フィリピン留学・セブ島留学の費用【全期間まとめ】

フィリピン・セブ留学の費用まとめ(期間別)

フィリピン留学・セブ島留学の「費用」はいくら?

1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、半年、1年にかかる費用を「期間別」で紹介しています。

この記事で分かること

  • フィリピン留学の費用目安
  • 費用を抑える方法
  • 格安学校はどこか?
(2023年10月20日更新)

フィリピン留学の費用一覧

留学期間費用目安(全額)
1週間15〜25万円
2週間20〜30万円
3週間23〜38万円
1ヶ月25〜45万円
2ヶ月45〜80万円
3ヶ月55〜100万円
4ヶ月70〜130万円
5ヶ月90〜160万円
半年100〜200万円
一年間200〜400万円

上記の費用目安は「航空券」や「旅行保険」も含まれた試算です。授業料は学校、部屋タイプによっても変動します。

1週間のフィリピン短期留学にかかる費用

1週間留学の費用例

1週間留学は「ゴールデンウィーク」や「お盆」「年末年始」を利用した社会人の方に人気。フィリピンの祝日は授業が休みになることがあるので、短期留学プランを持っている学校がおすすめです。

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(80,000円)
  • SSP(16,000円)
  • 光熱費・管理費(6,000円)
  • 教材費(3,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(3,000円)
  • 生活費(10,000円)
  • 総額:213,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 80,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 16,000円
光熱費・管理費 6,000円
教材費 3,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 3,000円
生活費 10,000円
合計:213,000円

1週間留学の節約方法

1週間の短期留学では、割引キャンペーンが実施されることがありません。ハイシーズンには早めの準備で航空券費用を抑えることが一番のポイントです。

2週間のフィリピン短期留学にかかる費用

2週間留学の費用例

2〜3週間は、日程が限られている夏休み・春休みの大学生、高校生、親子留学に人気です。1週間とは違い週末を挟むことになるので、現地経験の幅が広がります。

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(135,000円)
  • SSP(16,000円)
  • 光熱費・管理費(6,000円)
  • 教材費(3,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(8,000円)
  • 生活費(20,000円)
  • 総額:283,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 135,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 16,000円
光熱費・管理費 6,000円
教材費 3,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 8,000円
生活費 20,000円
合計:283,000円

2週間留学の節約方法

2〜3週間の留学は、割引キャンペーンが期待できません。学費ではなく、航空券、旅行保険で節約を試みましょう。自由な週末が1回あるので、旅行ツアーへの参加も可能です。

授業をみっちり受けたい場合は、月曜日から授業を開始できる学校がおすすめ。

1ヶ月のフィリピン留学にかかる費用

1ヶ月のフィリピン留学は、夏休み・春休み留学で最も人気の期間です。30日以下の滞在のため、滞在ビザの延長申請も不要、留学準備も簡単です。ワーホリ前の留学としても人気があります。

1ヶ月留学の費用例

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(215,000円)
  • SSP(16,000円)
  • 光熱費・管理費(6,000円)
  • 教材費(3,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(15,000円)
  • 生活費(40,000円)
  • 総額:390,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 215,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 16,000円
光熱費・管理費 6,000円
教材費 3,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 15,000円
生活費 40,000円
合計:390,000円

1ヶ月留学の節約方法

1ヶ月留学では「学費」と「航空券」にかかる費用が大半を占めています。節約したい方は、大人数部屋を検討しましょう。乗継ぎ便を検討することで、格安航空券が見つかることがあります。クレジットカードの付帯保険を利用することで、保険料を抑えることもできます。

1ヶ月留学の効果目安

英語初心者の方にとって、1ヶ月留学の成果目安は「簡単な日常会話ができるようになる」ことです。TOEIC(L&R)では「50〜100」のスコアアップが目標となります。

1ヶ月留学におすすめの地域

1ヶ月留学におすすめの地域は「セブ島」「バギオ」「クラーク」です。フィリピン留学に行く約8割がセブ島を選んでいます。バギオは、セブに次いで人気の地域です。老舗のスパルタ学校が多く、しっかり勉強したい方におすすめです。

1ヶ月留学のおすすめ学校

1ヶ月留学の体験談(評判)

HAMADA NANAMI さんの留学体験談

HAMADA NANAMI さんの留学体験談

フィリピンから帰国後、私のTOEICのスコアは150点(640→790)上がりました。私がお世話になった学校は、日本人の少ない比較的多国籍な環境。寮のルームメイトはもちろん、グループ授業や食事もすべて外国人の友達と一緒に過ごしていました。この環境はまさに「英語を使う」のに適しており、たとえ一か月でも、留学前と比べて会話のテンポが速くなったと実感しています。

KOCHI HIJIRIさんの留学体験談(フィリピン留学のメリットとデメリット)

KOCHI HIJIRI さんの留学体験談

フィリピン留学における1番の魅力は、その費用の安さ英語のクオリティにあると思う。留学を終えて思うのは、フィリピン留学を成功させようと思うなら、日本で学べることを学び尽くしてから行くべきだということだ。現地では、新しい知識を得ることより、それらを使い慣れ、応用することに重きをおくべきだ。

2ヶ月のフィリピン留学にかかる費用

2ヶ月のフィリピン留学は、ワーホリ準備、キャリアアップを目指す社会人、休学留学、シニア、未就学児の親子など、幅広い層の方々から人気です。

2ヶ月留学の費用例

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(425,000円)
  • SSP(16,000円)
  • 滞在ビザ(11,000円)
  • 光熱費・管理費(17,000円)
  • 教材費(6,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(30,000円)
  • 生活費(80,000円)
  • 総額:680,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 425,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 16,000円
滞在ビザ 11,000円
光熱費・管理費 17,000円
教材費 6,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 30,000円
生活費 80,000円
合計:680,000円

2ヶ月留学の節約方法

2ヶ月のフィリピン留学を40万円台で済ませることができたら、かなりのやりくり上手。40万円台を目指したい方は、娯楽費を抑えることはもちろん、複数人部屋LCC(格安航空会社)を検討しましょう。

2ヶ月留学のおすすめ学校

3ヶ月のフィリピン留学にかかる費用

3ヶ月のフィリピン留学は、転職前の社会人、ワーホリを控える方、休学留学、シニア留学などにおすすめ。TOEIC、IELTSの資格対策コースは、3ヶ月でカリキュラムが組まれていることも多く、長過ぎず、短くもない理想の期間と言えます。

3ヶ月留学の費用例

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(575,000円)
  • SSP(16,000円)
  • 滞在ビザ(22,000円)
  • ACR I-Card(9,000円)
  • 光熱費・管理費(23,000円)
  • 教材費(10,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(50,000円)
  • 生活費(120,000円)
  • 総額:920,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 575,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 16,000円
滞在ビザ 22,000円
ACR I-Card 9,000円
光熱費・管理費 23,000円
教材費 10,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 50,000円
生活費 120,000円
合計:920,000円

3ヶ月留学の節約方法

3ヶ月のフィリピン留学では「ビザ延長」や「ACR I-Card」など、ビザ関連の費用が上がります。期間が長くなることで、見積書では見えない「生活費」も増す傾向に。

娯楽費をいかに抑えるかもポイントです。1ヶ月とは異なり習慣が身についてしまう留学期間なので、意識的な節約に努めましょう。

3ヶ月留学の効果目安

英語初心者にとって、3ヶ月留学の成果目安は「スムーズな日常会話ができるようになる」ことです。TOEIC(L&R)では「100〜250」のスコアアップが目標となります。

3ヶ月留学のおすすめ学校

3ヶ月留学の体験談(評判)

F. YUKIKO さんの留学体験談

F. YUKIKO さんの留学体験談

WiFiは日によって不安定ですし、綺麗好きな方にはしんどいこともたくさんあるでしょう。でもそれはどの国にもあるマイナス点ですよね。日本は綺麗だけど満員電車が悲惨だというような感じ。初めは机に向かって勉強に明け暮れる日々かと思っていましたが、蓋を開けたらそんなことはありません。全てが勉強ですし、机に向かってしんどい思いをすることばかりでもありません。全てが最高の経験だったと言い切れます。不便やマイナス点もポジティブに考える力があれば、最高の留学になると思います!

N. SHIRAWACHI さんの留学体験談

N. SHIRAWACHI さんの留学体験談

今回のフィリピン留学は、今までで一番勉強したんじゃないかと思うぐらい英語に向き合うことができました。8時間の授業に続き、スパルタコースを選び、3時間の自習にオプションクラスと本当に毎日英語漬けでした。フィリピンの学校には韓国人やベトナム人、台湾人や中国人など、国や文化の違う人がいて、語学だけではなく文化を学ぶことができました。

4ヶ月のフィリピン留学にかかる費用

4ヶ月留学は、長期で留学したいけど予算、スケジュールに限りがある方におすすめです。例えば、基礎英語コース(2ヶ月) + TOEICコース(2ヶ月)というような受講方法もあります。

4ヶ月留学の費用例

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(725,000円)
  • SSP(16,000円)
  • 滞在ビザ(32,000円)
  • ACR I-Card(9,000円)
  • 光熱費・管理費(38,000円)
  • 教材費(15,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(70,000円)
  • 生活費(150,000円)
  • 総額:1,150,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 725,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 16,000円
滞在ビザ 32,000円
ACR I-Card 9,000円
光熱費・管理費 38,000円
教材費 15,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 70,000円
生活費 150,000円
合計:1,150,000円

5ヶ月のフィリピン留学にかかる費用

5ヶ月という期間は、予算内で長く留学したい方におすすめ。留学期間は「1週間単位」で調整できるため、18週間、22週間というような選び方も可能です。

5ヶ月留学の費用例

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(900,000円)
  • SSP(16,000円)
  • 滞在ビザ(42,000円)
  • ACR I-Card(9,000円)
  • 光熱費・管理費(48,000円)
  • 教材費(20,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(90,000円)
  • 生活費(200,000円)
  • 総額:1,420,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 900,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 16,000円
滞在ビザ 42,000円
ACR I-Card 9,000円
光熱費・管理費 48,000円
教材費 20,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 90,000円
生活費 200,000円
合計:1,420,000円

6ヶ月(半年)のフィリピン長期留学にかかる費用

半年のフィリピン留学は、基礎英語だけでなくプラスの成果を得たい方に人気です。スピーキングに加え、TOEIC、IELTSのスコアアップを目指す方、インターンシップ経験を積みたい方、海外進学、海外就職を目指す方におすすめです。

6ヶ月留学の費用例

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(1,200,000円)
  • SSP(16,000円)
  • 滞在ビザ(52,000円)
  • ACR I-Card(9,000円)
  • 光熱費・管理費(58,000円)
  • 教材費(20,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(110,000円)
  • 生活費(240,000円)
  • 総額:1,800,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 1,200,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 16,000円
滞在ビザ 52,000円
ACR I-Card 9,000円
光熱費・管理費 58,000円
教材費 20,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 110,000円
生活費 240,000円
合計:1,800,000円

6ヶ月(半年)留学の節約方法

半年のフィリピン留学は、ビザ関連の費用が高くなります。また意外な盲点が海外旅行保険です。滞在期間が長い分、補償内容も充実したプランを選びたいところ。

長期割引を上手く利用し、負担増をカバーしましょう。寮によって10万円以上の違いが出ることもあるので、部屋タイプも慎重に選びましょう。

6ヶ月(半年)留学の効果目安

英語初心者にとって、6ヶ月留学の成果目安は「日常会話に加え、より専門的な会話ができるようになる」ことです。TOEIC(L&R)では「250〜500」のスコアアップが目標となります。

6ヶ月(半年)留学のおすすめ学校

半年留学の体験談(評判)

MIYATA AYUMI さんの留学体験談

MIYATA AYUMI さんの留学体験談

最初の英語のレベルはTOEICで380点、正直全然分からず、勘で取れた点数です。会話力はほぼゼロ、相手の言っていることはゆっくり言って貰えばなんとなく分かりますが、自分の言いたいことは言えない感じでした。6ヶ月間の留学で2ヶ月をESL(基礎英語)、4ヶ月TOEICの勉強をしました。結果から言うとTOEICは400点アップ、日常会話ならなんとかついて行けるレベルに成長しました。

1年のフィリピン長期留学にかかる費用

1年間のフィリピン留学に行く方は僅かです。将来的な海外永住やフィリピン・セブ島へ移住を考える方が検討されます。初めてフィリピンに訪れる方は、3ヶ月〜6ヶ月留学で様子を見る方法もおすすめです。

1年留学の費用例

  • 入学金(15,000円)
  • 学費 + 寮費(2,200,000円)
  • SSP(32,000円)
  • 滞在ビザ(114,000円)
  • ACR I-Card(9,000円)
  • 光熱費・管理費(100,000円)
  • 教材費(30,000円)
  • 航空券(80,000円)
  • 海外旅行保険(220,000円)
  • 生活費(500,000円)
  • 総額:3,300,000円
日本払い
入学金 15,000円
学費・寮費 2,200,000円
現地(フィリピン)払い
SSP 32,000円
滞在ビザ 114,000円
ACR I-Card 9,000円
光熱費・管理費 100,000円
教材費 30,000円
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円
海外旅行保険 220,000円
生活費 500,000円
合計:3,300,000円

1年滞在の節約方法

1年間のフィリピン滞在は、旅行保険、滞在ビザにかかる費用も大きくなります。長期割引を利用し、負担を上手にカバーしましょう。

学費に注意を払うことも大切です。学校や部屋タイプにより、1ヶ月20,000円しか変わらない学費も、1年間となれば「240,000円」もの違いになります。

現地で働くことを視野に入れる場合、就労ビザ(9G)が必要となります。就労先の企業の協力はもちろん、2〜3ヶ月の期間が必要となりますので、事前に計画しておきましょう。

留学費用は何によって変わる?

留学費用が変わる理由は部屋・コース・期間

さて、ここまで「留学期間」を中心にフィリピン留学の費用を見てきました。しかし期間以外にも費用が変化するポイントがあります。ここからは様々な条件によって変化する費用について見ていきましょう。

部屋タイプによって変わる学費

留学費用に最も影響してくるのが部屋タイプです。特に留学期間が長いほど、その差も大きくなります。例えば、平均的な語学学校の1人部屋と6人部屋では、1ヶ月あたり9〜11万円の差が出てきます。1ヶ月では9〜11万の違いも、3ヶ月留学となれば、27~33万の差となります。

よくある失敗例としては、希望の部屋タイプに空室がなく、他の部屋になってしまうケースです。特にハイシーズンの人気校は「4〜6ヶ月前」に空室が埋まってしまうことも珍しくありません。余裕を持った留学準備で理想のお部屋を確保しましょう。

コースによって変わる学費

受講コースも費用が変動するポイントです。多くの学校では、一般英語(ESL)コースが最も安く、テスト対策やビジネスコースは学費が上がります。留学目的をしっかり考え、本当に必要なカリキュラムを検討することで、無駄のない留学を実現しましょう。

学校規則で変化する娯楽費

規則の厳しい学校では、娯楽費やタクシー代を抑えることができます。厳しい学校は外出が少なくなる傾向にあるためです。しかしスパルタが向かない人は要注意。たまに出かける週末に奮発しすぎないように気をつけましょう。一方観光や旅行も楽しみたい方は、自由な学校もおすすめです。娯楽費が高くなる分、しっかり予算計画を立て、別項目で費用を抑えましょう。

立地によって変わる娯楽費

学校が繁華街にあるか郊外にあるかで周辺環境が変わります。市内の繁華街には、レストランや大型ショッピングモールなど、何かと誘惑が多いもの。一方郊外は、施設の数も少なくなります。地方都市の場合、物価も安くなる傾向に。求めるライフスタイルによって立地を検討しましょう。

学校設備によって変わる生活費

学校の設備によって、生活費が変わることがあります。よくある例はウォーターサーバーの有無です。多くの学校にはウォーターサーバーが常備されていますが、設置していない学校では、飲料水を自分で購入する必要があります。また学校によっては、ジムやプールが備え付けられているところもあります。設備が整っていることで、外出先でかかる生活費を抑えることができます。

格安留学を実現する5つの方法

格安留学のポイントは航空券・保険・閑散期

ここまで具体的な費用例や条件よって変化する費用について解説してきました。最後は格安留学を実現する方法をご紹介します。

航空券費用を抑える

学費の次に負担になってくるのが航空券です。特に短期留学では、航空券にかかる費用が割合を大きく占めます。航空券の費用を抑えるためにはどうすればいいでしょうか。

格安航空券を入手する

格安航空券とは、航空会社が代理店などに対して安価で卸している航空券のことです。最近では、Webサイトやアプリで最も安い航空券を簡単に見つけることができます。有名な比較サイトである「スカイスキャナー」や「スカイチケット」を活用し、航空券にかかる費用を抑えましょう。LCCの場合、航空会社の公式ホームページで直接取得する方法もおすすめです。

観光のオフシーズンに出発する

日本の航空券は、観光シーズンである年末年始やゴールデンウィーク、お盆の時期に最も高くなります。この時期とフィリピン留学の時期が重なってしまうと費用を抑えることが難しくなります。

4月上旬~6月中旬(GW除く)、10月上旬~12月上旬が比較的安い時期と言われています。しかし観光シーズンであっても、渡航日が一日変わるだけで安くなる場合もあります。フィリピンの語学学校では「延泊」が可能なので、スケジュールを調整することで、費用を抑えられる可能性があります。お気軽にご相談ください。

早めに航空券を準備する

費用を抑えるために早めの取得が欠かせません。条件の良い航空券は人気が高いですが、早めの予約で値段が安くなることがあります。2~3ヶ月前には準備ができるよう、余裕を持った留学準備を進めましょう。

LCC(ローコストキャリア)を利用する

海外旅行に慣れている方には、LCC(ローコストキャリア)を利用するという選択肢もあります。LCCとは、格安航空会社のことで、日本からフィリピンへの定番LCCは「セブパシフィック航空」です。

ただし、LCCは遅延やトラブルのリスクが伴うことも理解しておきましょう。特に遅延はつきもの。大幅な遅延に巻き込まれた場合、学校によっては、出迎えスタッフの再手配が難しいことがあります。旅行経験があまり豊富でない方や移動に自信がない方は「直行便」がおすすめです。

海外旅行保険の費用を抑える

フィリピン留学の費用における意外な盲点が「海外旅行保険」です。短期留学ではそこまで大きな負担にはなりませんが、長期留学では、航空券にかかる費用をも上回ることがあります。旅行保険を抑えるポイントはオーダーメイド型(自由設計タイプ)のネット保険を選ぶことです。補償内容を必要な分だけ選択できるため、予算を抑えることができます。しかし予算にこだわりすぎて、万が一の際に保険が利かない例もあるので注意しましょう。

フィリピン留学中によく利用される保険は、通院や入院時の治療費です。また盗難に遭うケースもあるので、携行品損害が付いていると安心です。その他、日本語救急サービスの充実度、キャッシュレスサービスなど、補償内容以外のポイントがあるので、それらも考慮した上で検討しましょう。

割引キャンペーンを利用する

フィリピンの語学学校では、一定期間まとめて申し込むと授業料が割引される「長期割引」があります。12週間(3ヶ月)以上の留学で適用されることが多く、数万円お得になることも。また短期留学であっても、他のキャンペーンが実施されていることがあります。マンツーマン授業の無料追加や、部屋タイプのアップグレードなど、割引以外のキャンペーンもあるので、うまく活用し費用を抑えましょう。

オンシーズンを避ける

語学学校は、オフシーズンに最も多くのキャンペーンを打ち出します。2月~3月、7月~9月のハイシーズンにお得なキャンペーンは出回りません。春休み、夏休みに検討している方は難しいですが「休学留学」や「社会人留学」「シニア留学」など、出発時期を柔軟に決めれる方は、オフシーズンのキャンペーンを狙うことができます。

事前の英語学習を欠かさない

フィリピン留学に飛び立つ前、日本でも英語を復習しておきましょう。留学前にできるだけ英語力を上げておけば、上のレベルからスタートできるため、目標達成までの期間を短縮できます。フィリピン留学は、マンツーマン授業が中心のため、アウトプットの機会に恵まれています。文法や単語などのインプット学習は、事前に取り組んでおくことがポイントです。

さて、いかがでしたでしょう。フィリピン留学には費用を抑えるコツがたくさんあることを知っていただけましたでしょうか。セブ島留学センターでは、費用を抑えるための留学提案はもちろん、各学校のキャンペーンも紹介していますので、お気軽にご相談ください!

費用が安いおすすめ学校 3選

3D Acadmy

3D Academy

3D Academy(スリーディー)は、業界の最安値水準で運営されている日本人経営の学校です。セブ市内の中心部にあり、シティライフを満喫したい方にもおすすめです。

CPI

CPI

CPI(シーピーアイ)は、韓国資本が運営する人気校です。フィリピン留学では平均的な価格帯ですが、費用以上に質の高い設備が期待できます。他国の留学生と交流したい方にもおすすめです。

EV English Academy

EV English Academy

EV English Academy(イーヴィー)は、英語初心者に人気の学校です。最安値水準ではありませんが、費用に対する満足度が高く、コスパが良い学校です。15年以上の歴史がある老舗校のため、他国からも留学生が集まっています。

費用に関するよくある質問

費用に関するFAQ

ここからは追記で、費用に関する質問と回答をご紹介します。

フィリピン留学のお小遣いはいくら?

フィリピン留学に必要なお小遣いは、人によってばらつきがあります。一般的な目安としては、1ヶ月20,000円~60,000円と言われています。頻繁に外出する方や旅行を予定している方は多めに持参しましょう。

留学期間 お小遣いの目安
1週間 5,000円〜10,000円
2週間 10,000円〜20,000円
3週間 15,000円〜40,000円
1ヶ月(4週間) 20,000円〜60,000円
2ヶ月(8週間) 50,000円〜120,000円
3ヶ月(12週間) 90,000円〜210,000円
4ヶ月(16週間) 120,000円〜280,000円
5ヶ月(20週間) 150,000円〜350,000円
6ヶ月(半年) 180,000円〜420,000円
1年間 360,000円〜

マニラとセブ島の留学費用はどっちが安い?

フィリピン留学には様々な地域がありますが、マニラはビジネス中心地として経済が活発化しています。そのため講師の人件費、地価、物価が高く、留学コストはやや上がります。一方でバコロドやイロイロなど、発展途上の地方都市は安い傾向にあります。学校の選択肢は限られますが、セブ島ではない地域を検討する方は「バギオ」「クラーク」「イロイロ」「バコロド」などがおすすめです。

夏休み留学の学費は高い?

夏休み(7月〜9月)は、一年を通してフィリピン留学が最も盛んになる時期です。しかし基本的に学費は年中同じとなります。(一部ハイシーズン料金を課している学校もあります。)

夏休み留学を検討する方に注意いただきたい点は「航空券費用」と「空室状況」です。セブ島には観光客の方も多く訪れるため、特に8月は航空券が高騰します。早めの航空券取得はもちろん、直航便が高騰している時は、経由便も検討してみましょう。

また夏休み最大の注意点は「寮の空室状況」です。7〜8月は韓国・台湾・中国の方からも人気の時期となります。人気校は半年以上前から予約が入っていることも珍しくありません。しかし直近で検討し始めた方も諦める必要はありません。稀にキャンセルによって空室が出ていることがあります。また7月〜8月上旬の空室を逃した方は、8月中旬〜9月にかけての留学が狙い目です。

9月は、8月に比べて航空券が安い点、人気校でも空きが出やすい点、フィリピンの祝日が少なく授業が休みにならない点など、メリットしかありません。夏休みが続く大学生の方は9月留学も検討してみましょう。

親子留学、家族留学の費用の考え方

親子や家族留学の費用は、増えた人数分そのまま掛け算となるのが一般的です。しかし学校によっては、人数分割安になるところも稀にあります。また親子留学では一室まるまるの部屋確保が必要となるため、単身留学よりも早めの検討が必須です。

夏休みの親子留学が最も人気ですが、最近では未就学児(4〜6歳)の長期留学も活発。小学校に入る前の段階で英語に触れさせておきたいと考える親御さんが増えているようです。

夫婦、カップルの留学費用について

ご夫婦での留学も費用は2倍となります。ご年齢にもよりますが、若い方が集まる大型校よりも、小規模で運営されているコンドミニアムステイのような学校が人気です。また籍を入れていないカップルの場合、同室滞在ができる学校とできない学校に分かれます。

大学留学(正規留学)の費用はいくら?

一般的にフィリピン留学とは、語学学校で英語を勉強する「語学留学」のことを指します。しかし正規留学としてフィリピンの大学へ留学を希望する方もいます。

フィリピンの大学の年間学費は、国公立大学で2〜15万円、私立大学で10〜40万円。そこに家賃や食費の生活費がかかります。現地水準のアパートメントと高級コンドミニアムでは家賃が大きく異なるため、求める生活の質によってコストは変動します。例えば、生活費を月8万円とした場合、年間98〜136万円で正規留学を実現できます。

フィリピンの大学は4年制が一般的ですが、取得の単位数によっては3年での卒業を目指すこともできます。すべての講義が英語で行われるため、正規留学の前に、語学学校で英語を勉強する方も少なくありません。

ワーホリと組み合わせた2カ国留学の費用について

2カ国留学とは、2〜3ヶ月のフィリピン留学で基礎英語を身につけ、その後、欧米圏にワーホリへ行くというものです。当ページでご紹介したフィリピン留学の費用に加え、2カ国目にかかる費用を合算して考える必要があります。

一般的にオーストラリアやカナダでのワーホリは、仕事が見つかってしまえば、毎月の収支は黒字になります。しかし渡航してすぐ仕事が見つかる保証はありません。仕事が見つかるまでの当面の生活費(家賃や食費)が必要となります。またワーホリ先の国でも語学学校に通うかどうかによって、その予算は変動します。

2カ国留学の費用について詳細は下記の記事もご参照ください。

フィリピンでのTOEIC、IELTSの受験費用について

セブをはじめフィリピン国内でも、TOEIC、TOEFL、IELTSの公式試験を受験できます。

TOEICの公式試験は、L&Rで約2,300ペソ(約5,000円)、S&Wで約5,500ペソ(約12,000円)となります。また結果を日本に郵送する場合、約4,500円の別途費用がかかります。TOEICの受験申込みには、パスポート原本やコピー、証明写真も必要となります。

一方、IELTSの公式試験は約10,000ペソ(22,000円)となります。申し込み方法としては、語学学校から申し込む方法(対応学校に限る)、IDPまたはブリティッシュ・カウンシルの公式ホームページからの予約が可能です。TOEICと同じく、パスポート原本やコピー、証明写真も必要となります。

IELTSでおすすめの学校

エージェントを通さないと費用は安くなる?

エージェントを通さず、学校に直接申し込むと費用は安くなるでしょうか。答えは「No」です。フィリピン留学においては、エージェントを利用し、損になることはありません。フィリピン留学のエージェントは「手数料0円」、学校提供のキャンペーンも併用できます。それに加え、代理店独自のキャンペーンが実施されています。無料英会話が付いていたり、ポケットWiFiを無料レンタルできるエージェントもあります。

エージェントの本来の役目は、学校とのトラブルを円満に解決したり、本当に満足できる学校を一緒に探すところにあります。エージェントは選びは、学校選びと同じくらい大切と言えます。

フィリピン・セブ島留学について
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この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約5,000名の留学生のお手伝いをさせていただきました。