セブ島の短期留学は効果あり?費用も徹底解説(1週間〜)

セブの街並み

フィリピン・セブ留学では、老若男女とわず、様々な人が留学しています。留学に年齢は関係あるのでしょうか?

当記事では気になる「費用」を中心に、世代別、期間別での「短期留学」について紹介していきます。後半パートでは「効果」や「口コミ」についても抜粋しています。

この記事で分かること

  • セブ短期留学にかかる費用
  • 短期留学ポイント(世代別・期間別)
  • セブ島留学のおすすめ学校
(2023年11月1日更新)

セブ島の短期留学とは「語学留学」

モーベンピックセブ

セブ島の短期留学は、フィリピン・セブの学校で英語を勉強する「語学留学」です。1週間~1ヶ月の時間があれば、誰でも気軽に参加できます。

フィリピンの公用語は「英語」、セブの短期留学では、半分以上の授業が「マンツーマン授業」のため、英会話を伸ばせる留学先として注目されています。

現在では、年間30,000人以上の日本人が留学しており、国別の留学先では1位の人気を誇っています。

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気が高まっているフィリピン留学ですが、フィリピンの中でも「セブ」の人気が高いのには理由があります。

それは、セブ島が「世界的なリゾート」であるためです。セブ島にはアジア以外からも観光客が集まっています。空港があるマクタン島にはリゾートホテルが軒を連ね、マリンアクティビティが盛んにおこなわれています。

実際、フィリピンに留学している方の「8割以上」がセブ島を選んでいます。

セブ島の短期留学の費用

セブ島の短期留学では「留学期間」によって費用が異なります。

1、2週間の留学に参加する方は「18~30万円」、1ヶ月留学の方は「25~45万円」が相場です。

以下に「2週間」と「1ヶ月」の費用例を紹介します。

2週間の留学にかかる費用

日本で支払う費用
入学金 15,000円 学校指定金
学費・寮費 136,000円 食費を含む
フィリピンで支払う費用
教材費 3,000円 現地購入
光熱費・管理費 6,000円 メーター清算
SSP費用 17,000円 就学許可証
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円 往復航空券
海外旅行保険 8,000円 ネット格安保険
生活費 20,000円 外食のお小遣い等
合計:285,000円

1ヶ月の留学にかかる費用

日本で支払う費用
入学金 15,000円 学校指定金
学費・寮費 215,000円 食費を含む
フィリピンで支払う費用
教材費 4,000円 現地購入
光熱費・管理費 9,000円 メーター清算
SSP費用 17,000円 就学許可証
学校以外にかかる費用
航空券 80,000円 往復航空券
海外旅行保険 15,000円 ネット格安保険
生活費 40,000円 外食のお小遣い等
合計:395,000円

留学費用は、学校、部屋タイプによって差が出ます。各学校ごとの希望プランで「見積もり」を取る流れが一般的です。

長期留学の費用については、以下からご参照いただけます。転職前の社会人、休学中の学生の方が、3ヶ月以上の留学に挑戦しています。

世代別で見る短期留学

家族のイラスト

フィリピンには老若男女とわず、多くの日本人が集まっています。ここでは「世代別」のフィリピン留学を紹介します。

小学生の短期留学

小学生によくある留学は「親子留学」と「ジュニアキャンプ」です。親子留学とは、親と子で一緒に留学するプランで、夏休み、冬休みを利用した留学が人気です。

また、ジュニアキャンプとは子供向けの団体留学です。2~3週間の夏休みを利用し、子供だけで留学します。小さい時から海外経験を身に付けさせたいという親御様に人気があります。その他、小学校に入学する前の未就学児の親子留学も増えています。

中学生の短期留学

中学生の方も同じく「親子留学」や「ジュニアキャンプ」に参加できます。小学生とは異なり「単身留学」もあります。学校によっては、15歳未満の単身留学が可能です。

15歳未満の方がフィリピンへ単独渡航する場合、WEGというビザを取得する必要があります。留学を検討する際は、親と一緒に渡航するか、WEGを取得する流れで準備を進めていきます。

高校生の短期留学

高校生の留学はほとんどが「単身留学」となります。夏休みを利用した短期留学、高校卒業後の長期留学に人気があります。

中高生の単身留学では、年齢層の近い生徒が集まる学校が理想です。社会人が多い学校の場合、友達が作りづらく孤立してしまう傾向があるためです。部屋タイプは1人部屋より、交流が多い「複数人部屋」がおすすめです。

大学生の短期留学

大学生の方は、夏休み春休みを利用した短期留学と、休学中や卒業後の長期留学に分かれます。8月~9月の夏休み、2月~3月の春休みはセブ留学が最も盛んになる時期です。

長期留学では「3ヶ月~半年間」の留学や、セブ後にオーストラリア、カナダに留学する2カ国留学も盛んです。

社会人の短期留学

社会人の方は、ゴールデンウィークやお盆休みを利用した短期留学が盛んです。年末年始は休講にならない学校のみ留学が可能です。これらの時期は航空券が高騰するため、早めの準備で費用を抑えることができます。

また、短期留学のみならず「転職前のキャリアップ留学」や「企業の英語研修」にもセブ留学が活用されています。

セブ島留学センターでは、様々な状況に応じたプランをご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください!

期間別で見る短期留学

短期留学は1ヶ月以下、長期留学は2〜6ヶ月

セブ留学は「1週間単位」で留学期間を選べます。そのため、期間について悩む方は少なくありません。ここでは「期間別」のポイントをまとめています。

1週間の短期留学

1週間はセブ留学の最短期間です。多くの学校では日曜日に入寮、次の土曜日に帰国という流れになります。

1週間留学では時間を最大限に使うために「月曜日から授業を開始できる学校」や、フィリピンの祝日が週、または「祝日保証サービスを提供している学校」がおすすめです。

2週間でも留学費用に大差はないため、スケジュールに余裕がある方は「2週間留学」がおすすめ。一部の学校では、1週間以下の留学、平日入学が可能な学校もあります。

3週間の短期留学

3週間留学は、少し余裕を持てる留学期間です。初心者の方が「簡単な日常会話の習得」を目指せる期間でもあります。

3週間留学では、ゆっくり過ごせる週末が2回あるため、セブ以外の島にも足を運べる時間があります。3週間のセブ留学にかかる費用は「23〜38万円」が目安となります。

1ヶ月の短期留学

1ヶ月の短期留学は、最も人気がある留学期間です。フィリピンでは30日までビザの延長手続きが不要となります。英語初心者でも留学の効果を実感できる期間とも言われています。

1ヶ月のセブ留学にかかる費用は「25~45万円」が目安となります。

セブ留学の平均期間

以下は、2ヶ月間で収集した104名のアンケート結果です。特定期間のアンケートのため、ばらつきはありますが、約4割の方が「1ヶ月」を選んでいます。

一方、4人に1人(25%以上)の方が、セブ留学を「長期留学」として利用しています。短期はもちろん、2~3ヶ月以上の留学も人気があります。英語力の伸びを実感している方は、2ヶ月以上留学している方が多い傾向にあります。

セブ留学の平均期間グラフ

短期留学の効果は?

セブ島の短期留学を検討する方にとって、効果が出るのかは気になるところ。

例えば、1ヶ月留学では「簡単な日常会話の習得」が初心者の方にとっての目標となります。セブ島留学センターの帰国後レビューでは、下記のような結果が出ています。

短期留学の帰国後アンケート結果

80%以上が英語力の伸び(効果)を実感しています。

留学期間が1~2週間の方は「勉強のリズムが掴める」「勘を取り戻せる」といったレビューが目立っています。また英語以上に人との出会い、異文化体験に価値があったという声も少なくありません。

MATSUNO SEIGO さんの体験談(20代・社会人)

MATSUNO SEIGO さんの留学体験談

毎日、オンライン英会話を続けていても、1日25分という短く、英会話力が身に付いている感覚はあまりなかったです。でも、実際の日常会話や仕事となるとスラスラ話せないと相手にされないこともあるので、1人で日本を出てみようと決意しました。実際に行ってどうだったか?個人的には、大正解だったと思います

HAMADA NANAMI さんの体験談(20代・大学生)

HAMADA NANAMI さんの留学体験談

フィリピンから帰国後、私のTOEICのスコアは150点(640→790)上がりました。私がお世話になった学校は、日本人の少ない比較的多国籍な環境。寮のルームメイトはもちろん、グループ授業や食事もすべて外国人の友達と一緒に過ごしていました。この環境はまさに「英語を使う」のに適しており、たとえ一か月でも、留学前と比べて会話のテンポが速くなったと実感しています。

NONOMURA YUHO さんの体験談(30代・社会人)

NONOMURA YUHO さんの留学体験談

私は社会人で、有給休暇とゴールデンウィークを繋げて、11日間の留学をしました。留学としては短期です。ですので、11日間ですごく英語が伸びた、という訳ではないと思いますが、英語学習に弾みがつきました

短期留学の口コミ

良い口コミは経験や出会い、悪い口コミは文化の違い

短期留学を経験した方たちの口コミをまとめてみました。フィリピン留学体験談の各記事から抜粋しています。

1週間だけでしたが、フィリピン留学を経験できて、自分を変えることができたと思います。

初めは単語を並べているだけでしたが、1週間もすると慣れてきて、伝えたいことは分かってもらえるようになりました。

短期留学の場合、できるだけ多くの授業を取ろうとする方も多いと思いますが、短期であっても意外と疲れるので、しっかり考えた方がいいと思います。

トイレにペーパーを流せないこと、水道水を口に入れられないことにも軽いカルチャーショックを受けました

治安があまり良くないイメージだったので、外出するときに不安が多かったのですが、思った以上にフィリピンの人たちは親切で、怖い思いをすることはありませんでした。

発展途上国ではあるので、日本と同様にはいかないことも多いが、それも含めて良い経験になると思う。

マンツーマン授業が多く、自分の苦手なところを自分のペースで徹底的に改善することができたので、とても充実した授業だった。

1ヶ月間、セブ島にある語学学校に留学しましたが、行く前はこれほど仲が良い友達が出来るとは思っていませんでした。短期間で驚くほど距離が縮まり、家族のような友達がたくさんできました

セブ留学のおすすめ学校

Philinter

I.Breeze

Philinter(フィリンター)は、セブ島で初めて「セミスパルタ式」を導入した老舗校です。カリキュラムの定評はもちろんのこと、短期留学向けに「月曜日からの授業開始」を可能としています。業界別のビジネス英語にも強く、短期、長期を問わずおすすめの学校です。

CPI(シーピーアイ)

CPI

CPI(シーピーアイ)は、多国籍な生徒が集まる人気校。1、2週間の短期留学向けコースがあります。設備にこだわりがある方にもおすすめです。

EV English Academy

EV English Academy

EV English Academyは、セミスパルタ校を代表する一校。日本のみならずアジア各国から留学生が集まっています。短期留学のみならず「長期留学」にもおすすめです。

SMEAGキャピタル校

SMEAGキャピタル校

SMEAGは、セブ留学を代表する伝統校。高い講師レベルや安定した運営システムに定評があります。「TOEIC」や「TOEFL」を勉強したい方にもおすすめです。

MeRISE Academy

MeRISE Academy(ミライズ)

MeRISE Academyは、社会人が中心の語学学校。20〜30代の社会人の方はもちろん、40代、50代の方からも人気があります。

フィリピン・セブ島留学について
この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約5,000名の留学生のお手伝いをさせていただきました。