【未成年者】単身留学におけるフィリピン入国のガイドライン

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18歳未満(17歳以下)の未成年者が、フィリピンに「単身留学」する場合の準備についてご紹介しています。

この記事で分かること

  • 未成年者の単身渡航について
  • 未成年者の単身渡航に必要な準備

未成年者のフィリピン入国について

未成年者の定義

フィリピンでは、18歳未満(17歳以下)を未成年と定義しています。

単身渡航とは?

単身渡航とは、付添人や保護者の方がいない、一人でのフィリピン入国を示します。

例えば、親子留学や家族旅行など親と同伴の場合、単身渡航ではありません。

いつ時点の年齢か?

フィリピン入国時点の年齢を基準とします。

現在は17歳でも、フィリピン入国時点で18歳になっている場合は、成人と見なされます。

未成年の単身渡航に必要な準備一覧(2024年12月2日時点)

年齢 WEG Authorization Letter eTravel
5〜14歳必要不要必要
15〜17歳不要不要必要

4歳以下の単身渡航は、大使館および航空会社、またはフィリピン外務省からの是認書(Endorsement letter)がないと認められていません。

年齢 ワクチン接種回数 ワクチン接種証明書 陰性証明書
5〜17歳問わない不要不要

2023年7月21日、新型コロナウイルスに対する非常事態宣言が解除され、フィリピン入国時の「ワクチン接種証明書」「陰性証明書」の提示が不要になりました。

無査証入国の条件(観光・商用目的)

国籍日本
ビザ種別FSC 90-13(30日間無査証短期滞在)
渡航目的観光(旅行、娯楽、訪問、語学学校の短期留学等)
商用(会議、ワークショップ、セミナー等)
滞在可能日数30日以内
パスポート(残存有効期間)6ヶ月以上(各国との相互協定に準拠)
航空券フィリピンを出国する航空券(往路の航空券のみでは入国不可)

15歳〜17歳の単身渡航は、成人の入国条件と同等になり、単身入国が認められる可能性が非常に高いです。

ただし一部の航空会社では、未成年の単身渡航時に「誓約書」が必要なケース、または同行を求めるケースがあります。

WEG(Waiver of Exclusion Ground)

WEGとは、15歳未満の外国人未成年者が、単身または親の付添いなしにフィリピンへ渡航する場合に必要な「同意宣誓供述書」です。

入国時に15歳以上の場合、申請は不要です。

日本にあるフィリピン大使館への事前認証が必要となります。申請方法については、フィリピン大使館ホームページをご確認ください。

祖父母、兄弟、姉妹の同伴による入国でも、WEGの対象となります。

Authorization Letter(承認書)

Authorization Letter(承認書)とは、未成年者の保護者が、渡航する未成年者の検疫実施を許可する承認書のことです。

言い換えると、渡航する未成年者(お子様)に対して、フィリピン側で隔離やPCR検査をやってもいいですか?ということを、保護者(親御様)に確認するものです。

承認するのは「未成年者の保護者」で、承認されるのは「フィリピンの受入れ側の責任者」です。

フィリピンの受入れ側とは、留学であれば「語学学校の責任者」のことになります。フィリピンに親族がいる場合、その家族の代表者になります。

そこで交わした承認書を、入国時にフィリピン政府に提出することになります。

Authorization Letterの考え方の図式

Authorization Letter 準備の必要性

コロナ禍(2022年)の入国時に必須となった「Authorization Letter」ですが、2023年以降、ほとんどのケースで確認をされません

そのため、すでに準備は「不要」と言えますが、フィリピン側の公文が未発表のことから、学校によっては今でも提出を求めるところがあります。

eTravel

eTravelとは、フィリピン政府に対して渡航情報を申告するWebフォームです。

個人情報、渡航情報を事前登録、フィリピン到着時の空港で提示いただく流れになります。

日本出発の72時間〜出発日の搭乗手続き前までの登録が推奨されています。

当記事に関する免責事項

当記事はフィリピン政府の発表を、当社が独自に解釈したものになります。

具体的な詳細については、フィリピン入国管理局、フィリピン検疫局、在日フィリピン大使館等にご確認ください。

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フィリピン・セブ島留学について
この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約5,000名の留学生のお手伝いをさせていただきました。