【8割失敗】これがリアル!後悔するフィリピン留学の特徴、対策

失敗する留学の特徴と対策

失敗、後悔するフィリピン留学の特徴は?

「失敗例」や「対策方法」について解説していきます。

この記事で分かること

  • 留学の失敗例
  • 失敗を避けるための対策

失敗、後悔したフィリピン留学の「特徴」

10人中「何人」が失敗している?

失敗も多いと言われるフィリピン留学ですが、どれくらいの方が失敗しているのでしょうか。

セブ島留学センター(2024年度)における、利用者の方からの帰国後フィードバック(486件)は以下の通りです。

セブ島留学センターの利用者フィードバック

「やや不満」以下を失敗とした場合、486人中15名で失敗率は「3.1%」となっています。

しかしこちらは、専任アドバイザーが付いて留学した結果です。浅い情報のみで留学すると、失敗する可能性が高まります。

失敗の理由は「留学生と学校のミスマッチ」

フィリピン留学に失敗してしまう、一番の理由は「留学生と学校のミスマッチ」です。

よくある例として「○○校に留学したい」という方に、話を伺ってみると

  • 日本人だけの学校とは知らなかった
  • 生徒が少ない学校とは知らなかった
  • 他校のことは知らなかった

など、相談前は「知らないことが多い状態」であるのが一般的です。知らないことが多い状態で、学校を決めてしまうと、ミスマッチが起こる可能性は高まります。

そこで、ミスマッチを起こさないための、第一ステップとして「多角的に情報を集める」ことをおすすめします。

フィリピン留学の情報先

  • 語学学校
  • 留学エージェント
  • インフルエンサー
  • Googleマップ
情報先得意分野おすすめ媒体
語学学校現地情報SNS(Instagram等)
留学エージェント費用、比較、サポートWebサイト & 窓口
インフルエンサー体験談Youtube
Google口コミGoogleマップ

学校への直接相談は「失敗しやすい」

情報収集の一つとして、学校に直接聞いてみる方法があります。特に日系校を中心に、学校に直接相談することで、より詳しい話が聞ける点がメリットです。

しかし学校への直接相談は、学校側が「マイナス点を言わない」というデメリットがあります。

学校への相談だけで決定した場合、他校との比較が難しいため、失敗率は上がります。

現地校からの情報は、参考の一つとして捉えるのがおすすめです。

インフルエンサーの紹介動画は「広告案件」

昨今のフィリピン留学では、影響力のあるインフルエンサーが学校を紹介する動画が増えています。

しかしこのような拡散動画にも注意が必要です。なぜなら、一部の動画は「広告案件」であるためです。

実際に優良校を紹介しているケースも多いですが「自分に合った学校か?」は、また別の話であるため、学校を知った上でも、追加情報を集めるのがおすすめです。

留学エージェントの情報も「鵜呑み」にはしない

留学エージェントに相談することで、留学に関する「幅広い情報」を得ることができます。しかし、留学エージェントを使っても失敗することがあります。

その理由は、一部の留学会社が提供する情報には「留学会社側の都合」が含まれているためです。

留学エージェントの都合例

  • 送客先のノルマがある
  • 紹介料のバックマージンが高い

一般的に留学エージェントは「契約前に感じる不安」を解消することに重点を置きます。

不安解消とプラン提案を織り交ぜて「安心感を作っていく」のが、留学エージェントの王道の営業手法です。

ですが結果的に、留学エージェントの都合に合った「学校を選ばされている」というケースが少なくありません。

留学の成功率を高める

では、フィリピン留学を成功させるにはどうすればよいのでしょうか。大切なことは、以下の2点です。

  • 1. 希望と学校の「ミスマッチ」を防ぐ
  • 2. 留学の「失敗パターン」を知り、事前対策しておく

1つ目は、上記でご紹介したよう「自分の希望」と「学校の属性」にミスマッチが起こっていないことが重要です。

PRにはなってしまいますが、セブ島留学センターでは、可能な限り、利用者の方に寄り添うことを徹底しています。

  • 特定校への送客ノルマは一切なし
  • 営業担当の歩合、マージンは一切なし
  • 学校の提携数が「業界最多水準」

お客様の希望と向き合うことを目標に、社内ルールを明確化、お客様側が不利益が被らない仕組みづくりに努めています。

2つ目は、留学の失敗パターンを知り、事前に対策しておくことです。

まずはフィリピン留学に「どのような失敗があるか?」を知るところから始めてみましょう。

次の章では、留学経験者からのフィードバック(体験談)から、リアルな失敗パターンをご紹介します。

フィリピン留学の「失敗」とは?

そもそも、留学の失敗とは何でしょうか?失敗の定義は人によって異なります。

失敗 =「英語が伸びない」と考える方も多いですが、経験者からのフィードバックでは、英語力以外の回答も目立っており、大きく分けると「6つの失敗」が見受けられます。

  • 「英語力」に関する失敗
  • 「健康」に関する失敗
  • 「環境」に関する失敗
  • 「準備」に関する失敗
  • 「選択」に関する失敗
  • 「トラブル」に関する失敗

では、それぞれの失敗の中身を見ていくことにしましょう。

250件の失敗談から分かった「後悔パターン」と「対策方法」

留学経験者の体験談・口コミから、実際の失敗例をご紹介します。

「英語力」に関する後悔、失敗

  • 予習、復習を怠ってしまい、授業を活かしきれなかった
  • 英語を話すことの不安から、積極的に発言できなかった
  • 文法、単語を事前に勉強しておけばよかった
男性/61歳/4週間

予習、復習をするべきだった。マンツーマン授業ではあったが、雑談で終わってしまうことも多かった。

女性/20歳/4週間

初めの頃は失敗を恐れて自分の意見を進んで言おうとすることができなかった。もっと自信を持って「伝えよう」とすればよかったと思いました。

女性/19歳/4週間

失敗談は、事前に英単語をもっとインプットしておけばよかったことです。英単語の知識量が、英会話を左右することを知りました。

女性/28歳/8週間

中学英語の文法くらいはきちんと身につけてから行った方がいいと思います。文法やリーディングができるだけで大分違います。

フィリピン留学のマンツーマン授業は、講師との相性だけでなく「本人の積極性」にも大きく左右されます。

せっかくの機会を最大限に活かすためにも、事前準備と心構えが大切です。

授業を詰め込まない!予習、復習の時間を設ける

フィリピン留学は短期留学が主流のため、ついつい一日の授業を詰め込みがち。しかし詰め込みすぎると、予習・復習の時間を確保できず、せっかくのレッスンを活かせなくなります。

一日の授業数を適切に選択、予習・復習の時間もしっかり確保しましょう。予習ではレッスン内容を事前に確認し、単語や表現を調べておくことで、授業の理解度が高まります。

また復習では、学んだことを定着させるためにノートを見返すなど、授業を振り返る時間を設けましょう。

文法、単語の学習は出発前の「日本」で

英会話の目的は「コミュニケーション」を取ることです。日本にいる間に、文法や語彙を増やしておくことで、現地ではより実践的なコミュニケーションに集中できます。

出発前に中学レベルの文法、単語を復習しておきましょう。海外生活では、使えるフレーズも求められるため、基本的な「英語フレーズ」を覚えておくことも、会話習得への近道となります。

積極的な発言に向けた「目標設定」

フィリピン留学は、マンツーマン授業が中心のため「英語を話す機会が多い」というメリットがありますが、間違えを恐れて積極的に発言できない方もいます。

会話力をより向上させるために「積極的に発言する」ことは不可欠です。そのために、具体的な目標を設定してみましょう。

例えば「グループクラスでは○回以上発言する」「ランチタイムは他の人に英語で話かけてみる」など、自分にとっての目標を立てることで、英語を使う機会を増やすことができます。

「健康」に関する後悔、失敗

  • 水や食べ物が理由で、お腹を下してしまった
  • 外食時のお店で食中毒にかかってしまった
  • (特に市内の)排気ガスが原因で、喉を痛めた
男性/43歳/1週間

初日から下痢になってしまいました 胃が弱い方は食べ物には気をつけたほうがいいと思います。

男性/40歳/8週間

不注意から火がしっかりと通ってない肉を食べてしまい、食中毒にかかってしまいました。そのため、1週間も通院や入院で時間を無駄にしてしまいました。

男性/22歳/4週間

外のダストや排気ガスが原因で、喉の痛みで咳が止まらなくなった。日本から薬やのど飴等を持って行けばよかった。

フィリピン留学では、慣れない環境での生活や衛生面の違いから、体調を崩しやすくなることも。

とくにお腹のトラブルはよく見られる失敗です。

フィリピンでは「生」に注意

フィリピンでは、衛生環境が日本ほどは整備されていません。とくに生のものには注意が必要です。

水道水はもちろん、飲食店の無料サービスウォーターは飲まずに、ミネラルウォーターを購入しましょう。

また生野菜、果物、屋台の食事なども、お腹を壊す原因になることがあります。

日本から「常備薬」を準備

フィリピンでも薬は購入できますが、日本の薬とは成分や効き目が異なる場合があります。

普段から飲んでいる薬、風邪薬、胃腸薬、解熱鎮痛剤など、必要な常備薬は日本から持参しておきましょう。

また睡眠をしっかりとる、バランスの取れた食事を心がけるなど、体調管理を怠らないことも大切です。

海外旅行保険に事前加入

留学中は、予期せぬ病気やケガ、盗難などのトラブルに遭う可能性があります。万が一に備えて「海外旅行保険」に加入しておきましょう。

保険の内容は、病気やケガの治療費、盗難補償、緊急時の搬送費用などをカバーするものがあります。補償内容によっても保険料が異なるため、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。

「環境」に関する後悔、失敗

  • 日本人が多く、日本語ばかり話してしまった
  • 合わない先生を早く変えればよかった
  • 学校の食事が合わないことがあった
女性/20歳/6週間

留学先の学校は、学生のほとんどが日本人であったため、日本語を使ってしまい、フィリピンで英語に囲まれている機会をうまく活用できなかったことです。

女性/30歳/12週間

ライティングの先生が合わないと思っていたのですが、人柄は良かったため、1ヶ月その先生から学びました。次の先生の教え方がわかりやすかったので、早く変えればよかったです。

女性/17歳/4週間

日本食が恋しくなったこと。日本食をあんまり持っていっていなかったので、食が合わない時が一番しんどかった。

日本語ばかり話してしまったという失敗談は多く、先生との相性も学習効果に影響します。

またルームメイトや食事が合わないといった環境面での問題は、留学生活の満足度を下げることになります。

「多国籍環境」の語学学校を選ぶ

フィリピンには日本人だけでなく、韓国、台湾、ベトナムなど、様々な国からの留学生が集まっています。しかし、学校によっては日本人比率が高く、日本語を使う機会が増えてしまうことがあります。

学校の国籍比率を確認し、できるだけ「多国籍な環境」を選ぶのがおすすめです。様々な国の留学生と交流することで、英語を使う機会が増え、異文化理解も深まります。

多くの学校で「講師変更」が可能

フィリピン留学では、先生との相性が学習効果に影響します。もし先生との相性が合わないと感じたら、学校に相談して講師変更を依頼してみましょう。

多くの学校は、講師変更に対応しています。自分に合った先生を見つけて、より効果的な学習を目指しましょう。

食事方法は「外食」「デリバリー」もある

学校の食事が口に合わない場合「外食」や「デリバリー」を利用するのも一つの方法です。

フィリピンには多様なレストラン、デリバリーサービスが充実しており、自分の好みに合った食事を楽しむことができます。

都市部に近い学校ほど、お店は充実しています。食事の選択肢を広げ、より快適な留学生活を目指しましょう。

「準備」に関する後悔、失敗

  • お小遣いの計算を誤った
  • 日本からのお土産、日本製品を持っていけばよかった
  • 日本から持って行った物が役に立たなかった
男性/25歳/32週間

三食出る学校でしたが、友人と一緒にご飯へ行ったり、衣服を買うためにお金を使ったり、予想以上にお金を使いました。

男性/26歳/4週間

日本から必要なものをなるべく持ってきた方がいいと思いました。現地購入だと質が悪く選択肢が少なかったり、日本製を購入しようと思うと非常に高価でした。

男性/22歳/5週間

服を持っていきすぎた。たくさん服を持っていったが、終わってみると着ていない服が何着もあった。

フィリピン留学では、準備不足が思わぬ後悔や失敗につながることがあります。

とくに「お金」や「持ち物」の準備は、留学生活の快適さや満足度に影響します。

事前に「現地予算」を計画しておく

フィリピンは物価が安いですが、外食やショッピング、旅行などで、予想以上にお金を使ってしまうことがあります。とくに友人との付き合いが増えると、出費もかさみがち。

出発前に留学期間に応じた予算を計画しておきましょう。多くの学校では、現地に行ってから精算する費用(ビザ代、電気代等)がある点にも注意が必要です。

こだわりがあるものは「日本製」を持参する

フィリピンでも日用品は手に入りますが、品質にこだわる物は日本から持参することをおすすめします。

とくに医薬品、化粧品、文房具、電子機器などは日本からの持参する方が多いようです。

学校や留学エージェントが、準備ガイドブックを発行しているので、上手く活用しましょう。

持ち込む荷物のバランスを考えておく

航空会社の規定により、預け入れ荷物の重量制限があります。また現地での洗濯のことも考えると、荷物はなるべくコンパクトにまとめることが大切です。

事前に必要なものをリストアップ、本当に必要なものだけを持っていきましょう。何をフィリピンで買えて、何が買えないのかを事前に調べておくのがおすすめです。

日本からのお土産は「喜ばれる」ものを

卒業時に先生や友達に感謝の気持ちを伝えれるよう、日本からお土産を持っていくのもおすすめです。

例えば、お菓子や文房具、日本の伝統的なアイテム、アニメグッズなど「日本を感じるもの」が人気です。

「選択」に関する失敗

  • 留学期間が短く、やりたいことができなかった
  • コース選びに失敗し、目的がずれてしまった
  • 英語を伸ばすだけでなく、もっと楽しめばよかった
女性/55歳/1週間

会話力を身に着けたいというのが一番の目的だったので、すべてスピーキングのコースを選び、スピーキング力は確かに伸びたと思うのですが、リスニングやリーディング、発音矯正などの授業も受けたかった。

男性/21歳/8週間

英語を伸ばすことにフォーカスしすぎたせいで、楽しむことを後回しにしすぎたかなと思います。楽しむことも大事だなと感じました。

女性/20歳/4週間

私は1ヶ月だけの留学だったので、英語の授業にも慣れて、先生とも仲良くなって友達も増えた1番楽しい時期に帰らなければなりませんでした。次、留学に行く時はもっと早く友達をたくさん作って楽しみたいと思います。

留学期間やコース選び、留学中の過ごし方は、留学の満足度を大きく左右します。

限られた時間の中で、最大限の成果を得るためには、事前計画と準備が重要です。

伸ばしたい科目、目的に適したコースを選ぶ

フィリピン留学には、様々なカリキュラムが用意されています。一般英語、スピーキング、ワーホリ準備、IELTS、TOEIC、ビジネス英語など、自分の伸ばしたいスキル目的に合ったコースを選びましょう。

またマンツーマン授業だけでなく、グループ授業やアクティビティも取り入れることで、より効果的な学習が期待できます。

留学を通して「何をしたいか」を明確し、十分な留学期間を確保する

理想の留学期間は、目標とする英語力留学中にやりたいことによって異なります。短期間での集中的な学習を目指すのか、長期でじっくりと英語力を伸ばしたいのかを明確にしましょう。

英語学習だけでなく、観光、アクティビティ、ボランティア活動など、留学を通して何をしたいかをイメージすることで、必要な留学期間が見えやすくなります。

英語学習だけでなく「友達づくり」や「体験」も楽しむ

フィリピン留学では、様々な国の留学生との交流や、現地文化に触れる機会もあります。交流やアクティビティに参加することで、積極的に友達をつくりにいきましょう。

また美しいビーチや自然豊かな観光地など、フィリピンの魅力を満喫することも大切な経験です。

「トラブル」に関する後悔、失敗

  • 現地でトラブルや被害に遭ってしまった
女性/22歳/4週間

一つ挙げるとしたら週末にセブ市内へ遊びに行き、友達がスマホを盗まれてしまったことです。

女性/20歳/4週間

バイクやタクシーで実際の価格よりも高いお金を取られる経験をしたこと。断る力が大切だと思った。

フィリピン留学中は、楽しいことばかりではありません。

予期せぬトラブルに遭う可能性もあります。とくに貴重品の盗難や詐欺被害には注意しましょう。

貴重品の管理を徹底する

フィリピンは、スリや置き引きなど金品に関する軽犯罪が多いという特徴があります。

観光地や人混みでは、貴重品を肌身離さず持ち歩きましょう。寮に貴重品を置いておく場合も、スーツケース、セーフティボックスに鍵をかけて保管するのがおすすめです。

客引きには容易に乗らない

フィリピンには観光客を狙った客引きが多くいます。とくにタクシーやマッサージ、ツアーなどの客引きには注意が必要です。

客引きには容易に乗らず、事前に料金や内容を確認するようにしましょう。少しでも怪しいと感じたら、きっぱりと断る勇気が大切です。

これらの失敗を事前に知っておくことで、少しでも留学の成功率を高めることができます。

当記事では、よくある失敗パターン、その対策についてご紹介しました。

セブ島留学センターでは「ご利用者様に寄り添った留学プラン」のご提案を大切しております。

フィリピン・セブ留学はもちろん、欧米のワーキングホリデーと組み合わせた留学準備など、お気軽にご相談ください!

エージェントは「セブ島留学センター」

セブ島留学センターは、創業12周年を迎えるフィリピン留学・セブ島留学の専門機関です。

2012年のサービス開始から「8,000名以上」の手配実績を誇ります。

安心して留学準備できるよう、経験豊富なサポートチームがお手伝いさせていただきます。

サービス一例

  • (1)語学学校の入学手続き(手数料無料)
  • (2)最新の入国準備をサポート
  • (3)留学ガイドブックをプレゼント
  • (4)現地サポート・緊急サポートに対応
  • (5)カナダ・オーストラリアへの二カ国留学
フィリピン・セブ島留学について
この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約5,000名の留学生のお手伝いをさせていただきました。