【未成年者】単身留学におけるフィリピン入国のガイドライン

フィリピン・セブ島留学の最新情報

18歳未満(17歳以下)の未成年者が、フィリピンに「単身留学」にする場合の準備についてご紹介しています。

この記事で分かること

  • 未成年者の単身渡航について
  • 未成年者の単身渡航に必要な準備
  • Authorization Letterとは

未成年者の入国規定が変更(2022年7月17日付)

2022年7月17日、フィリピン政府は海外から入国する付添人のいない外国人未成年(17歳以下)の入国規則を変更することを発表しました。

17歳以下の単身渡航の場合、成人とは異なる書類準備が必要です。

17歳以下の単身渡航とは?

単身渡航とは、付添人や保護者の方がいない、一人でのフィリピン入国を示します。

例えば、親子留学や家族旅行など親と同伴の場合、単身渡航ではありません。

いつ時点の年齢か?

フィリピン入国時点の年齢を基準とします。

現在は17歳でも、フィリピン入国時点で18歳になっている場合は、成人と見なされます。

未成年の単身渡航に必要な準備一覧(2022年12月3日時点)

年齢 Authorization Letter WEG
5〜14歳必要必要
15〜17歳必要不要
年齢 ワクチン接種回数 ワクチン接種証明書 陰性証明書
5〜17歳1回 / 未接種-必要
5〜17歳2回以上必要不要

4歳以下の単身渡航は、大使館および航空会社、またはフィリピン外務省からの是認書(Endorsement letter)がないと認められていません。

Authorization Letter(承認書)

今回のアップデートの主な変更点が、Authorization Letter(承認書)です。

Authorization Letterとは、未成年者の保護者が、渡航する未成年者の検疫実施を許可する承認書のことです。

つまり、渡航する未成年者(お子様)に対して、フィリピン側で隔離やPCR検査をやってもいいですか?ということを、保護者(親御様)に確認するものです。

承認するのは「未成年者の保護者」で、承認されるのは「フィリピンの受入れ側の責任者」です。

フィリピンの受入れ側とは、留学であれば「語学学校の責任者」のことになります。フィリピンに親族がいる場合、その家族の代表者になります。

そこで交わした承認書を、入国時にフィリピン政府に提出することになります。

Authorization Letterの考え方の図式

Authorization Letter(承認書)の一例

留学であれば、語学学校がフィリピンの受入れ側になります。

そのため、Authorization Letterの原本については、各学校が雛形を準備しています。

上記はあくまで一例となります。留学予定の学校の書類をお持ちでない場合はお問い合わせください。

留学ではない場合も、受入れ先の施設や責任者に事前確認が必要です。

WEG(Waiver of Exclusion Ground)

WEGとは、15歳未満の外国人未成年者が、単身または親の付添いなしにフィリピンへ渡航する場合に必要な「同意宣誓供述書」です。

入国時に15歳以上の場合、申請は不要です。

日本にあるフィリピン大使館への事前認証が必要となります。最新の準備の流れについては、フィリピン大使館ホームページをご確認ください。

ワクチン接種証明書(海外渡航用)

ワクチン接種証明書とは、海外渡航用のワクチン接種証明書のことで、接種後に受取る接種済証ではありません。

ワクチン接種証明書(海外渡航用)の取得には「書面交付」「電子交付」「コンビニ交付」があります。電子交付にはマイナンバーカードが必要です。書面は各自治体からご取得いただけます。

陰性証明書(RT-PCR検査・抗原検査)

2回以上のワクチン接種者は「陰性証明書」の提出が不要です。

ワクチン接種が1回以下の場合、出発24時間以内の「抗原検査」の陰性証明書が必要です。

eTravel

eTravelとは、フィリピン政府に対して渡航情報を報告するWebフォームです。

航空券やワクチン接種に関する情報を記入、フィリピン到着時の空港で提示いただく流れになります。

日本出発の72時間〜出発日の搭乗手続き前までに入力する必要があります。

当記事に関する免責事項

当記事はフィリピン政府の発表を、当社が独自に解釈したものになります。

具体的な詳細については、フィリピン入国管理局、フィリピン検疫局、在日フィリピン大使館等にご確認ください。

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フィリピン・セブ島留学について
この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約3,500名の留学生のお手伝いをさせていただきました。