【実体験】2ヶ月のフィリピン留学でかかった費用を全公開

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語学留学を検討している方が一度は耳にするフィリピン留学。安いって耳にするけど「ぶっちゃけいくらかかるの?」「実は高いんじゃないの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は2ヶ月間、フィリピン・セブ島で留学を経験した私の留学費用を大公開したいと思います。

もくじ

2ヶ月のフィリピン留学でかかった総費用

一日マンツーマン授業6時間 + グループ授業2時間/4人部屋/2ヶ月間

内訳 費用
入学金 10,000円
授業料 + 滞在費 300,000円
SSP費用 11,550円
ビザ延長費用 6,930円
水道光熱費 11,000円
航空券 56,000円
海外旅行保険 36,830円
外食・レジャー・交通費 151,000円
合計 583,310円

いかがでしょうか。「こんな高いの?」「これくらいでいけるのか。」「もっと安くならない?」。様々な感想があるかと思いますが、実はこの留学費用は平均より高くなっています。

理由としては、私の場合、娯楽費が高額になっているためです。セブ留学中にダイビングのライセンスを取得したり、フィリピン最後の秘境と言われる「エルニド」に2泊3日で旅行に行ったり、プラスアルファの出費が多くなりました。実際にはもっと低価格で留学することが可能です!それでは具体的な内訳を見ていきましょう。

語学学校にかかった費用(日本支払い分)

入学金(10,000円)

入学金とは、学校が設定している登録費のようなものです。10,000〜15,000円がフィリピン留学の相場になっています。

授業料 + 滞在費(300,000円)

内訳としては「マンツーマン + グループ授業の授業料」「寮の費用」「一日3回の食費/週末は朝のみ」が含まれています。

入学金や授業料は学校によって異なります。授業料は留学の半分以上の費用を占めるため、授業料によっても全体的な費用が変わります。

また基本的には留学中に寝泊まりする寮等の「滞在費」や「食費」も含まれていますが、まれに食事が提供されないなど、プラスアルファの費用が必要な学校もあります。留学前に調べておくことをオススメします!

語学学校にかかった費用(現地支払い分)

SSP費用(11,550円)

SSPとはフィリピン政府が発給する、Special Study Permit(特別就学許可証)のことです。どこの学校でも取得が義務付けられています。

ビザ延長費用(6,930円)

30日を越えて滞在する人に必要な一次ビザの延長費用です。ビザ延長は、フィリピンで30日以上滞在する場合には絶対に必要となります。学校で申請してもらえるため、個人で申請することはほとんどありません。

水道光熱費(11,000円)

寮で使う水道光熱費のことです。学校により実費精算(使った分だけ払う)と定額で支払い(◯週間あたり◯ペソと固定)に分かれています。自分の留学先が、どちらのタイプなのかを確認しましょう。

航空券・海外旅行保険にかかった費用

航空券(56,000円)

日本からの往復航空券の費用です。留学時期や利用する航空会社によって変わります。

海外旅行保険(36,830円)

留学期間を対象にかける保険代です。私の場合は、東京海上日動火災保の旅行保険に加入しました。海外旅行保険は、不測の事態に備えて加入しておくのがおすすめです。留学中は住環境や食生活なども変わるため体調も崩しやすくなります。海外の治療費は高額になることが多いため「もしも」に備えておく必要があります。

現地生活にかかった費用

外食・レジャー・交通費(151,000円)

内訳 費用
日用品(トイレットペーパー、シャンプー等) 5,000円
ショッピング(お酒、衣服、お菓子等) 30,000円
外食・カフェ・バー・クラブ 25,000円
マッサージ、ネイル 5,000円
交通費(ジプニー・トライシクル・タクシー) 3,000円
レジャー(アイランドホッピング等) 10,000円
エルニド旅行(2泊3日) 45,000円
PADIオープン・ウォーター・ダイバーライセンス 28,000円
合計 151,000円

私の場合、平日の夜も飲みに行ったり、カフェで勉強するなど、アクティブに動いていたので、全体的に高額になっています。特にエルニドへ2泊3日の旅行にいったり、ダイビングのライセンスを取得しているので、その費用が半分以上を占めています。外食費やアクティビティの目安相場は以下の通りです。

外食費の目安

項目 目安費用
ローカル食堂(道端にある屋台等) 60ペソ〜(約120円〜)
ファーストフード 80ペソ〜(約160円〜)
レストラン 300ペソ〜(約600円〜)
カフェ(コーヒー1杯) 100ペソ〜(約200円〜)
バー(ビール1杯) 50ペソ〜(約100円〜)

レジャー費の目安

項目 目安費用
アイランドホッピングツアー 2,000ペソ~(約4000円〜)
リゾートホテルの一日利用 1,000ペソ~(約2,000円~)
クラブ(入場料) 100ペソ〜(約200円〜)

生活費は、個人の生活スタイルによって大きく変わります。しかし平均的に月3〜4万円あれば、週末に遊びつつ不便のない生活ができると思います。

私の場合も旅行やダイビングライセンスの取得費用を除けば、7万円程度で2ヶ月過ごすことができました。旅行や食事にこだわったりなど余裕をもちたい方は、月5万ほどみておけば充実したフィリピン生活を送れるのではないでしょうか。

留学費用を節約する方法

格安航空券(LCC)を利用する

最初に節約できるポイントは、日本からフィリピンへ渡航する際の航空券です。航空券は、航空会社によって料金差があります。例えば「JAL」や「ANA」などのフルサービスキャリア(FSC)で行こうとすると、往復10~20万円かかってしまうこともあります。しかし、FSCでもフィリピン最大手の航空会社である「フィリピン航空」は、日本各地からの直行便もあり、JALやANAに比べると手頃な料金で運行されています。

また直行便ではなく、韓国・台湾・中国を経由して行く韓国系・中華系の航空会社だと同日程でも1〜2万円前後安くなります。しかし、時間がかかってしまうというデメリットもあります。

一番のオススメは「セブパシフィック」や「ジェットスター」の格安航空会社(LCC)を利用することです。プロモーションを不定期でやっているので、うまく取れれば、往復3万円以下で取れることもあります。私はLCCを利用しましたが、キャンペーン後に購入したため、少し割高になってしまいました。安いチケットをゲットするためにも、定期的に各LCCのサイトをチェックしておきましょう。お得な航空券を探すために「スカイスキャナー」などの料金比較サイトもオススメです!

クレジットカード付帯保険を利用する

海外に行く時には必ず加入しておくべき海外旅行保険。私も加入していましたが、2ヶ月で「36,830円」と留学費用においても大きなウェイトを占めています。そんな中、実は保険費用を節約する方法があるんです!それは、クレジットカードに付帯している保険を利用するという方法です。ただし、90日以内の留学期間に限ります。

例えば「楽天カード」や「エポスカード」などのカード会社が無料でサービス提供をしているので、気になる方はチェックしてみてください。これを利用すると旅行保険にかかる費用が「0円」になります!入会金、年会費が無料のものも少なくないため、クレジットカードを作るだけで節約になる場合もあります。しかしメリットだけでなく、デメリットもあります。

クレジットカード付帯保険の注意点 その1

クレジットカードの海外旅行保険には自動付帯と利用付帯の2タイプがあります。「自動付帯」とは、クレジットカードを所持しているだけで、海外旅行保険に自動的に加入していることです。手続きや登録は必要がありません。一方「利用付帯」とは、ツアー代金や旅行中の公共交通機関の料金を支払う際に、クレジットカードを利用することで保険適用となるものです。出発前に自分の所持しているクレジットカードを確認しておきましょう。

クレジットカード保険の注意点 その2

クレジットカードの補償だけでは、完全に費用をカバーできないことがある点にも注意が必要です。最も利用する可能性が高い保険は、ケガや病気で使う病院代の補償です。これらの場合、普通の保険だと1,000〜3000万円まで保証されますが、クレジットカード付帯の保険だと100〜200万円前後になります。フィリピンでの治療費は、付帯保険の上限以上に高くなる可能性は低いですが、万が一の大事故など、不安な場合は保険会社の旅行保険に加入することをオススメします。

地元の乗り物を利用する

フィリピンで留学生が最も利用する移動手段は「タクシー」です。フィリピンのタクシーは、日本と比べて破格の安さです。セブ島ではタクシーの初乗りが40ペソ(100円程度)。セブ市内の移動だと、おおよそ200ペソ(400円)以下でできちゃいます。そんな中、タクシーよりさらに安い交通手段があります。それは、地元の乗り物である「ジプニー」と「トライシクル」です。「ジプニー」とは乗合いバスのようなもので、現地人の主な移動手段として使われています。カラフルに装飾されている車が特徴的です。

語学学校によってはジプニーの乗車を禁止しているところもありますが、ルートと乗り方さえ覚えてしまえば、ジプニーはとても安く便利な乗り物です。乗車料は、驚きの7ペソ(16円程度)!タクシー以上の破格の安さです。ただしジプニーではスリが多発しているので、細心の注意を払って自己責任での利用をオススメします。

また「トライシクル」とは、バイクの片輪にサイドカーがついた乗り物です。ジプニーが長距離を走る一方で、トライシクルは短距離、ちょい乗り用になっています。乗車料は7ペソ(16円程度)とこちらも破格の安さです。セブ島では基本的にジプニーとトライシクルを利用すれば、留学生が利用する各所にアクセスできます。交通費を少しでも抑えたいという方にオススメの乗り物です。

いかがでしたでしょうか。2ヶ月の留学にかかる費用は、学校や生活スタイルによって人それぞれです。私の場合は少し高額になってしまいましたが、工夫して節約すると安くで留学できます。せっかくのフィリピン留学なので、英語力以外にも様々なことを体験してみてください!皆さんの留学が充実した留学になることを願っています。

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