【2023年6月】フィリピン・セブ島の観光入国、隔離措置

フィリピン・セブ島留学の最新情報

2023年6月2日時点の「フィリピン・セブ島」の観光入国の可否、隔離措置についてご紹介しています。

この記事で分かること

  • フィリピン観光入国の可否
  • ワクチン接種の条件・隔離措置の有無

フィリピンには入国できる?

2022年2月10日〜、ビザ免除対象国(日本含む)のフィリピン入国が許可されました。

これにより約1年11ヶ月ぶりに、観光や留学目的での入国が可能になりました。

また合わせて「既存発行済の有効なビザを持つ日本人」の入国も認められています。ここでは、無査証滞在(観光入国)についての詳細をご紹介します。

入国条件の変更履歴

2022年5月30日付

  • ・3回目のワクチン接種完了者は、日本出国前のRT-PCR/Antigen検査が不要
  • ・海外旅行保険の加入必須が廃止

2022年10月18日付

  • ワクチン未接種の外国人も、到着後の隔離施設で検疫を受けることにより入国可に

2022年11月2日付

  • ワクチン未接種の外国人も、陰性証明書の提示で入国可

2022年12月1日付

  • 出発前に提出が必要な「eARRIVAL CARD」から「eTravel」にシステム変更

2023年3月31日付

  • eTravel(イートラベル)の登録が、フィリピン入国時と出国時、どちらも必要に(在フィリピン日本国大使館 令和5年4月14日付)

2023年5月1日付

  • フィリピン出国時のeTravel(イートラベル)の登録は、フィリピン国民のみが対象という情報あり(未登録での出国も複数確認済み)

観光入国の共通条件(2023年6月2日時点)

  • パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上
  • 30日以内にフィリピンを出国する航空券を所持

上記は、日本国籍で観光目的(無査証滞在)の方が共通です。加えて、実際の渡航には「eTravel」の提出も必要になります。

観光入国の追加条件

単身渡航

年齢 ワクチン接種回数 ワクチン接種証明書 抗原検査 入国後隔離
15歳以上未接種なし必要不要
15歳以上1回不要必要不要
15歳以上2回必要不要不要
15歳以上3回以上必要不要不要
15歳未満未接種なし必要不要
15歳未満1回不要必要不要
15歳未満2回必要不要不要
15歳未満3回以上必要不要不要
  • ・抗原検査とは(出発国の出発日時から遡って)24時間以内に受けた抗原検査の陰性結果を示します。
  • ・入国時に陰性証明書を未提出の場合、フィリピン到着後の医療施設等による抗原検査実施も可(※非推薦)
  • ・1回で完全接種と認められる種類のワクチンの場合、記載回数は異なります。

上記を満たす日本人は、観光目的による無査証で入国ができます。

既存の有効ビザを所有する入国は、条件が異なる場合がありますので、詳しくは大使館の情報をご確認ください。

18歳未満の単身渡航について

18歳未満の単身渡航については、別途書類の準備が必要です。詳しくは以下の記事をご参照ください。

フィリピン食品医薬品局(FDA)が許可しているワクチンの種類は?

  • ファイザー
  • モデルナ
  • アストラゼネカ
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン
  • スプートニクV
  • シノバック
  • シノファーム
  • バーラト・バイオテック(コヴァクシン)
  • ノババックス

許可されているワクチン接種証明書の形式は?

  • ・世界保健機関(WHO)が発行した国際ワクチン接種証明書(ICV)
  • ・VaxCertPH
  • ・外国政府の国または州の紙面/デジタルの接種証明書
  • ・その他のワクチン接種証明書

2021年11月11日、フィリピン政府は、日本を含む9か国で発行した新型コロナ・ワクチン接種証明書を承認したことを、正式に発表しました。

日本帰国時の水際対策について

コロナ禍の観光や留学では、日本帰国後の隔離措置(水際対策)についても知っておく必要があります。

2023年4月28日、日本政府は新型コロナウイルス感染症に関する今後の水際措置の詳細を公表しました。

2023年4月29日午前0時以降、全ての入国者に対して「出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書」及び「ワクチンの接種証明書(3回)」のいずれも提出を求めません

ということで、日本帰国時の陰性証明書、ワクチン接種証明書は「不要」となりました。

最新の水際対策については「外務省海外安全ホームページ」からご確認いただけます。

フィリピンの隔離措置、ロックダウン等について

その他、フィリピン側のコミュニティ隔離措置、外出制限等の最新情報ついては、信頼性が高い「在フィリピン日本国大使館」で確認するのがおすすめです。

またフィリピン観光省でも今後のフィリピン渡航に向けた安全対策や施設の対応がまとめられています。

フィリピン・セブ島留学について
この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約5,000名の留学生のお手伝いをさせていただきました。