力が働きやすいと言えます。それは時に、自分が有利に振る舞うための武器にもなりますが、逆に求められた時に「拒むこと」は、相手の予測できない行動に繋がります。

フィリピンに長く滞在すればするほど、現地との繋がりも増えていくもの。旅行や短期留学ならまだしも、現地で仕事に就く人などは、より注意してほしい考え方です。

危険を避けるためのお金の使い方

フィリピンに関わって約10年の筆者が考えるお金の注意点は下記の2点です。

お金の貸借りを容易に行わない

フィリピンの滞在が長いほど、現地人との交流も増えます。時にはお金の貸し借りの話も出てくることでしょう。もしお金を貸そうとする時は、最初から返ってこないと思い、貸すくらいがちょうどいいと考えましょう。無くなって困るお金を他人に貸すことはトラブルの原因になります。

また逆にどうしても、人からお金を借りる必要がある時は、フィリピン人ではなく、信用できる日本人に借りるようにしましょう。留学などで短期滞在している方は、フィリピンにいる日本人よりも、日本にいる親族や友人に借りる方を優先することをおすすめします。

フィリピンでの初滞在が3ヶ月以下の場合、現地人との深い交流やお金の貸借りに発展する機会は(積極的な行動を取る方を除いては)そう多くはないと思います。しかし滞在中にお金が底を尽きてしまわないよう、余裕を持って準備することが何よりのトラブル防止に繋がります。

海外に滞在する外国人は基本的に不利な立場にいます。外国人というだけで何かしらの制約があり、トラブルに発展した時は不利な状況からスタートすることがほとんどです。トラブルにならないように、事前の心がけが大切です。

危険なシーンでの払い渋りはNG

もし少し危険なシーンでお金を求められた場合、基本的に手持ちにあるお金は、すべて払う方が無難です。変に抵抗したり、相手を挑発するような態度は相手の予測できない行動に繋がります。またフィリピン人は多くの場合、人前で叱責されることを嫌います。周囲の人が多いところでトラブルになった場合は、落ち着いて対処するように努めましょう。

もしあなたがフィリピンを日本の格下に見てしまった時には注意が必要です。その考え方が自分の態度に表れてしまい、大事な時にミスを起こします。

フィリピンは発展途上国で、日本人から見ると大変なことも少なくありません。しかし良いところもたくさんあります。相手の文化、経済、価値観を受け入れて、対等な関係を築きましょう。そのような振る舞いはトラブルを避ける要因にもなり、これから世界に向かって生きていくための自身の成長にも繋がります。

お金を持っていないように振る舞う

日本人は、フィリピン人からどのように映っているのでしょうか?「親切」や「礼儀正しい」など、日本人としては嬉しくなるようなイメージを持っているフィリピン人もいるかもしれません。しかし多くのフィリピン人の認識は、おそらく「日本人はお金を持っている」ということでしょう。

フィリピン人の一般的な仕事の給与を知っていますか?月2〜3万円程度です。マネージャークラスであっても月10万円以上を稼ぐ人は多くありません。日本では1,000円かかる食事もフィリピンでは500円以下、2,000円かかるタクシー代も500円以下の感覚です。フィリピンに入国すると、手持ちのお金の感覚的価値は、2〜3倍くらい増してしまいます。

そのギャップにいい気になって、お金があるように振る舞うのには注意が必要です。ビジネスシーンでは有利に働くことがあるかもしれませんが、プライベート面でお金を見せびらかしても百害あって一利なしと言えます。

また留学のように少し長い期間、フィリピンに滞在する方は、現地らしい身なりをすることも大切です。特にセブ島のようなリゾート地で、スマートフォンを片手に、高級バッグや高級アクセサリーを身に付けて歩くことは「私は外国人観光客です」とPRしているようなもの。十分に注意を払いましょう。

ちなみに筆者がフィリピンに滞在する時は、汚れても気にならない安い服に、フィリピンで売っているサンダルを履き、時計などのアクセサリーも身に付けません。長年フィリピンに滞在していますが、怖い思いをしたことは一度もありません。自分の振る舞いや身なりを現地にローカライズすることで、安全度を高めることができます。

フィリピン・セブ島の治安状況はどうなのか?

「お金」に関するトラブルについてを先に述べた理由は、冒頭のニュースのように日本人が巻き込まれてしまう一番の原因が、お金やビジネスであったり、異性の問題であったりするためでした。では、実際に具体的な治安状況を知るにはどうすれば良いのでしょうか?

治安状況は過去ニュースの「理由」から見る

旅行や留学を検討する時に、多くの方が「フィリピンの治安」について調べることでしょう。しかし広義的に数値化されている治安レベルはあまり参考になりません。例えば、フィリピンの治安レベルが危険度★★★(5段階中の3)と評価されていたとします。それを見た時、フィリピンに行っても大丈夫なのかな?って思うのが人間の心理です。

しかし逆の立場に立ってみましょう。日本の治安レベルが危険度★★★(5段階中の3)と言われたとしても、都会のど真ん中と、地方の山奥では全く状況が異なることが容易に想像できます。つまり治安レベルなど「数値化されたもの」を参考にする時は、なるべく「狭い範囲」のデータを参考にする方が好ましいと言えます。例えば、フィリピンのセブシティのここにある◯◯ストリートの治安レベルは3、一本隣のストリートは2などと評価されていると、多くの人にとって参考になることでしょう。

しかし残念ながら、Googleマップですら、そんな機能はありません。よりしっかり安全対策を講じたい時は「何が理由」で、そのトラブルが起こったのかということを押さえておくのがおすすめです。そこで過去に起こったフィリピンのニュースを参考にするというのも方法の一つです。

例えば、冒頭の日本人女性が銃撃されたニュースの原因は「お金」でした。極端な例ではありますが、紛争地域にでもならない限り、セブの街中を歩いていて、いきなり銃弾が飛んでくることはほぼあり得ません。しかしビジネスでお金の問題が起こり、トラブルに巻き込まれてしまうことは、何となく想像できるのではないでしょうか。トラブルに巻き込まれるのには、多くの場合「理由がある」ということを覚えておきましょう。

フィリピン・セブ島の重犯罪と対策

重犯罪とは一般的に、殺人や傷害、強姦、麻薬などのことを言うようです。これらの被害においても、やはり何かの繋がりから生じることが多いように思います。殺人や傷害については、街でいきなり襲われる可能性は低く、多くの場合、何かのトラブルから事件に発展します。

データがあるわけではありませんが、強姦についても無作為ではなく、繋がりがある関係の周辺からという事例が少なくないように思います。フィリピン人男性の平均身長は「166cm」、日本人男性の「172cm」と比べると小柄です。欧米圏には大柄な男性も多く、見た目的な怖さを感じることもあるかもしれませんが、フィリピンにおいて見た目の怖さを感じることはあまりないでしょう。

一番の安全対策は「変な関わりや繋がりを持たない」ということに尽きます。特に麻薬はドゥテルテ大統領が就任してから、かなり厳しく取り締まっています。麻薬はその筋のルートがないと情報も得られないため、典型的な例と言えますが、ちょっと変だな、怪しいなと感じた時は一歩身を引く勇気が何よりのトラブル予防です。上手いお金の話や異性の話、麻薬の話には耳を傾けないようにしましょう。

フィリピン・セブ島の軽犯罪と対策

上記では命にも関わる可能性がある重犯罪の予防について述べました。一方で、命に関わらない犯罪被害もあります。特にフィリピンでは、スリや置き引きの発生件数が多く、現金はもちろん、スマートフォンやパソコンなども金品の対象となります。

スリや置き引きの対策は、人が密集するようなローカルな場所(ダウンタウン等)への外出を避けることです。また多額の現金の持ち歩きを控え、スマートフォンを携帯する場合は、肌身離さず持つことを心がけましょう。持ち物を少なくして、万が一の被害に遭った時の損害額を抑えることや、損害補償が付いている旅行保険に入ることも対策の一つです。

フィリピン・セブ島の治安と対策まとめ

フィリピンでは、命に関わるような大きな犯罪は、何かの繋がりからやって来る可能性が高いです。「変な関わりや繋がりを持たない」ことが何よりも大切です。一方で、軽犯罪の被害に遭う可能性もありますが、ほとんどがお金や金品を目的としたものです。フィリピンでは、お金はとてもシビアなものです。なぜなら、そのお金で自分の生活や家族の命を救えるからです。日本人とフィリピン人という括りで、まとめるのは良くありませんが、人によってお金に対する感覚が違うということを理解しておきましょう。

この記事を読んでいただいる方の中には、旅行や留学を検討している方もいらっしゃるかもしれません。フィリピンは決して危ない国ではありません。ただそこには、日本とは異なるフィリピンの経済や価値観があります。事前に違いを理解しておけば、安全対策を講じることできます。安全かつ素敵な旅を実現してください!

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