子連れで親子留学を検討中のお母さん必見!フィリピン・セブ島での親子留学で、子供に用意してあげたい環境について外せないポイントを、3歳と7歳の子供を持つ、私の実体験を交えてご紹介します!
もくじ
親子留学だからこそ気になるあれこれ!
子連れで海外に行くとなると、ちょっとした事でも気になりませんか?
海外旅行なら1週間程度で元の生活に戻ることができますが、親子留学となると滞在期間が長期間になります。英語学習の効果を引き出すために、子供の生活ベースはきっちり整えてあげたいもの。
私の場合、親子留学の検討中に、学校のホームページやパンフレットを見ても、ニュアンスが伝わってこなくて困ることが度々ありました。
例えば、食事満足度100%って言われても子供が食べられるメニューなのかな?とか、学校の中にキッズスペースはあるけれど、上の子は飽きちゃいそうな設備じゃないかな?とか、ベビーシッターサービスって具体的にどんな感じ?料金だけじゃなくて、どんな人が見てくれるのかも教えてほしい!など、考え始めると「?」の数は増えるばかり。
なかなか決まらない学校選び
フィリピンへの親子留学を検討する際、まず見るのは語学学校を紹介するウェブサイトや学校のホームページ。私も綺麗な写真に惹かれてホームページをのぞきました。
しかし「親子留学 受入可」の学校も、何歳からOKなのかなど、より詳しいことはホームページだけではわかりませんでした。そこで、プロによる情報も知りたかったので、留学エージェントにおすすめの3校を尋ねてみることにしました。
私が教えて頂いたのは、それぞれ以下のような特徴がある学校でした。
- (1)子供の英語教育に強い韓国系の語学学校
- (2)親子留学の実績多数・滞在するホテルは高級感あり・アクティビティ豊富な学校
- (3)学校施設内に生活の全てがそろった便利な学校
どの学校も一見、素晴らしく見え、どこの学校に決めるのか困ったほどでした。
そして、私は(3)の学校を前向きに検討し始めました。この学校に魅力に感じた理由は「3食の食事提供」があることや「洗濯のサービス」がついていることでした。日々追われている家事雑事から解放され、自分の勉強や子育てに専念できる点が魅力でした。
念のため、どんな部屋か調べておこうと学校のホームページ見たとき、私の入学意欲に急ブレーキがかかりました。「私だけなら大丈夫だけど、子供は大丈夫かな?」これが率直な感想でした。
セブ島の語学学校探し!私のこだわりベスト3
その後、満足いく学校探しに成功した、私のこだわりポイント3つをご紹介したいと思います!
- (1)宿泊施設
- (2)食事
- (3)語学学校
まずは学校探しからでしょ!と言われるとその通りですが、私は一番に宿泊施設にこだわりました。ここには親子留学だからこその理由が隠れています。
子供と一緒だからこそこだわりたい!住環境6つのポイント
子供にとって、衣食住はその日のご機嫌や体調に影響を与えます。慣れない海外生活である上に、滞在期間も長くなります。子供の負担を減らし、心地よく過ごせる環境を用意してあげることは、学習のクオリティーにもつながります。そこで、これから親子留学を検討している方に向けて、宿泊施設のチェックポイントをまとめてみました。
部屋の広さ
子供の人数・性別にもよりますが、2人以上いるのであれば、狭い部屋だと子供のエネルギーが収まりきらない可能性も。子連れはどうしても部屋にいる時間が長くなる傾向にあります。予算に無理をしない程度に、少し広めのお部屋を検討するのも快適な親子留学ライフには必要です。
実際、我が家はベッドルームとリビングルームのあるコンドミニアムホテルを選びました。3歳の息子は部屋の窓から車を眺めたり、ベッドをトランポリン代わりにして遊んでいました。7歳の娘はダイニングテーブルでお絵かきをしたり、ソファーで絵本を読んだり、それぞれに自分の居心地の良いスペースを見つけていました。
施設の清潔感
ホームページや写真などで確認することができます。
施設の壁の薄さ
子供はお休みの日でも元気をフルチャージして早起きしてきます。また、就寝が早いのも子供の特徴です。周囲の部屋の物音が原因で寝つきが悪い、休みの日なのに早朝から起きて静かにさせるのが大変、なんてことが起こらないようにしたいですね。壁の薄さは、口コミサイトなどで情報を得られることがあります。
自炊 OR 学食
お母さんの味の方が食べやすいお子さんなら、健康管理の面からも自炊が好ましいでしょう。逆に好き嫌いなく、外食先でも普段と変わらず食べることのできるお子さんであれば、学食が利用できます。お母さんも食事作りから解放できて良いですね。学校によっては、自炊スペースがあるところもありますので、日本から素麺を持ち込んで、食欲のない日に自炊してみるのも良いかもしれません。またバイキング形式の学校なら、子供の食べられる食事を選ぶこともできます。
プール・キッズスペースの有無
授業が終わった後の時間は、頑張ったご褒美に子供が楽しめることを何かしてあげたいですね。エネルギーの溢れる子供たちですから、思いっきり体を動かせる環境があると、親子留学の楽しかった思い出もさらに深まるのではないでしょうか。
学校周辺エリアにショッピングモールなどが無い場合は、プールやキッズスペースはお母さんたちの助けになること間違いなしです。学内施設であれば部外者がいませんので安全です。また、これらの施設を通じて、友達ができ、コミュニケーションが広がることも楽しいですね。
我が子のためにこだわりたい部分・こだわらなくて良い部分が見えてきたのではないでしょうか。これらのチェック項目の優先順位を決めてから、学校を探していくと理想の学校に出会えます。
新しい学校も増えて、次々と学校選びの選択肢が増えていくフィリピン・セブ島留学。満足の行く親子留学になるよう、自分のこだわりをうまく見つけてくださいね!
滞在先によってここまで変わる食事事情!
語学学校を2か月かけて探す中で、宿泊施設に次いで重視したのが「食事」でした。宿泊施設によって、食事形態が分かれますので下記を目安にしてみてください。
(1)学校寮
学校の寮が食事の提供をおこないます。さらに細分化すると「給食のように定まった食事」「バイキング形式」の2つに分れています。
学校寮の最大のメリットは、日本から食材の持ち込みをしなくてよいので、荷物が軽量化できる点です。私は自炊を選択したので、ただでさえ子供の荷物で重たい荷物が食材の持ち込みにより、100キロの荷物へと成長しました。(現地のスーパーマーケットを見てそれほど持ち込む必要がなかったな、と後々思うことになるのですが、、)
親子留学の場合、食事によっては子供が食べないかもしれない心配があります。バイキング形式で品数の多い学校を選んで、より子供の好みにあいやすい学校を探してみるのも1つの方法です。また、韓国経営の学校では辛い食べ物が出やすいこともあるようです。
(2)ホテル滞在型
朝は「ホテルの朝食」、昼は「学校で提供される食事」、夜は「外食」というような学校もあります。ホテル滞在の場合は、ホテル内、またはホテル周辺施設に外食のできるところも多いです。授業で習った英語をお店で実践して使ってみるのもいいですし、夕食を食べ歩くのも旅の楽しみになります。ただし子連れですので、暗くなってからの外出は安全面に十分な配慮が必要です。学校帰りにスーパーでカットフルーツやチーズ、ハム、パンなどを購入して部屋で食べるのもおすすめです。
(3)コンドミニアム滞在型
- 朝:自炊 or コンドミニアム内のカフェ
- 昼:学校で提供される食事
- 夜:自炊 or コンドミニアム内のカフェ or 外食
自炊のメリット
- スーパーに行ってローカルの人たちと同じ目線で生活することができる!
思っていた以上に、フィリピンのスーパーは食材豊富です。清潔感もあります。 - 朝の時短に最適!
朝の時間は忙しいので、レストランに行く時間をショートカットすることができます。 - 親しんだ味が食べられる!
長丁場となる親子留学ですから、お母さんが無理しない程度に料理をしてみる価値はあります。また、長期滞在だからこそ親しんだ味を食べるとほっとすることも。 - 選択肢が広い!
その日の気分で外食したり、自炊したり選ぶことができます。
自炊のデメリット
- 食材の買い出し・調理・お皿を洗う手間があげられます。
フィリピンへ親子留学!選ぶならどんな学校がベスト!?
ようやく語学学校のお話が来ました!
私は生活の基本を整えることが、英語学習を支えることに必要だと判断したので、学校の優先順位を3番目に持ってきました。そもそも子供の語学力がビギナーレベルなので、どこの学校に入れてもできることは、ある程度同じだろうと考えたからです。
大人であればビジネス向け、TOEIC対策、カランメソッドなど学校の特色を踏まえて選ぶことができます。しかし、ここで注意したいのは、親の希望にあった学校を選ぶと、子供の年齢によっては受入れ不可の場合があるということです。これは私の学校探しで一番につまずいた点でした。
このカリキュラム面白うそう!この学校のプールが気にいった!という観点で学校探しをしていると、子供NGだったり、宿泊設備がイマイチだったりで、なかなかうまく学校が見つけられませんでした。そんな時に出会ったのがITパークにある小さな学校でした。
そこに決めた理由は「対応力」でした。学校に直接申し込むにしても、エージェントに依頼するにしてもそうですが、未知の世界に子供と飛び立つとなると要望が出てきます。例えば、子供と一緒に眠れるベッドの広さが欲しい、カリキュラムへの要望、フィリピンでの生活についてなどなど、、そこに対応してもらえるか、アドバイスをしてくれるかは子連れにとってはストレス度合いが変わってきます。細やかな対応をしてもらえる学校だと、子連れでも安心感を持つことができます。
新しい学校が次々と増えているフィリピン。語学学校の選択肢はたくさんあります。その中でも自分の要望にあった学校を見つけるのは大変ですが、エージェントを通せば、子連れOKの学校も探すことができます。また代理店によって紹介してくれる学校が違うこともありますから、積極的に問い合わせてみてくださいね。
私たちのフィリピンでの生活
いかがでしたでしょうか?今回は「子どもために重視したい3つのポイント」をご紹介しました。
宿泊施設
- 部屋の広さ
- 施設の清潔感
- 施設の壁の薄さ
- 自炊 or 学食
- プール・キッズスペースの有無
食事
- 学校寮
- ホテル滞在型
- コンドミニアム滞在型
語学学校
- カリキュラム
- 対応力
フィリピンの親子留学に実際に行ってみた感想は「楽しい!」の一言です。子供は水着が乾く暇がないくらい、学校から帰ってきたらお友達とプールで遊んでいます。
生活面では、滞在するコンドミニアムホテルの近くのスーパーは清潔で食材豊富です。夕食には和風ハンバーグや鶏の照り焼き、なすの煮びたし、きゅうりとわかめの酢の物など私の好きな和食を作って食べています。もちろん、毎食子供たちは完食しています。
学習面では、授業中に娘のいるブースからご機嫌な笑い声が聞こえてきていて、行きたくないと言ったことはありません。渡航前、7歳の娘はアルファベットの大文字はわかるけれど、小文字はあやふやでした。しかし留学して、積極的に小文字を書くようになりました。
「Car」のRの発音なんて、大人の私にはマネできません!3歳の息子も、通学2日目にして「Number1」という言葉を覚えて帰ってきました。日本語もままならないのに、英単語を話す息子を見ると笑えて仕方がありません。
日本ではありえなかった生活に、私たちは出会い、それぞれに成長しています。
親子留学を検討されている全ての方に、快適で楽しい留学ライフを送っていただくために、この記事を参考にしていただければ嬉しいです。
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