フィリピンから日本への帰国準備(フィリピン留学・セブ島留学)

フィリピン・セブ島留学の最新情報

フィリピン・セブ島留学から日本に帰国する際に必要な「帰国準備」についてまとめています。

この記事で分かること

  • フィリピンから日本への帰国準備
  • フィリピン留学の帰国準備一覧

日本帰国時の水際措置終了(2023年4月28日付)

2023年4月28日、外務省より新型コロナウイルス感染症に関する今後の「水際措置」が公表されました。

2023年4月29日午前0時以降、全ての入国者に対して「出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書」及び「ワクチンの接種証明書(3回)」のいずれも提出を求めません

ということで、日本帰国後の陰性証明書、ワクチン接種証明書は「不要」となりました。

帰国条件の変更履歴

2022年11月1日(Visit Japan Web)

デジタル庁が推進する入国手続きオンラインシステムである「Visit Japan Web」が運用が開始

2022年12月28日(質問票廃止)

検疫手続(ファストトラック)にて質問票WEBの入力が不要

2023年4月29日(水際措置の終了)

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴い、日本帰国時の水際措置が終了

フィリピン留学で日本帰国前にやること(2023年6月2日時点)

日本へ帰国する前にやること

Visit Japan Web アカウント作成いつでも可
e-Travel 事前登録フライト出発時刻の72時間〜3時間前
Visit Japan Web 登録日本到着予定時刻の6時間前まで

事前準備のポイント

  • ・帰国前までに「Visit Japan Web」のアカウント作成しておく
  • ・フィリピン側が実施している「e-Travel」があることも覚えておく

Visit Japan Web

Visit Japan Webとは

入国手続き「検疫」「入国審査」「税関申告」「免税購入」をウェブ上で行うことができるサービスです。

海外から入国する方のほか、日本に帰国する方もご利用いただくことが可能です。

いつまでに登録する?

Visit Japan Webの登録は、日本到着予定時間の「6時間前まで」が推奨されています。

登録に必要なものは?

Visit Japan Webの登録には「航空券」「パスポート」「メールアドレス」が必要です。

Visit Japan Web 登録方法

Visit Japan Webの登録方法ついては、以下をご参照ください。

e-Travel

eTravel(イートラベル)とは、フィリピン政府が実施している出入国システム(Webプラットフォーム)です。

フィリピンの出国前に、eTravel Registrationの事前登録が必要となります。

登録方法については、以下のページをご参照ください。

陰性証明書

日本帰国前の「陰性証明書」「ワクチン接種証明書」の準備は不要となります。こちらの項目は、過去履歴として記載を残しています。

陰性証明書の概要

証明書タイプ書面(紙)または電子媒体
証明書言語日本語または英語
検査時間
  • ◯ 検体採取が出国前の72時間以内
  • × 結果判明が出国前の72時間以内
  • フライト遅延時:変更後のフライトが検体採取日時から72時間を超えて「24時間以内」であれば再取得は不要
必須項目
  • ・氏名(Name)
  • ・生年月日(Date of birth)
  • ・検査法(Testing method for COVID-19)
  • ・採取検体(Sample)
  • ・検体採取日時(Specimen collection Date and Time)
  • ・検査結果(Result)
  • ・医療機関名(Name of medical institution)
  • ・交付年月日(Date of issue)
検査方法
  • ◯ PCR法(Polymerase Chain Reaction)
  • ◯ LAMP法(Loop-mediated Isothermal Amplification)
  • ◯ TMA法(Transcription Mediated Amplification)
  • ◯ TRC法(Transcription Reverse-transcription Concerted reaction)
  • ◯ Smart Amp法(Smart Amplification process)
  • ◯ NEAR法(Nicking Enzyme Amplification Reaction)
  • ◯ 次世代シーケンス法(Next Generation Sequence)
  • ◯ 抗原定量検査(Quantitative Antigen Test)
  • × 抗原検査(Antigen・test/kit)
  • × 迅速抗原検査(Rapid antigen・test/kit)
  • × 抗体検査(Antibody・test/kit)
検体採取方法
  • ◯ 鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)
  • ◯ 鼻腔ぬぐい液(Nasal Swab)※拡散増幅検査のみ有効
  • ◯ 唾液(Saliva)
  • ◯ 鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合(Nasopharyngeal and Oropharyngeal Swabs)
  • × 口腔ぬぐい(Oral・swab/smear)
  • × 咽頭ぬぐい(Throat・swab/smear)
  • × うがい液(Gargle Water)等

検査を実施するフィリピンの医療機関に、以下のフォーマットでの発行をご依頼ください。

検査実施の注意点

フィリピンにある病院の独自フォーマット(陰性証明書)の場合、搭乗手続きや日本入国時に時間を要することがあります。

不備があった場合、入国拒否の理由にもあるため、可能な限り日本政府が指定するフォーマットにて陰性証明書を発行いただくよう、学校および医療機関にご相談ください。

陰性証明書には日本政府が指定する上記項目の全ての記載が必要です。検体・検査方法が記載されていない場合は無効となりますのでご注意ください。

帰国前のサポートの流れ

帰国前に学校スタッフからPCR検査をサポートさせていただきます。

上記の用紙フォーマットが学校で準備されている場合はそちらをご利用いただき、用紙がない場合は、事前印刷をお願いいたします。

当社(セブ島留学センター)では、帰国1週間前に最新の帰国準備についてご案内させていただきます。

校内実施のPCR検査

一部の語学学校では、PCR検査を校内実施する取り組みが見られます。毎週末に提携クリニックから医師が訪れ、校内にてPCR検査をお受けいただく流れになります。

検査費用は「1,500ペソ〜2,000ペソ」が相場です。校内での実施がない学校の場合も、最寄りのクリニックにて検査を受けていただくことが可能です。

その場合、帰国前の金曜日の授業を一部欠席することになりますので、あらかじめご了承ください。

日本語デスクあり + PCR検査の証明取得が可能な総合病院(セブ島)

  • ・Cebu Doctors’ University Hospital
  • ・Cebu chong hua mandaue hospital
  • ・University of Cebu Medical Center

PCR検査の証明取得が可能な総合病院(バギオ)

  • ・Parkway Medical and Diagnostic Center
  • ・Baguio General Hospital Medical Center

PCR検査の証明取得が可能な総合病院(マニラ)

  • ・Makati Medical Center
  • ・St.Luke's Medical Center BGC
  • ・St.Luke's Medical Center QC
  • ・Chinese General Hospital and Medical Center
  • ・The Medical City-Ortigas
  • ・Cardinal Santos Medical Center

その他、フィリピン保健省が発表している検査可能な病院リストを以下からご確認いただけます。

エージェントは「セブ島留学センター」

セブ島留学センターは、創業11周年を迎えるフィリピン留学・セブ島留学の専門機関です。

2012年のサービス開始から「5,000名以上」の手配実績を誇ります。

安心して留学準備できるよう、経験豊富なサポートチームがお手伝いさせていただきます。

サービス一例

  • (1)語学学校の入学手続き(手数料無料)
  • (2)最新の入国準備をサポート
  • (3)留学ガイドブックをプレゼント
  • (4)現地サポート・緊急サポートに対応
  • (5)カナダ・オーストラリアへの二カ国留学
フィリピン・セブ島留学について
この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約5,000名の留学生のお手伝いをさせていただきました。