【2021年7月16日時点】マルタ留学のコロナ入国制限と夏休み留学の「代替案」
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2021年7月9日(金)より、マルタの入国制限が急遽変わった影響から、マルタ留学では多くのキャンセルが相次いでいます。
現地メディア「タイムズ・オブ・マルタ」によると、12,000人の留学生に影響が及び、15,000人の渡航がキャンセルされたと報道されています。
Language schools set to lose up to €40m
当ページでは、現地の学校から入っている「最新ニュース」「今後の対応方法」「キャンセル時の代替案」をご紹介いたします。
以下は7月9日(金)に入ってきた、マルタを代表する語学学校「EC Malta」からのニュースとなります。
マルタの入国条件について(2021年7月16日時点)
2021年7月14日(水)よりマルタ入国にはCovid-19ワクチン接種証明の提示が必要になります。
認められる証明方法は、マルタ政府ワクチン接種証明、EU Digital COVID Certificate、またはNHS COVID Pass(イギリス)のいずれかです。また認められるワクチンは、Pfizer, Moderna, AstraZeneca, Johnson & Johnson製のいずれかです。
上記以外のワクチン接種証明は、公式英文翻訳等を添えても現時点では無効です。PCR検査結果提示による入国はできなくなります。
追記 2021年7月15日(木)
2021年7月9日にマルタ入国条件変更および休校措置につきましてご連絡を差し上げておりましたが、その後、EUからの勧告を受けて「ワクチン接種完了者のみ入国可」から「ワクチン接種完了者または入国後の自己隔離を条件に入国可」に変更になっております。
ワクチン接種証明について
日本でも海外渡航者向けにワクチンパスポートが発行されるようになるとのことですが、マルタで現時点で認めるとされているのは、マルタ政府発行、イギリス発行、EU発行のいずれかのものになります。
今後、マルタ政府が日本のワクチンパスポートを有効とするまでは、日本でのワクチン接種者、接種証明はたとえ英文記載であっても対象になりません。
自己隔離について
現時点では政府の認める自己隔離に適したホテルとされているものの、具体的なホテルリストや金額の発表はありません。
本日のマルタ主要誌の記事では、1泊最低100ユーロで14泊1400ユーロという内容が掲載されていますが、こちらはVisit Maltaのフェイスブックページに記載された記事が基になっており、政府機関サイト(保健省・外務省)及び空港サイトには未だ公式の案内はありません。 (2021年7月14日現地時間午後9時現在)。
オンライン授業の実施期間について
2021年7月14日(水)よりMicrosoft Teamsを用いたオンライン授業に移行します。対面授業に戻る日程はマルタ政府による通達があるまでは未定です。
現在のマルタ国内の様子について
今回の語学学校の休校措置は、
・過去1週間弱の間に新規感染者数が急増したこと
・その多くが語学学校内でのクラスター発生によるものだったこと
から急遽決定が下されたものです。
一方で、そのほとんどが無症状または軽症であることコロナによる入院患者数及び重症者数に変化はないことから、マスク着用ルールが再度強化されたり、レストランやカフェなどの営業制限が行われたりといったことはなく、一般市民はもちろん、留学生のみなさんも今まで通りの生活を送っています。
また8週間以上マルタに滞在する留学生は無料ワクチン接種を受けられることが決まり、現在ECでも対象者リストなどを作成、提出する運びとなっています。ただし詳細については正式な発表で全体像が分かるのではなく、手続きを進めながら分かることになりそうな様相ですので、皆さまからの事前のご質問にはお答えできませんこと、予めご了承ください。
とのことで、2021年7月入り、マルタの入国制限が変更になったことから、留学にも大きな影響が出ている状況です。
入国可否や隔離措置が焦点になっていますが、留学生の方にとって注目すべきポイントは「授業のオンライン化」です。
マルタに渡航できたとしても、全授業がオンラインというのはどうなのか?を一度考えてみてもよいかもしれません。
例えば、上記でご紹介した「EC English」は「EC Virtual」という、日本から受講できるオンライン留学パッケージも展開しています。
「EC Virtual」は日本でも人気のプログラムですので、すぐにキャンセル判断はせず、日本からのオンライン授業に切り替える方法があることも念頭に置いておきましょう。
また14日間の隔離措置、オンライン授業のデメリット以上に、マルタに行きたい!という方は渡航を検討してもよいかもしれません。
マルタ留学を申し込んでいる人はどうすればいいのか?
マルタ留学をすでに申し込んでいる方は、利用中の「留学エージェント」に相談してみましょう。学校側の混乱を避けるためにも、学校ではなく、取次の留学エージェントに連絡を入れるのが基本となります。
選択肢は主に「3点」です。
(1)様子を見る
(2)延期する
(3)キャンセルする
様子を見る
留学の出発がまだ先の方については「様子を見る」という選択肢があります。例えば、今後日本の「ワクチン接種証明」も認められれば「14日間の隔離措置」は不要となる可能性があるでしょう。
しかし一方、対面授業の再開について、1ヶ月など、短期的に戻る可能性はあまり高くないという予想もできます。
対面授業が再開する裏付けとして「感染者数の減少」が必須です。なぜなら、今回の授業のオンライン化は、語学学校内での「感染者数の増加」が一番の理由であるためです。
感染者数の増加傾向が「減少傾向」に変わるまでには、それなりの時間を要します。これは全世界における過去の感染者数の増減推移から見ても明らかです。
この点から、数ヶ月以上先のマルタ留学を申し込んでいる方は「様子見る」という判断は妥当と言えそうです。一方、出発まで数週間を切っている方は、早いうちに決断することも大切です。
例えば、留学エージェントによっては、出発●日前でキャンセルポリシーが変わることもあります。その点も踏まえて、今後の方針を相談してみましょう。
キャンセルまたは延期する
夏休み留学から「春休み留学」に延期するというのも一つの方法です。前述の通り、半年間も先であれば、状況は一変している可能性が高いと言えます。
もし留学を延期する場合「今回の夏休みはどう過ごすのか?」について考えることになるかと思います。
そこでのおすすめが、事前の「オンライン学習」です。「もっと勉強しておけばよかった」という後悔は、留学生が渡航してから口にする定番の言葉となっています。
自習やオンライン学習でも、事前にできる準備は多くあるので、夏休みを事前学習に当てるというのも一つの方法です。
また学生さんの中には「就活」を意識している人も少なくないのではないでしょうか。
就職活動では「何をしたか」も大事なPRポイントですが、目標に向けて「自分で考えたプロセス」を評価されることも多くあります。
今回の急な入国制限は「目の前に立ちはだかった問題」です。その問題に対して、自分はどのように対処したのか?
ただ留学を延期しただけなのか?それとも次の目標に向けて、今自分ができることは何かを考え、具体的な行動に落とし込んだのか?
学生を採用する企業の立場であれば、このようなプロセスを自分で考え、行動できる人の方が、仕事もできると評価することでしょう。
マルタ留学の延期やキャンセルを無駄にしないためにも、この問題を一つの経験と捉え、将来の就職活動でPRできる一手に変えていきましょう。
セブ島留学センターの「オンライン留学」
マルタ留学の代替案の一つとして、当社では「オンライン留学」をご提案しています。なかでも「フィリピン」のオンライン留学をおすすめすることが多くなっています。
オンライン留学は様々な学校が展開していますが、フィリピンのオンライン留学は「マンツーマン」であることがメリットです。
オンラインでありながら、英語をアウトプットする機会がとても多いので、特に英会話(リスニング、スピーキング)を伸ばしたい方に人気があります。
直前の申し込みでもまだ間に合いますので、夏休み留学を断念した方は、お気軽にお問い合わせください!