今回の留学は、自分の仕事に都合もありたった1カ月の期間でしたがとても有意義な時間となりました。

フィリピンの多くの先生は、私たち生徒に非常に気さくに接して下さり、また、親切丁寧に英語を教えてくれました。ある日、グラマーの先生から授業中の会話の中でどうして英語を勉強しているのか？という質問を先生から受けました。

私は、自分が仕事でマネージャーをしていること、そのステップアップのためにイギリスの大学院でマネジメントの勉強をしたいと考えていること。そのために今英語を勉強しているという事を先生に伝えました。その話をしてからというものそのグラマーの先生は毎日授業の始めに私に単語の小テストを用意してくれるようになりました。それは、学校が初めに用意していたカリキュラムにはおそらくないだろう先生の手作りと思われるものでした。そして、その中身はイギリス英語特有の表現やビジネス単語といった今後将来私が押さえておくべき事柄が網羅されていました。

マンツーマンのレッスンでしたので、そもそもの先生が生徒それぞれの要望を把握しやすい体制がとうのもあるでしょうが、それ以上にその先生個人が合間をぬって私のために授業の準備を毎日してくれていたことには非常に感謝しています。

さらに私がイギリスに行くといった話はそれ以外の私の先生にも伝えて会って下さり、例えば発音の先生はイギリス発音とアメリカ発音の次回についての解説などをさりげなく授業中に開設してくれたりもしました。フィリピンの人柄と言ってしまえばそれまでになってしまいますが、彼らの人に尽くすというホスピタリティの精神は英語を習う者にとっては非常に助けになるものだと思います。

その先生とは卒業後に食事に出かけたり、帰国した今でもフェイスブックで連絡を取り合う中になっています。