【就職活動の体験談】英語を真剣に使える就職先

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外国語学部で学び、長期留学も経た新卒の私は、英語を『真剣に』使える仕事を志望していました。就職活動を通じての気付き。それは「英語を使いたい」という思いだけでなく「何のために英語を使いたいか」を明確にしておかなければならないということです。就職活動に悩んでる方に、自分の体験談を少しでもお伝えできればと思います。

政府系機関への就職

私は幼い頃から海外の芸術や音楽に憧れ、英語を学んできました。そして将来は、観光や文化などの分野で専門性を高め、語学力を活かせる仕事に就きたいと考えました。しかし、ふわふわとしたイメージは持っていたもの「旅行会社で何かスキルを得たい」「日本の文化を海外にアピールしたい」といった具体的なビジョンは持っていませんでした。

そこで思い浮かんだのが、国家公務員や地方公務員、独立行政法人の職員でした。「公務員で語学力を活かせるの?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし公務員であっても、日本の代表として国際人材が必要とされている場も少なくありません。

国家公務員の中では、言わずもがな外務省職員が最も国際的といえるでしょう。しかし他省庁も、海外との連絡を担当している部署は沢山あります。語学力のある人材は重宝され、英語の資格を持っていれば選考時の評価も上がります。私の留学仲間の中には、英語力も評価されて、経済産業省や財務省、文部科学省などに就職していった友人もいました。

私は地方公務員として、地域の外国人をサポートしたり、観光事業の振興に携わったりすることを考えていました。東京都や横浜市、京都市や神戸市などは、国際部門の組織が整っている印象です。出身地に関わらず、語学力の高い人材を積極的に求めていると感じました。

また地方公務員よりも、より専門性が高いのが独立行政法人です。日本貿易支援機構(JETRO)や国際交流基金(JPF)、国際協力機構(JICA)、政府観光局(JNTO)、国際協力銀行(JBIC)など、省庁の下部組織ようなところもあります。どこも新卒採用数は限られており、かなりの難関です。しかし、これらの機関はその分野で唯一無二の存在だからです。このようなところに就職を目指す方は、職務経験のない学生であっても、相応の関心と経験を示す必要があります。

このような政府系機関を志望する場合、まずは選考過程を入念にチェックしておくことをおすすめします。筆記試験や英語試験を課すなど、通常の民間企業とは異なるフローを設ける機関が多いためです。熱意や関心があっても、最低限の選考過程を突破しなければ、面接に進むこともできません。試験対策が必要な場合は、まず試験対策に取り掛かりましょう。勉強の合間に、民間企業の情報収集をすることや、他の道を探すことも十分に可能です。

国際派の民間企業への就職

私の周りを見る限り、留学経験者はあらゆる業界に就職しています。例えば「語学力を活かせる」「外国人と取引できる」代表格は、総合商社や専門商社、また外資系金融機関や外資コンサル、メーカーなども思い浮かびます。海運、空運、人材教育も世界での経験を活かせる人気の就職先です。

留学経験者にありがちなのが「語学力を活かしたいから外資」というパターンです。外資系の会社は、日本企業より自由なカルチャーや海外キャリアに直結した経験を積めるという点は魅力的です。しかし日本に支社をもつ外資系の会社は、本社機能が海外にあるというのみで、支社の中は完全に日系企業という場合も多いのです。外資系企業への就職を考えている方は、人事評価の制度などを事前に確認しておくことをおすすめします。

一方で積極的に海外進出している日系企業にも注目してみましょう。海外の新聞で気になる企業の名前を検索し、海外での認識度を測るという方法がおすすめです。日本で名が知られていない企業でも、海外シェアがダントツであったり、特定の地域では認知度が高かったりすることもよくあります。

政府機関より準備期間が短くなりがちなのが民間企業の就職活動です。さらに留学経験者の場合は、帰国時期によって有利不利が生じてしまうこともあります。留学先でも情報収集を怠らないことや、留学先で企業と出会えるチャンスがあるなら逃さないようにしましょう。。

また帰国後にすぐ動けるよう、ESや面接対策を留学中に進めておくことも大切です。自分の語学力や留学経験から、得意なことや目指していることを具体的に話せるように準備しておきましょう。

語学資格は就活で役立つのか?

政府系機関も民間企業も、必ずといっていいほど「語学力」を問われます。海外と関係ある仕事を自ら望むのですから、TOEIC、TOEFL、英検などの資格も持っておくことに越したことはありません。また、なかには会話が得意という人もいるかもしれません。自分の語学力を最大限にアピールしましょう。

例えばTOEICの場合、政府系機関の最低ラインは「600点」と言われています。しかし余裕を持って「730点」は取っておきたいところ。また外務省などハイキャリアの就職先では、TOEFL(IBT)100点やIELTS7.0以上という基準を設けている場合もあります。一方で地方公務員はスコア提出を求めないところもあります。独立行政法人など、上に挙げたような人気の機関には、多くの留学経験者や帰国子女が志望しているため、最低でも「700点」は取っておきたいところです。

民間企業は一概に基準を示すことが難しいですが、外資コンサルやシンクタンクに進んだ友人は、TOEIC900点が当たり前という世界でした。もちろんスコアだけでなく、会話力のレベルも高いです。総合商社や大手メーカーも、高いスコアをもった学生が集中するので、引け目を感じない程度に、スコアを取っておきましょう!仮にTOEICの形式が苦手で、良いスコアが取れないならば、英検など日本人向けの試験を受けるという作戦もあります。

私の就職活動の結果

当時、私は政府系機関を中心に就職活動をおこないました。受験シーズンの一年前から試験勉強を始め、その後に民間の就活を始めるというスケジュールでした。

政府系機関への就職を目指していましたが、今振り返ると、この選択が自分に合っていたか分からないというのが本音です。たしかに政府系機関は、少数精鋭で語学力を活かせそうな場所が多くありました。しかし自分自身が「日本のためや国民のために働けるか」という点でとても迷いがあったのです。「自分は民間企業の方が向いているのでは?」と迷いながら、だらだらと試験対策をしてしまい、自信をもって試験に臨むことができませんでした。

その結果、私は民間企業に就職することにしたのです。海外への文化発信を強みにしている小売業界です。語学力を活かすだけではなく、日本文化を世界へ発信できることが自分の価値観に合っていると感じました。政府系機関への就職ではありませんでしたが、試験勉強の中で学んだ知識や取得できた語学スコアを最後まで活かることができたと思います。

漠然と語学力を使いたい、国際的な仕事に就きたいと考えている人は多いかと思います。自分の関心のある分野を絞り、やりたいことを明確にして、就職活動をおこなえば、きっと満足の行く結果になると思います。まずは自分の経験を振り返って、いろいろな道を模索してみてください。

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