フィリピン・セブ島留学とは

セブ留学のポイント1・1ヶ月10万円からの留学費用

1ヶ月15万円~の留学費用

セブ留学のポイント2・1日7時間以上のマンツーマン授業

7時間以上のマンツーマン授業

セブ留学のポイント3・年間3万人が訪れるリゾート留学

3万人が訪れるリゾート留学

フィリピン・セブ島留学とは、マンツーマンで英語レッスンができる格安の留学先です。フィリピンは、世界で3番目に英語人口が多い国で、その英語力は世界トップクラス。1ヶ月15万円~の留学費用で、高いコストパフォーマンスが期待できます。年間3万人以上の日本人留学生が集まるリゾート・セブ島には、「質」「価格」「楽しさ」の三拍子が揃っています。

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セブ島留学センターとは

フィリピン・セブ留学のプロ

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帰国まで無料留学サポート

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手数料0円 + 最低価格保証

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セブ島留学センターのスタッフは、全員がフィリピン留学の経験者!専任スタッフは、一年以上の海外在住経験があるプロフェッショナルです。学校選びや留学準備はもちろん、帰国まで「無料留学サポート」をおこなっています。また学校手続きにおける手数料は、すべて「0円」。セブ島留学センターよりもお安いところがあった場合には「最低価格」を保証しています。

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10分でわかるセブ島留学

更新日:2024年2月6日

セブ島留学の特徴・メリット

セブ島の美しいリゾートビーチの写真

圧倒的なコストパフォーマンス

フィリピン・セブ島の語学留学のメリットは、圧倒的なコストパフォーマンス。セブ島には1ヶ月15万円~留学できる格安学校がたくさんあります。欧米留学では10万円〜の航空券も、日本ーセブは「6~8万円」で準備できます。

またレッスンの半分以上が「マンツーマン授業」である点もセブ留学の特徴です。これはフィリピンの人件費が安い利点を活かした授業スタイルです。マンツーマンはグループ授業と比べ、発言回数が2~5倍増えるため、スピーキングを効率的に伸ばすことができます。

効率的なレッスンと留学費用の安さから「圧倒的なコストパフォーマンス」を実現できる点が、フィリピン・セブ島留学のメリットと言えます。

1週間~という語学留学の新発想

欧米留学は短期であっても、1〜2ヶ月の期間が必要です。しかしセブ留学なら「1週間〜」の短期留学が実現できます。セブ島は日本から約3,000km、飛行機で「4時間半~5時間半」の場所にあります。

このような近さからセブ島の英語学校では、毎週末の入学が可能です。これまで留学を不可能と考えていた社会人の方を始め、小学生、中学生、高校生、大学生、親子留学、シニアなど、老若男女すべての方がセブ島留学に挑戦しています。

今では「年間30,000人」を超える日本人がフィリピンへ留学しています。これはアメリカ、イギリスといった欧米の留学者数を上回る数字です。今まで欧米の常識にはなかった「1週間からの短期留学」という流れが、フィリピン留学の人気に火をつけたといっても過言ではありません。

世界が認めるフィリピン人の英語力

セブ島留学を検討する際「フィリピン人の英語力」も気になるところです。特に訛りや発音はインターネット上でも、様々な議論がなされています。首都マニラの周辺では、母語であるタガログ語と英語を掛け合わせたタグリッシュ(Taglish)という新言語が出てきていたり、セブ島においても母語であるセブアノ語が、英語の発音に影響していることは事実です。

一方、フィリピンは「世界中のコールセンター」の主要地になっており、主に米国企業による英語応対の受け皿になっています。アジア圏においてもフィリピン人講師による「オンライン英会話」が爆発的に普及するなど、フィリピン人の英語力が世界から認められていることも、また事実です。

語学留学では「なぜ英語を学ぶのか?」という視点から考えてみると、フィリピンやセブ島が留学先としてふさわしいが分かります。初心者の方が基礎英語を学ぶには十分な英語力があります。しかし上級者の方がネイティブ並みの英語力を求める場合には、少し物足りなさを感じることでしょう。

「英語を学ぶ理由」や「語学留学の目的」を明確にすることが、留学成功への近道となります。

歴史が色濃く残る「フィリピン最古の都」

現地生活を体験できるのもセブ島留学の醍醐味です。「セブ島」というキーワードで頭に浮かぶのが、白い砂と青い海。セブ島は日本でも人気のリゾート地です。特にセブ周辺を取り囲む珊瑚礁は、多くのダイバーを魅了してやみません。セブ空港があるマクタン島は年々リゾート化が進んでおり、多くの観光客で賑わっています。

またセブシティには、教会を始めとする建造物や史跡が多く、スペイン統治時代の名残を感じます。生活環境、食文化、人々の価値観など、歴史が色濃く残るセブ島での暮らしは、新しい気付きを与えてくれるきっかけになることでしょう。留学は自分次第で英語以外の価値をつくることができます。

セブ島留学のデメリット

日本と異なる生活水準

フィリピンはアジアの「発展途上国」です。近年発展してきているものの、日本と比較すると生活水準が低い部分もあります。英語学校の施設面においても、シャワーの出が悪くなることやインターネットが不安定になることは日常茶飯事です。街で貧困を感じるシーンに遭遇してしまうこともあるでしょう。

しかし日本の常識が通用しない時こそ、現地生活を通じて多くの学びを得ることができます。今後の日本は、アジア各国との結びつきが強くなっていくことも予想されています。

多くの日本人が外国人と仕事や生活を共にする日は、決して遠い未来の話ではありません。その準備をおこなうために「アジアで生活してみること」。これはフィリピンを留学先候補のとして考える十分な理由となります。

セブ留学の地域

セブ島の地図マップ

セブシティ

セブシティ

セブシティは高級ホテルや住宅街が並ぶ「アップタウン」、庶民的なデパートや露店がひしめき合っている「ダウンタウン」と呼び分けられており、それぞれ異なる特色が見受けられます。近年では巨大ショッピングセンターのアヤラを中心とするビジネスエリアを「ニューアップタウン」、東の再開発エリアを「ニューダウンタウン」とも呼びます。セブ市内には最も多くの語学学校が集まっており、フィリピン留学を代表するエリアになっています。

ラプラプシティ

ラプラプシティ

セブ島の東、マクタン島にあるラプラプシティは「セブ国際空港」があるエリアです。マクタン島の東側には「リゾート施設」が軒を連ねており、一般的にセブのリゾートとはこのエリアを指します。セブシティほど栄えてはいませんが、不便なく生活できる程度の施設は整っており、空港から近いこともポイントです。このエリアでは、リゾート施設が周辺にあることを強みにしている語学学校が多くなっています。

マンダウエシティ

マンダウエシティ

セブシティとラプラプシティの中間に位置するマンダウエシティは「セブ島への玄関口」となっています。セブやラプラプが観光都市であるのに対し、マンダウエは工業都市として位置づけられています。大きな工場も目立ちますが、大型ショッピングモールやレストランなどもあり、生活に不便はありません。セブシティとラプラプシティ、どちらのエリアへも20分程度でアクセスできる点もポイントです。

タリサイシティ

タリサイシティはセブ島の南に位置する町です。セブ市内から、セブサウスロードやコースタルロードという幹線道路を利用し、約30分で行ける距離にあります。このエリアにある語学学校は、繁華街から離れていることを強みにしていることが多く、勉強に集中できる環境を望む方におすすめです。


セブ島留学の検討期間は?

1週間、2週間で行けるフィリピン短期留学

ビーチと女性の写真

短期で留学できる点が、フィリピン・セブ島留学が注目された理由の一つ。ここでは「1週間、2週間の短期留学」について詳しくご紹介します。

1週間留学は20代、30代の社会人がメイン

留学と聞くと10代、20代の学生のイメージがあります。しかし実は短期留学の参加している大半が社会人の方です。実際、セブ島留学センターの利用者の方においても、全体の「63.9%」が23歳以上というデータがあります(2023年度)。20代のみならず30代の参加も目立っており、留学=学生というわけではありません。シニア、親子の方々からのご相談も多く、老若男女とわず広がりを見せています。

社会人留学は62%が女性、しかし短期は男性も多い

セブ島留学センターの利用者データを見たところ、社会人留学のうち「62%」が女性、「38%」が男性となっていました(2023年度)。留学は女性の方に人気があるようです。しかし1週間、2週間の短期留学に絞って調べてみたところ、女性が57%、男性が43%という結果になりました。女性比率が高いものの短期留学においては、男性比率も上がることが分かりました。

短期留学の時期は、ゴールデンウィークや年末年始

1週間、2週間で留学する社会人の多くが、休暇シーズン(お盆、GW、年末年始)に留学しています。セブ留学は毎週入学できるため、仕事の休みに合わせて留学する方が多くなっています。ゴールデンウィークや年末年始は学生シーズンからも外れているため、年齢層も高く落ち着いています。

1週間、2週間の留学スケジュールは下記のようになります。

1週間留学のスケジュール例
  • 日:セブ到着(入寮)
  • 月:レベルテスト + オリエンテーション
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:ご帰国(退寮)
2週間留学のスケジュール例
  • 日:セブ到着(入寮)
  • 月:レベルテスト + オリエンテーション
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:お休み
  • 日:お休み
  • 月:授業
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:ご帰国(退寮)

短期留学はフィリピン祝日を要チェック

フィリピンには日本と異なる祝日があり、その日は授業が休みになることがあります。短期留学の場合、祝日を知らず留学してしまうと「1日授業が少なかった」なんてことになります。お盆の時期もそうですが、特に年末年始は祝日が多いので事前確認が必須です。学校によっては祝日も休みにならない「年末年始プラン」を提供しているところもあります。

1週間留学にフィリピン祝日が重なった例
  • 日:セブ到着(入寮)
  • 月:レベルテスト + オリエンテーション
  • 火:授業
  • 水:お休み
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:ご帰国(退寮)

短期留学の方にとって、一日の休講は大きな痛手となりますので注意しましょう。

旅行に行く?留学に行く?

休暇シーズンの留学を考える方には、旅行に行くか?留学するか?で悩む方も少なくありません。社会人の方にとって、年に数回しかない大型連休は貴重な時間です。

残念ながら、1週間のセブ留学では、観光やアクティビティはほとんどできません。到着後の月曜日から授業が始まり、週末にはもう帰国となるためです。もしセブ旅行も兼ねたい方は「2週間留学」がおすすめです。週末を挟むため、土日を使ってセブ旅行を満喫できます

週末に行ける旅行先をまとめました。

週末に行く定番のセブ旅行(泊まり編)
  • オスロブ(Oslob)でジンベエザメと泳ぐ
  • カワサンの滝(Kawasan)で滝にうたれる
  • モアルボアル(Moalboal)でダイビングを楽しむ
  • マラパスクア島(Malapascua)で海と自然を満喫する
  • バンタヤン島(Bantayan)で海と自然を満喫する
  • カモテス諸島(Camotes)で海と自然を満喫する
週末に行く定番のセブ旅行(日帰り編)
  • マクタン島(Mactan)の高級ホテルをデイユース
  • アイランドホッピングで島を巡る(ヒルトゥガン島・ナルスアン島・パンダノン島)
  • ボホール島(Bohol)でチョコレートヒルズとターシャを見る
  • トップス(Top's)からセブの夜景を眺める
  • オランゴ島(Olango)の自然保護区でバードウォッチング
  • サントニーニョ教会とサンペドロ要塞に訪れる
  • 繁華街コロンストリート(Colon)でローカルな買い物を楽しむ
  • ショッピングモール(アヤラやSM)で買い物を楽しむ
定番のフィリピン旅行(長旅編)
  • フィリピン最後の秘境であるエルニドに訪れる
  • ボラカイ島のホワイトビーチを堪能する

1週間で得られる効果は「少しの慣れ」と「現地経験」

1週間留学で受講できるレッスン量は「約35〜45時間」、2週間で「約75〜95時間」となります。1日7時間以上のレッスンがあるセブ留学は短期集中に向いているものの、それだけで英語をマスターできるわけではありません。体験者からの評判としては、下記のような声が目立ちます。

フルタイム受講でビジネスコースを選択しました。1日の中で2コマが基礎英語、2コマがグループレッスン、4コマがビジネスクラスです。短期間の滞在だったので計5日間の授業でしたが、スムーズに英会話ができるようになったので有意義な時間だったと思っています。

正直すごく伸びたとは思わないが、繰り返し会話をしたことによって言いたいことが前よりもスムーズに英語として口から出るようになった。

1週間という短期間だったので集中してクラスを受けたため、少し聞き取りが慣れた、また話を積極的にできるようになった

1週間という短い期間でしたが、授業や空き時間など、日本人以外にも様々な人とコミュニケーションをとりました。目標に向かって頑張ることがどんなに人を輝かせてくれるのか、再確認することのできた時間でした。

自分が今まで考えたことの無い価値観に触れ、たった1週間の期間でしたが、人としても成長出来たように思います。

1週間、2週間の短期留学で、英語を完ぺきにマスターできたという人はいませんが「英語の慣れ」や「体験としての成長」を求める方には短期留学でも成果が見込めます。

1週間留学に必要な費用は「15〜20万円」

1週間のセブ島留学に必要な費用は「15〜20万円」です。内訳(目安)は下記になります。

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(70,000円)
  • 電気・水道代(1,000円)
  • 教材費(1,000円)
  • SSP費用(15,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(4,000円)
  • 総額:186,000円

フィリピン・セブ島留学では「SSP」と呼ばれる就学許可証を取得します。出発前の申請は不要ですが、どこの学校に入学しても約15,000円がかかります。また「航空券」や「旅行保険」も必須です。

「学費 + 寮費」は、学校、部屋タイプ、コースによっても変動します。上記の例では70,000円となっていますが、格安学校の6人部屋では50,000円を切るところがあったり、高い学校の1人部屋では100,000円を超えることもあります。

予算や希望に応じて、学校を選ぶことが大切です。

2週間留学に必要な費用は「18〜25万円」

2週間のセブ島留学に必要な費用は「18〜25万円」となります。1週間の2倍になるわけではなく、2週間留学の方が割安となります。

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(100,000円)
  • 電気・水道代(2,000円)
  • 教材費(2,000円)
  • SSP費用(15,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(8,000円)
  • 総額:222,000円

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の航空券料金に注意

フィリピン・セブ島留学の学費は「一年中同じ」です。しかし、航空券は渡航時期によって変動します。特に休暇シーズンであるゴールデンウィーク・お盆・年末年始の航空券には注意しましょう。

日本ーセブの往復航空券は「6~8万円」が相場ですが、休暇シーズンは15万円を超えることもあります。早めに航空券準備し「経由便」の検討もおすすめです。

お小遣いは現金で持参し、現地で両替

フィリピン留学の費用には、毎日の食費も含まれています。しかし旅行や外食には「お小遣い」が必要です。

1週間留学では、少しの外食費とお土産代があれば十分です。2週間留学は、週末の計画次第で必要なお小遣いが変わります。旅行を計画する場合は多めにお小遣いを持参しましょう。

また、SSPや電気代の清算は、現地での「フィリピンペソ」払いが一般的です。お小遣いと現地払いに使う費用は「日本円」で持参し、現地で両替しましょう。ほとんど学校では到着後にオリエンテーションがあり、その時に両替の時間が設けられています。万が一に備えて、日本の空港でも「5,000〜10,000円」ほど両替しておくのもおすすめです。

1週間、2週間留学には短期向けの学校がおすすめ

1週間、2週間の留学には「短期プランに強い学校」がおすすめです。短期プランに強いというのは、例えば、フィリピン祝日による休校が少ない学校や、到着後の月曜日からすぐに授業をスタートできる学校です。学校によっては土日レッスンを任意追加できる学校もあります。

短期留学におすすめの学校

その他、短期留学におすすめ学校はたくさんあります。フィリピン、セブ島の語学学校探しは「セブ島留学のおすすめ学校」のページからもお探しいただけます。

次の章では「1ヶ月のフィリピン・セブ島留学」について解説していきます。


1ヶ月のフィリピン・セブ島留学

女性の旅行写真

ここまで短期留学についてご紹介しましたが、フィリピン・セブ島留学は「1ヶ月」がスタンダードです。短期留学と同じく毎週末のスタートが可能となっています。

1ヶ月は最も人気の期間

フィリピン・セブ島留学で最も人気の期間が「1ヶ月」です。セブ島留学センターの対象者610名のアンケートでは下記のような結果が出ています。

留学期間の割合
  • 1週間留学(12.8%)
  • 2週間留学(15.4%)
  • 3週間留学(11.6%)
  • 1ヶ月留学(29.8%)
  • 2ヶ月留学(12.7%)
  • 3ヶ月留学(11.4%)
  • 4ヶ月留学以上(6.3%)

全体の約3割が「1ヶ月留学」を選んでいます。

1ヶ月留学のスケジュール例
  • 1週目
  • 日:セブ到着(入寮)
  • 月:レベルテスト + オリエンテーション
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:お休み
  • 日:お休み
  • 2週目・3週目
  • 月:授業
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:お休み
  • 日:お休み
  • 4週目
  • 月:授業
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:帰国(退寮)

1ヶ月で得られる効果は「簡単な日常会話」

1ヶ月(4週間)留学で受講できるレッスン量は「約130〜200時間」となります。毎日7時間以上のレッスンを受けることになりますが、1ヶ月で完璧に英語をマスターできるわけではありません。しかし「簡単な日常会話」の習得であれば、十分目指すことができます。体験者からの評判としては、下記のような声が目立っています。

良い評判・口コミ

フィリピンから帰国後、私のTOEICのスコアは150点(640→790)上がりました。私がお世話になった学校は、日本人の少ない比較的多国籍な環境。寮のルームメイトはもちろん、グループ授業や食事もすべて外国人の友達と一緒に過ごしていました。この環境はまさに「英語を使う」のに適しており、たとえ一か月でも、留学前と比べて会話のテンポが速くなったと実感しています。

私は授業を受ける前のテストで「レベル3(Beginner)」だったのですが、1ヶ月後の卒業する時には「レベル6(Intermediate)」と、しっかり成長することができました。スラスラ話せるようになるのに、1ヶ月は短いなと感じたので、次はもう少し長い期間フィリピンで留学をしたいなと思います。

悪い評判・口コミ

フィリピン留学の悪い所は、私が行った時期がちょうど日本の大学の春休みシーズン(2月〜3月)だったこともあり、日本人生徒が多かったことです。英語を話す環境に身を置くことを目的の一つとしていただけに、日本語ばかり話す環境は満足とは言えませんでした。その点はフィリピン留学のデメリットと言えるかもしれません。

私の留学の目標は、英語を話せるようになることだったのですが、1ヶ月という短い期間だったため、それは難しいものでした。しかし、どんなに短い期間でも、その後の自分の糧になると思います。

中立的な評判・口コミ

フィリピンの治安が心配でギリギリまで出国を悩んでいるほどでしたが、本当に行って良かったと思います。フィリピン留学の最大のメリットは、自分自身の性格が何倍も明るくなり、度胸がついたことです。私は、英語初心者でセミスパルタ校に行ったのですが、そこは辛かったです。慣れない英語をマンツーマンで5時間会話するのは、思った以上に過酷でした。

フィリピン留学における1番の魅力は、その費用の安さ英語のクオリティにあると思う。彼らの大多数は英語に堪能である。そうでないのは、学校に行けなかった人のみで、基本的に、義務教育を終えた人物はネイティブと同程度の英語力と考えて差し支えない。また、彼らの発音はこの上なく正確で、聞き取りやすい。これは大きなメリットであると同時にデメリットにもなりうる。日本に来る外国人講師と同じくらい発音がクリアなため、訛りが強い英語に対応しきれない可能性があるからだ。

1ヶ月留学は人による「経験の差」が大きく出ます。しかし総じて、学習や経験面ではポジティブな口コミが目立ち、生活や環境面ではネガティブな評判も見受けられます。

フィリピン・セブ島留学のメリット、デメリットをしっかり理解しておくこと、そして希望に近い学校を選べるかどうかが何よりの成功の秘訣です。

1ヶ月留学に必要な費用は「25〜45万円」

1ヶ月のセブ島留学に必要な費用は「25〜45万円」です。内訳(目安)は下記になります。

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(180,000円)
  • 電気・水道代(3,000円)
  • 教材費(2,000円)
  • SSP費用(15,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(15,000円)
  • 総額:310,000円

航空券・SSPにかかる費用は、短期留学と差はありません。しかし滞在期間が長くなることで「旅行保険」の費用が増します。またメインの「学費 + 寮費」は、約13〜30万円の変動幅と、学校や部屋タイプによって大きな差が生まれます。節約を目指す方は、部屋タイプを慎重に検討しましょう。

お小遣い(現金)の目安は、1ヶ月あたり「3〜6万円」

学校以外に必要なお小遣いとして、1ヶ月「3〜6万円」の現金持参が目安となります。この目安は平日は勉強に集中し、週末に外食を少し楽しむ程度を想定しています。平日も外食を重ねたり、旅行を計画する方は余裕を持った現金を準備しましょう。


3ヶ月のフィリピン・セブ島留学

男性と海

2022年以降「3ヶ月」や「半年」が人気に

これまでのセブ留学は「短期」の留学先として人気がありました。セブ島留学センターの2019年(コロナ前)のお客様データにおいても、約7割が1ヶ月以下を選ばれています。

しかし新型コロナウイルスを機転に「3ヶ月」や「半年」で留学を検討する人が増えています。理由としては、テレワークの普及や転職を望む人が増えたということが考えられます。

近年のセブ島は「コンドミニアム」や「リゾートホテル」の大型開発が進んでおり、長期滞在の相性も良いとされています。また学習面を考えても、3ヶ月が一つの目安となっています。

留学は人生で一度きり、海外生活の一から十までを経験したい方は「3ヶ月以上」がおすすめです。

3ヶ月留学のスケジュール例
  • 1週目(入学週)
  • 日:セブ到着(入寮)
  • 月:レベルテスト + オリエンテーション
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:お休み
  • 日:お休み
  • 2週目〜11週目(70日間)
  • 月:授業
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業
  • 土:お休み
  • 日:お休み
  • 12週目(卒業週)
  • 月:授業
  • 火:授業
  • 水:授業
  • 木:授業
  • 金:授業 + 卒業式
  • 土:帰国(退寮)

3ヶ月留学は「社会人」が多い傾向

留学は若年層が多いイメージがありますが、通年で見たフィリピン・セブ留学は「約6割」が23歳以上です。長期留学ではさらに社会人比率が高く、とくに退職後〜次の仕事を決めるまでの間に留学する人が多くなっています。

企業研修として留学に参加している社会人も少なくありません。時期としては、小中高生、大学生のピークシーズンから外れた「4〜6月」「10〜12月」が人気です。

休学中の「大学生」からも一定の人気

3ヶ月留学は休学の大学生ワーホリを控える方からも人気です。2020年度(コロナ禍)には休学する大学生が急増し、長期留学を検討する人も増えました。

また英語圏には「ギャップイヤー」を採用している大学も数多くあります。ギャップイヤーとは、入試〜入学までの期間をあえて長く設定し(秋入学など)その間に大学ではできない経験をすることです。

日本では馴染みのない考え方ですが、留学後の口コミの中には「海外経験が価値観を豊かにしてくれた」という声も少なくありません。

3ヶ月の「親子留学」は小学生になる前

近年のセブ島は「親子留学」も盛んです。その中でも3ヶ月を超える長期留学は、4歳〜5歳(小学生の前)の時期がおすすめと言えます。

一般的な子育てにおいて、2歳頃までは「周囲の助けが必要な時期」のため、留学との相性が良いとは言い切れません。しかし2歳を過ぎる頃から、言葉の真似や発達が見られ、身の回りのことに対しても、自分で挑戦していく時期に入っていきます。

4、5歳になると保育園や幼稚園に入り、子供と一緒に過ごす時間は徐々に少なくなっていきます。小学生にもなると、親子で一緒にいれる時間はさらに少なくなります。

小学生になる前に今一度、子どもと大切な時間を共有し、親子の絆や愛情を育むという点でも海外生活はおすすめです。ただし、セブ島留学は親子に適した学校と、そうでない学校の差が大きいため、慎重な学校選びが求められます。

3ヶ月で得られる効果は「スムーズな日常会話」

3ヶ月(12週間)留学で受講できるレッスン量は「約400〜600時間」です。500時間という学習時間は、週1回の英会話スクール「約12年分」に相当します。

英語初心者の方が、3ヶ月でネイティブ英語まで習得できるわけではありませんが「日常会話の習得」であれば十分に目指せます。またTOEICでは「150〜250点」相当のスコアアップが期待できると言われています。

留学期間と目安の成果
留学期間 英語レベル・目安の成果
1〜2週間 レベル1:限られた単語・表現を用いて、意思を伝えることができる。
3〜4週間(1ヶ月) レベル2:限られた単語・表現を用いて、簡単な日常会話ができる。
5〜8週間(2ヶ月) レベル3:一般的な単語・表現を用いて、日常会話ができる。
9〜12週間(3ヶ月) レベル4:一般的な単語・表現を用いて、スムーズな日常会話ができる。
13〜16週間(4ヶ月) レベル5:専門的な単語・表現を用いて、限定的なビジネス会話、専門会話ができる。
17〜20週間(5ヶ月)  レベル6:専門的な単語・表現を用いて、簡単なビジネス会話、専門会話ができる。
24週間(6ヶ月以上) レベル7:専門的な単語・表現を用いて、ビジネス会話、専門会話ができる。

※上記の目安は高校レベルの英語を修了している「成人」を想定したものです。未就学児〜高校生など、人によってはその成果は異なります。

3ヶ月留学に必要な費用は「55〜100万円」

3ヶ月のセブ島留学に必要な費用は「55〜100万円」です。内訳(目安)は下記になります。

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(540,000円)
  • 電気・水道代(9,000円)
  • 教材費(6,000円)
  • SSP費用(15,000円)
  • 滞在ビザ(18,000円)
  • ACR I-Card(7,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(45,000円)
  • 総額:735,000円

3ヶ月のセブ島留学では、滞在ビザ延長・ACR I-Cardなど、ビザ関連の費用が増加します。また期間が長くなることで、海外旅行保険にかかる費用も大きくなります。

しかしそれ以上に部屋タイプによる差が大きく、1人部屋と6人部屋では「20万以上」の差が出ることも。節約を目指す方は、大人数の部屋タイプ、クレジットカードの付帯保険、格安航空会社の利用を検討しましょう。


「年齢別」で選ぶセブ島留学

小学生、中学生は夏休みの短期ジュニアキャンプがおすすめ

近年のセブ留学で増加傾向にあるのが「小中高生」です。2020年の英語教育改革をきっかけに親御さんの英語意識の変化が出てきるようです。

小学生、中学生のお子様が一人で留学する場合、一般的な語学学校だと制限が大きく、大人に交ざることも簡単ではありません。

そこでおすすめは「夏休みのジュニアキャンプ」です。ジュニアキャンプとはサマースクールのようなもので、主に小学生、中学生を対象とした2〜3週間の夏季イベントです。英語授業に加え、アクティビティも組み込まれています。

一部の学校で毎年主催されており、大きいものではアジア各国から500人が集まるジュニアキャンプもあります。セブ島留学センターでも様々なジュニアキャンプの取り扱いがあるので、詳しくはお問い合わせください。

2週間、3週間の親子留学(夏休み・春休み・冬休み)も人気

お子様だけでなく、親御さんも一緒に留学する「親子留学」も人気です。親御さんも英語を勉強しながら、近くでお子様の生活を見守ることができます。

15歳未満の方がフィリピンへ単身渡航する際にはWEGという特殊なビザ申請が必要となります。しかし親子で渡航するとWEGビザ申請も不要となります。

4歳、5歳のお子様とも親子留学できる

セブ島の親子留学は何歳からが対象なのでしょうか。一般的には「4歳から」と言われています。これは先生たちと一緒の教室でコミュニケーションを取れることを前提としているためです。

親子留学に力を入れている一部の学校では、1歳児、2歳児を対応している学校もあります。しかし1歳児、2歳児が英語レッスンを受けることはありません。専属のベビーシッターさんなどに子守りをお願いし、親御さんがレッスンを受ける、親御さん向けのプランとなります。

セブ島留学センターでは、過去に0歳児の親子留学をお受けしたこともありますが、日本と比べるとお子様の感染リスクも高まります。お子様の教育と健康面を考えた留学という点では、4歳以上になってからの親子留学がおすすめです。

セブ島留学にホームステイはなく、寮やホテル滞在が主流

留学と聞くと「ホームステイ」をイメージする方も少なくありません。実際、欧米のホームステイは人気があります。しかしセブ留学において、ホームステイは一般的ではありません。これは日本水準で受け入れできる家庭の数が少ないためです。

現在のセブ島留学は、キャンパスに併設されている「寮」や「コンドミニアム、外部ホテル」での滞在が主流となっています。

親子留学におすすめの学校

高校生は3週間の夏休み短期留学が人気

近年のセブ留学で最も増えているのが「高校生」の参加です。特に進学受験を控える方が、英語対策のために留学することが多いようです。

高校生になると「単身留学」が主流となります。その中でも特に人気なのが「3週間の夏休み留学」です。大学生より夏休みが短い高校生ですが、余裕を持って留学したい方は「3週間」、できる限り長く留学したい方は、7月下旬からの「4週間」がおすすめです。

高校生の留学では、ホテルやコンドミニアム滞在は一般的ではありません。安全性も考慮し、キャンパスの中に寮が併設されている一体型の学校がおすすめです。

高校生におすすめの学校

大学生は1ヶ月の夏休み、春休み留学が人気

大学生は休み期間が長いため「1ヶ月留学」が主流となります。特に8〜9月の夏休み、2〜3月の春休み留学が人気です。毎年8月はピークシーズンとなるため、早めの準備が大切となります。

また大学生の中には休学を活用したり、大学卒業後に「長期留学」する方も少なくありません。就職活動に向けてTOEICの取得を目指す、2ヶ月、3ヶ月のコースもあります。

セブ留学で英語を身につけた後、ワーキングホリデーに行く方、国際的な活動に挑戦する方など、幅広い選択肢があるのも大学生のメリットと言えます。

大学生におすすめの学校

社会人のワーキングホリデー、3ヶ月以上の長期留学も

前の章では短期留学の多くが「社会人」ということを紹介しました。しかし社会人の「長期留学」も少なくありません。

最も多いパターンが仕事を退職し、次の就労までの間に留学するキャリアアップ留学です。最近では、3ヶ月のセブ留学後に欧米のワーキングホリデーに行く「2カ国留学」も増えています。30代の方はワーキングホリデービザの制限もありますが、学生ビザで就労できる国もあります。

また欧米圏には行かずフィリピン・セブのみの長期留学も人気です。例えば、基礎英語(3ヶ月)+ ビジネス英語(3ヶ月)というようなステップアップ方式でコースを受講できます。

社会人の長期留学におすすめの学校

シニア(60代・70代)、ミドル(50代)の留学も一定の人気

フィリピン・セブ島は、リタイヤメント先としても人気の地域です。コンドミニアムの建設も年々発展を遂げています。シニア留学はリタイヤ前の体験として、セブ島を知りたい方に人気があります。短い方で1ヶ月、長い方で3ヶ月、4ヶ月の留学が主流です。

参加者の中で割合が少ないミドル(40代・50代)の方には「社会人特化の学校」や「少人数の学校」がおすすめです。若い年齢層が気になる方は、夏休みや春休みを避け、落ち着いた時期の留学を検討しましょう。

シニア・ミドルにおすすめの学校

フィリピン・セブ留学で起きている失敗と対策

持ち物のイメージ写真

セブ島留学の失敗レビュー(口コミ評判)

セブ島留学センターの使命は「失敗しないフィリピン・セブ島留学」です。私たちはその使命を果たすために日々改善を重ねています。しかしセブ留学に行かれる方で、依然と失敗している人は少なくないように思います。

そこでセブ島留学センターでは、2019年〜実際に留学された方の失敗レビュー(口コミ)を集めることにしました。この章では留学経験者の「失敗事例」を紹介し、その対策について解説していきます。

セブ島留学で最も多い失敗は「事前の勉強不足」

これまで集まった失敗レビュー(口コミ)の中で、最も多かった回答が「事前の勉強不足」です。

H.Ruka さん(10代・女性)

私は高校を卒業したばかりで、留学するから勉強しなくていいわって思って留学に行って、でも授業とかで文法とかを先生に教えてもらった時に分からなかったので、日本で事前に文法を完璧にしておいたら良かったと思いました。

K.H さん(20代・男性)

学業面においては、準備が不十分だったことが一番の失敗だ。日本で得た知識を、使い慣れる、というのが短期留学の正しいあり方だと実感できた。留学だけで能力を伸ばそうとするならば、長期留学が必要だと思われる。

H.Maki さん(30代・女性)

事前の学習不足!学習に重きを置いていなかったので、まったく準備をせずに英語学習に臨みましたが、久々の勉強はとても楽しく、予復習の時間が足りない!と毎日感じていました。先生と話したいのに単語が出てこない!ともどかしく思うこともしばしばで、事前に勉強してくればもっと授業の時間を有効に使えたなぁと思いました

フィリピン・セブ留学は勉強時間が長いということから、事前予習なしに渡航する方が少なくありません。特に「文法」や「単語」のインプット(日本でも一人で勉強できること)は、あらかじめ日本でやっておくことが大切です。

短期留学の失敗は「友達を作ろうとしなかったこと」

A.HIDETAKA さん(20代・男性)

友達を作ればよかった。留学に来て日本人の友達を作るのは勿体無いと思い、友達を作らなかったが、友達を作っていればもっと楽しい留学生活になった気がする。

K.NAGISA さん(20代・女性)

自分から留学先で出会ういろいろな人種の人に話しかけに行かなければ、コミュニケーションは取れないので友達ができない。

留学で得れるものは英語力だけではなく、現地で出会う「人」という声は非常に多いです。短期留学は時間の関係上、勉強だけに集中しがちですが、積極的に人に話しかけてみる姿勢も大切にしてみましょう。

英語は「コミュニケーションのためのツール」と考えると、人とコミュニケーションを取ろうとする姿勢を身に付けることはさらに大切かもしれません。

またコミュニケーションという点では、下記のような口コミも目立ちました。

K.YOSHITAKA さん(20代・男性)

友達の誘いを断れずにご飯を食べに行き、復習に時間を十分に取れなかった。留学での友人も大切だが、遊びと勉強のバランスは注意しないといけない

人とのコミュニケーションを優先しすぎて、逆に自分の勉強時間を失ってしまったという事例です。学習と人付き合いのバランスをしっかり取ることが大切だと言えます。

Y.YUKIさん(10代・男性)

日本のことを知らなすぎて、せっかく英語で日本について色々と聞かれたのに、答えられなかったこと。

異なる国籍の人と話す機会があることも留学の醍醐味。その中で「あなたの国ではどうなの?」と聞かれるシーンはとても多いです。英語力とは別に「自分自身のこと」や「自分の国のこと」を話せるようにしておくと、他国の方とも円滑なコミュニケーションを取れるようになります。

生活面での失敗は「体調管理」

H.MANA さん(20代・女性)

教室も冷房の効きすぎる部屋ととても暑い部屋があり、体調管理を気をつけなければならない。

N.KAI さん(20代・男性)

最初の週は風邪をひいてしまい声が出ない状況であまり授業に集中が出来ませんでした。暑い外とクーラーの効いた涼しい教室内の行ったり来たりが体によくなかったのだと思います。

フィリピンと日本では生活環境が異なります。特にレビュー内で目立っているのは「寒暖差」です。フィリピンは常夏の国ですが、建物や飛行機の中は冷房が効き過ぎていることもあります。また食生活も変化するため、最初の週に体調を崩してしまう方が少なくありません。

寒暖差に備えて羽織りものを持参することや風邪を引いてしまった時のために、飲み慣れている風邪薬を持参しましょう。

移動面での失敗は「タクシー利用」

Y.RYOTA さん(10代・男性)

タクシーでメーターがおかしい車に乗ってしまった。異常にメーターが上がるのが早くて、普通に比べてかなりタクシー代が高くなったことが数回あった。

N.RINA さん(40代・女性)

タクシーを利用した際、メーター表示を確認せずに乗った、最終的には片言の英語ながら交渉をしたり、搭乗をやめた。

セブ島生活の主な移動手段は「タクシー」となります。フィリピンのタクシーは日本と異なり、完全メーター制ではありません。例えば目的地が郊外の場合、追加料金を請求されることもあります。

しかし近年のフィリピンでは、タクシー配車アプリである「Grab(グラブ)」が新しい交通プラットフォームになりつつあります。明朗な乗車料金でドライバーに対する評価があるため、信頼性が高いと言われています。Grab(グラブ)の利用により、年々タクシーでの失敗は少なくなってきています。


セブ島留学の「手続き」

手続きのイメージ写真

まずは「資料請求」や「見積もり」で情報収集

フィリピン・セブ島留学は「学校選び」がすべてと言っても過言ではありません。理想の学校を選ぶためにコース、部屋、費用などを比較することになりますが、そこで役立つのが資料請求や見積書です。

留学業界には、主に「エージェント(代理店)発行の資料」と「学校発行の資料」があります。エージェントの資料は幅広い情報が網羅されています。一方、学校の資料には詳しい情報が書かれています。

選択肢を広げるためのエージェント資料、より詳細を知るための学校資料という使い分けがおすすめです。

そして、希望校が決まってきた段階で「見積もり」を依頼してみましょう。見積書は無料で取ることができるので、気になる学校が見つかったら費用を確認してみるのがおすすめです。

予約手続き(申し込み)はウェブ登録が基本

今でも一部、紙の申込書を利用しているエージェントがありますが、近年はウェブ登録に切り替わってきています。セブ島留学センターでは「お申し込み」というページがあり、ここから学校をご予約いただく流れとなります。

予約手続きは「3ヶ月以上前」がおすすめ

最も人気の語学学校では、半年先の予約が埋まっていることも珍しくありません。特にセブ留学の繁忙期(ピークシーズン)である、2月〜3月、7月〜8月はどこの学校も満室になります。

また、数が少ない「1人部屋」や「親子留学」はさらに予約が取りづらい傾向にあります。早い方で6ヶ月以上前、通常でも3ヶ月前の手続きがおすすめです。

一方、フィリピン・セブ留学は事前のビザ申請がいらないため、学校に空きさえあれば「来週から」でも出発できます。直前でも諦めず、空室を確認してみましょう。

キャンセルポリシーは学校やエージェントによって異なる

セブ留学のキャンセルポリシーは、学校やエージェントによって異なります。厳しい規約を設けているところもあれば、優しい規約になっているエージェントもあります。また多くの場合、出発前と出発後では規定が異なり、出発前のキャンセルも「何日前」かで返金率が変わるのが一般的です。

セブ島留学センターのキャンセルポリシーは、1ヶ月前の内容変更は無料、キャンセル金も2万円のみとなり、業界でも柔軟な規約を設けています。

過去データのキャンセル率は「2〜3%」と、100人中、2〜3名は何らかの事情で留学をキャンセルする方がいます。学校やエージェントにかかわらず、申込前にキャンセルポリシーを確認しておきましょう。

相談・質問は「セブ島留学センター」まで

セブ島留学センターは「フィリピン・セブ島留学」を専門とする留学エージェントです。2012年に京都からスタートし、2018年に東京(代々木)に移転しました。

現在は6名の専門コンサルタントがお客様のご相談を承っており、手数料は完全無料です。2022年度には「1,500名」を超えるお客様にご利用いただきました。


セブ島留学の「準備」

パスポートのイメージ写真

セブ留学に必要なビザは3種類(SSP・ACR I-Card・滞在ビザ)

セブ留学の必要なビザには「SSP」「ACR I-Card」「滞在ビザ」があります。

SSP

SSP(Special Study Permit)はフィリピンに留学する人に取得義務がある「就学許可証」です。たとえ短期留学であっても、SSPなしで授業を受けることは違法行為となります。申請費用は6,500〜7,000ペソ(約15,000円〜19,000円)が相場です。

ACR I-Card

「ACR I-Card」とは、フィリピンに59日以上滞在する外国人に取得義務がある「外国人登録証」です。留学・観光をとわず、滞在期間を超える外国人に取得する義務があります。申請費用は3,500ペソ(約8,000円〜9,500円)が相場です。

滞在ビザ

フィリピンは入国後30日まで滞在ビザが不要です。しかし滞在期間が31日を超える方は「滞在ビザの更新手続き」が必要になります。基本的には1ヶ月毎に更新(延長)をすることになり、1回目(5〜8週間滞在)の費用は4,140ペソ(約8,700円)、2回目(9〜12週間滞在)は5,140ペソ(11,360円)、3回目(13〜16週間滞在)は3,440ペソ(7,220円)となります。

滞在期間別に必要なビザをまとめると、下記のようになります。

  • 1〜3週間留学:SSP
  • 1ヶ月留学:SSP
  • 2ヶ月留学:SSP + 滞在ビザ更新
  • 3〜6ヶ月留学:SSP + 滞在ビザ更新 + ACR I-Card

長期留学のみ「ECC」と「CRTV」もある

6ヶ月を超える長期留学では、ECC(Emigration Clearance Certificate)と呼ばれる出国証明書、CRTV(Certificate of Residence for temporary Visiter)と呼ばれる一時滞在居住書が必要です。該当者は多くはありませんが、セブ島留学センターでは、長期滞在のビザもしっかりサポートしています。

コロナ禍での入国準備

コロナ禍の入国準備については、以下の記事で最新情報をアップデートしています。

セブ留学に必要な保険は「旅行保険」

留学は旅行と同じく「旅行保険」を準備します。保険会社によっては「留学保険」と呼ぶ場合もありますが、基本的な補償は旅行保険と同じです。

例えば、以下のような状況で補償を受けることができます。

  • 留学中に体調を崩した時の治療費
  • 入院が長引き、家族に現地に来てもらった時の救援費
  • 寮で盗難に遭った場合の損害費
  • 航空機の遅延によって発生した追加出費

契約プランによって補償内容、保険料は異なりますが、1ヶ月あたり「15,000円〜25,000円」が相場と言えます。

また一部、クレジットカードの付帯保険を検討する人もいます。

クレジットカードの付帯保険は「利用付帯」と「自動付帯」

クレジットカードに付いている旅行保険には、カード決済を使用した場合に適用となる「利用付帯」と、カードを持っているだけで適用される「自動付帯」があります。

留学生に人気のクレジットカードは、ファッションビルで有名な丸井(OIOI)グループが展開する「エポスカード」です。年会費が無料にもかかわらず、自動付帯の保険が付いている数少ないクレジットカードとなっています(執筆時点)。

ただしクレジットカードの付帯保険は、一般の旅行保険よりも補償額が低くなっています。付帯保険を検討する場合は、事前に補償内容を確認しておきましょう。

1年を超える長期留学では「国民健康保険」を止めることができる

長期留学の方は「海外転出届け」を出すことができます。海外転出届けとは海外に1年以上滞在する際、出発前に市役所に提出する書類のことです。

転出届けを出さない場合、日本にいるのと同様「国民健康保険」「国民年金」の加入を続けることになります。一方、転出届けを出した場合、以下のように状況が変わります。

  • (1)住民票:海外に転出したことになる
  • (2)国民健康保険:保険料の納付が不要になる。しかし出発前の日本で病院にかかった場合は自費負担。
  • (3)住民税:1月1日時点の住所が海外の場合、課税対象から外れる。前年分の支払い請求が後から来るので貯金しておくことをおすすめ。
  • (4)国民年金:支払い義務がなくなる。しかし任意で払い続けることができる。支払わない期間分、将来の年金受給額が減少する可能性がある。

短期留学が主流のフィリピン・セブ留学では、海外転出届けを出す人は多くありません。フィリピン留学後にワーキングホリデーや他国に留学する方で、合計の滞在期間が1年を超える方は住民票がある市区町村に相談してみましょう。

航空券は「フィリピン航空」と「セブパシフィック航空」が人気

フィリピン・セブ留学で最も利用されている航空会社は「フィリピン航空」と「セブパシフィック航空」です。

フィリピン航空は、日本のJAL、ANAのようなフルサービスキャリア。セブパシフィック航空はジェットスター、ピーチのようなローコストキャリア(LCC)です。

日本からセブ島への直行便
成田発 関西発 中部発
フィリピン航空 PR433 PR409(2024年7月以降) ×
セブパシフィック 5J5063 × ×
エアアジア Z29181 × ×
日本からマニラへの直行便
成田発 関西 中部 羽田 福岡
フィリピン航空 PR427
PR431
PR407
PR411
PR437 PR421
PR423
PR425
セブパシフィック 5J5055
5J5057
5J827 5J5039 × 5J923
日本航空 JL745 × × JL77 ×
全日本空輸 NH819
NH5335
NH5337
NH5329 NH5325 NH869
NH5331
NH5333
NH5327

地方への留学や費用を抑えたい方は「経由便」を検討する人もいます。フィリピン地方都市への主な経由地は「マニラ」、セブ行きの主な経由地は「マニラ」「韓国」「台湾」などです。

フィリピン留学で利用される「6つの空港」

フィリピン留学にはいくつかの地域がありますが、最寄りの空港がどこか迷ってしまう人は少なくありません。

フィリピンで最も大きい空港が「マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)」、二番目に大きい空港が「セブ・マクタン空港」です。地域別の最寄り空港は以下のようになります。

  • セブ島留学:セブ空港
  • バギオ留学:マニラ空港(車で約5時間)またはクラーク空港(車で約3時間)
  • クラーク留学:クラーク空港
  • バコロド空港:バコロドシライ空港
  • イロイロ留学:イロイロ空港
  • マニラ留学:マニラ空港
  • ターラック留学:マニラ空港(車で約3時間)またはクラーク空港(車で約1時間)
  • スービック留学:マニラ空港(車で約4時間)またはクラーク空港(車で約2時間)
  • ドゥマゲテ留学:シブラン空港

一部の地域で「マニラ」と「クラーク」の2つの選択肢がありますが、マニラ空港は「就航している航空会社が多い」、クラーク空港は小さいため「分かりやすい」というのがメリットです。

フィリピン留学でおすすめの「捨てチケット」

フィリピン入国時には「30日以内にフィリピンを出国する航空券」の提示が推奨されています。日本からフィリピンへの「片道航空券」だけでは入国できません。

そこでよく利用される方法が「捨てチケット」です。捨てチケットとは「チケットを捨てる」、つまり入国のためだけに、元々乗る予定のない航空券を取る方法です。

フィリピン留学でよく利用されている捨てチケットは「マニラ → コタキナバル」や「マニラ → シンガポール」の航空券で、最安値というのが理由のようです。


セブ島留学の「持ち物」

持ち物のイメージ写真

セブ留学の必需品は「パスポート」と「航空券」

様々な準備が必要な留学ですが、忘れてはいけない持ち物は「パスポート」と「航空券」です。

パスポートは、残存有効期間が6ヶ月以上があるものが必要です。

また航空券がeチケットの場合、控えを印刷しておくのがおすすめです。航空券の登録氏名は、パスポート記載のローマ字とスペルが合っている必要があるので、これからパスポートを申請する人は注意が必要です。

フィリピン留学の服装は半袖が基本(羽織ものは必須)

常夏フィリピンでの服装は時期をとわず「半袖」が基本です。しかし、よくあるのが飛行機や建物内の冷房の効き過ぎです。

また留学する地域や気候によっても涼しいことがあるので、羽織ものは必須と言えます。特にバギオの夜は寒いことがあり、バギオ留学の方は「長袖」が基本となります。

女子におすすめの持ち物

社内の女性の留学カウンセラーたちに「おすすめの持ち物」を聞いてみました。

  • メイク道具
  • 化粧品
  • カミソリ
  • 生理用品
  • ワンピース
  • ショートパンツ
メイク道具・化粧品

メイク道具を現地購入する人は少なく、使い慣れているメイク道具の日本から持参するのがおすすめということでした。化粧品も日本からの持込みがおすすめで、特に基礎化粧品はフィリピン内のショッピングモールで扱っている店は多くありません。

生理用品

生理用品については、現地購入で大丈夫と声と、使い慣れているものを持参という声に分かれました。フィリピンでも海外製であれば購入でき、とくに韓国製は比較的、品質が日本と近いという声もありました。鎮痛剤などの薬は、満場一致で持参がおすすめです。

ワンピース・ショートパンツ

ショートパンツは、悪路やバスルームなど地面が汚れている場所でも使いやすく、部屋着に利用するという声も多いです。しかし一部の学校、高級レストランでは、極端に肌の露出が多いものはNGな時があります。事前にドレスコードを確認しておきましょう。

「ヒール」や「アクセサリー」はあまりいらない

フィリピンの道路は舗装状態が良くないことから、ヒールが高い靴は不便という声があります。一方、海に行くための「ビーチサンダル」や運動をするための「スニーカー」は重宝します。

アクセサリー類も盗難に遭ってしまうリスクがあります。目立ちやすい物、高価なものを身に付けることはあまりおすすめとは言えません。

フィリピン留学中の化粧は「ナチュラルメイク」がおすすめ

常夏フィリピンは気温が高く、強い日差しが差し込みます。留学は朝早くから授業がスタートすることもあり、薄めのナチュラルメイクの方が楽という声もあります。

語学学校に来る人は年齢、国籍もばらばらです。ノーメイクの人もいれば、しっかり化粧をしている人もいます。必要以上に気を遣わず、自分をさらけ出す方が、相手と親密になれるかもしれません。

また化粧品を日本から持ち込む際は、手荷物制限にも注意しておきましょう。機内に持ち込める液体物には制限(100mlを超えない容器で横縦20㎝以下の透明プラスチック製袋に入れる)があるので、スーツケースに入れておくのが基本となります。