これからセブ島に滞在する方、準備は万端ですか?
住むと見えてくる文化や風習。これから初めてセブへ訪れる方は、不安や疑問を感じることもあることでしょう。
セブは、フィリピンの他の都市と似ている部分もあれば、セブ島独自の風習が根付いているとこもあります。
しかしセブの人々は、いつでも海外からの住人を温かく迎え入れてくれます。あまり不安にならずに、楽な気持ちで新しい挑戦をスタートさせましょう。
今回は、これからセブ島滞在を控えている方のために、事前に知っておきたい20のことをご紹介します。いち早くセブでの暮らしに慣れて、素敵なセブライフを満喫しましょう。
1.セブはフィリピンの第二都市
もしあなたのセブのイメージが、ビーチや砂浜ばかりの、のんびりした島だとしたらそれはちょっと違うかもしれません。セブは、フィリピンの中でも、首都マニラについで巨大な都市です。今日セブでは多くのビジネスが展開され、活気あるエリアとして急成長しています。
2.「Bai」や 「Migo」で友達に
慣れない海外での暮らしでは、現地の人々と仲良くすることも大切です。道を訪ねる際は「Bai バイ」や「Migo ミゴ」と言いながら会話をスタートしてみましょう。どちらも基本的には「友達」という意味。セブの人たちはとてもフレンドリーなので、ローカルな言葉を使ってみると快く答えてくれるでしょう。
3.日曜日はレチョン・デー
セブでの日曜日の過ごし方は、なんといってもビーチパーティー。そして、このパーティーに欠かせないのがセブの伝統料理の「レチョン」です。日曜日がセブの人たちにとって待ちきれない理由は、セブの至るところにレチョンの屋台が登場するためです。特に屋台で販売されている自家製のレチョンは、ショッピングモールで食べるレチョンとは違い、家庭的な優しい味わいが堪能できます。
4.カラオケマシーンだらけ
おそらくセブは、フィリピンの中で最もカラオケが盛んな都市と言えるかもしれません。セブの人たちは歌が上手く、歌いながら時間を過ごす文化が根付いています。休みの日には一日歌いっぱなしの時も。市内の街の方では、歌はもちろん、鶏の声や車の音も聞こえるので、静かな時間を過ごしたい方は、離れのリゾートがおすすめです。
5.ストレスの原因は渋滞
セブはリゾート地としての落ち着いたエリアと、ビジネス街としての慌ただしいエリアを持ち合わせる都市です。近年、急成長しているセブの交通ラッシュは、慣れない人にとってはストレスになる可能性も。車間距離が狭く、今にもぶつかりそうな状態で、セブの街を駆け抜けなければなりません。現在、渋滞を緩和させる様々なプロジェクトが発足しており、2~3年を目途に道路の改修が行われる予定です。
6.シビアな観衆たち
セブ島で行われるスポーツやイベントに行くと、日本とは違う冷めた印象を受けるかもしれません。なぜなら、日本で見るように、観衆が立ち上がって拍手をしたり、喜んだりすることは極めて稀だからです。セブの観衆はとってもシビア。ちょっとやそっとの演技やパフォーマンスでは喜びません。エンターテイメントが豊富なフィリピンの文化では、良い演技に慣れてしまっているのでしょうか。しかし裏を返せば、観衆が立ち上がる時こそ「本当に素晴らしかった」という瞬間でもあります。
7.別世界が手の届く場所にある
慌ただしい都市に発展しているセブも、市街地から幹線道路を抜けて30分程ドライブすれば、自然あふれる憩いの場所に行くことができます。おすすめは、マクタン島から船で15分程の位置にあるオランゴ島。リラックスできる日帰り観光スポットとして人気があります。
8.カルボンマーケットに出かけよう
セブにある市場の中で、何でも揃うと言われているカルボンマーケット。野菜、果物、スパイスから季節もののハロウィンコスチュームまで、ありとあらゆる商品が揃うセブ最大の市場です。農家が多く住むバランガイ周辺の数ブロックが市場になっています。お店の人もとてもフレンドリーで、楽しいローカルショッピングが楽しめます。
9.キリスト教信仰が熱い
セブではキリスト教に熱心な人達が多いことを認識しておきましょう。宗教に関するイベントや行事も多く、セブ最大のお祭りでもある「シヌログ祭」が開催される時期は道路が閉鎖されます。セブに来たら、このようなイベントや行事に参加するのも一つの楽し方です。
10.セブは人種のるつぼ
セブは多く島の中心に位置することから、さまざまな人々が移住してくる島でもあります。フィリピン本島からの移住者も多く、実は「本物のセブ人」は意外と少ないのです。アヤラやSMモールといった現地のショッピングセンターには、驚くほど外国人が集まっています。自分だけが、外国人だと気負わずにリラックスして生活しましょう。
11.普段の会話はすべて英語で
セブの人たちは英語が堪能です。セブでビジネスをスタートさせる欧米企業も少なくありません。また最近では、アジア圏を中心にフィリピン人講師によるオンライン英会話が普及しています。セブの現地語が話せなくても、気軽に英語で会話をスタートさせてみましょう。
12.セブっ子は海が大好き
セブ最大の魅力は、発展している中心地と自然あふれるビーチの距離が近いこと。市内から30分もあれば美しいビーチに訪れることができます。そのため、セブの人は小さい頃から海が大好き。大人になっても、家族や友人と時間を過ごす大切な場所となっています。
13.親しい間柄では「Inday」「Dodong」
セブに来たら、おそらく「Inday インダイ」や「Dodong ドドン」という言葉を耳にすることでしょう。「Inday」は若い女性や尊敬の意味を含めて、女性を呼ぶ時に使う愛称のようなものです。また「Dodong」も、同じような用法で男性に対して使います。またどちらも「スイートハート」というような意味合いがあり、恋人同士で使うこともあります。
14.セブの人は新しいもの好き
セブの人たちは、いつでも新しいものに興味津々です。バーやレストランが新規オープンすると、真っ先に足を運びます。そして、自分の思ったことや体験したことを、すぐに意見やコメントとして、ソーシャルメディアに残します。満足できるかどうかを自分自信で判断するという国民性があるのかもしれません。
15.ダウンタウンは楽しみの宝庫!
セブのダウンタウンというと、どうしても「暗い」「怖い」というネガティブなイメージがある方が多いようです。市内でも込み入ったエリアではありますが、その一方、安く楽しいお店が見つかる宝庫でもあります。夜に行くのが少し怖いという方は、お昼の時間帯にゆっくり散策してみてもいいかもしれません。
16.シヌログはただの祭りじゃない
セブの伝統的なお祭り「シヌログ祭」。毎年1ヶ月間に渡り開催されるセブ最大のイベントで、海外から多くの観光客が集まるほど。またセブの人たちにとっては、お正月よりも大切な神聖行事でもあります。セブでの滞在を始めたら、シヌログが待ち遠しいイベントになるかもしれません。
17.船で旅することに慣れよう
セブは、フィリピンにある船舶会社の約80%が拠点を置く最大級の港町です。例えば、マンダウエ周辺は交通渋滞が頻繁に起こるエリアですが、そんな時は、船やボートを上手に使うと良いでしょう。混んでいるエリアをすり抜けてマクタン島へもスムーズに移動できます。また各島へのアクセスも、距離が近ければ船が主流です。セブに滞在する方は、船を使いこなして、いろんなところに出かけてみましょう。
18.食事がリーズナブル
セブの魅力は、何といっても食事がリーズナブルなこと。安い価格で流行りの料理が堪能できます。フィエンテ(Fuente)にあるラーシャン(屋台村)、ティサ(Tisa)のシュウマイなどは、セブでも人気な超ローカルグルメ。職業、老若男女問わず、さまざまな人たちが流行りのローカル料理に舌包みしている姿が見られます。
19.ジプニーのルートは番号で確認
街中を走る市民の足「ジプニー」。最初はどのジプニーに乗車すれば目的地にたどり着くのが、困惑してしまう人も多いでしょう。しかし、ジプニーのルートはとてもシンプル。車体の上に掲示してある3桁のナンバーを確認してみましょう。このナンバーはジプニーが走る一定区間を示す番号です。例えば「14D」なら、アヤラセンター行き、オスメニャ大通り、エスカリオ通り経由という意味を持っています。ナンバーは少しずつ覚えていくしかありませんが、セブに滞在すれば、きっとすぐに慣れることでしょう。
20.バイク文化
フィリピン国内でドゥマゲッティは最もバイクが多い都市と言われていますが、セブはそれに続く第2位のバイク保有高を誇っています。バイクは車に比べて維持費が安いだけではなく、細い道が多いフィリピンではとても便利です。何より交通渋滞に影響されることなく移動ができるのが人気の秘密です。セブに長期で滞在する方は、タクシーやジブニー以外の移動手段を持ってみてもいいかもしれません。
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