フィリピン後の二カ国留学
二カ国留学
近年、フィリピン留学後のプランのとして、二カ国留学が人気になってきています。二カ国留学とは、フィリピン留学のマンツーマンレッスン通じて、英語基礎力を伸ばした後、ネイティブ圏でのワーキングホリデーやインターンシップにチャレンジするというものです。フィリピン留学で伸ばした英語力をもとに、カナダやオーストラリア、ニュージーランドといった国々で、発展的なイングリッシュライフを送ってみましょう。このような二カ国留学は、キャリアアップを目指している社会人の方や、長期留学を検討している大学生の方におすすめとなっています。
再入学
語学留学
語学スクールに入学し、本格的な英語レッスンを受講する語学留学は、フィリピン留学後にさらに英語力を伸ばしたい方におすすめです。本場のネイティブ講師からレッスンを受け、多国籍な生徒たちとコミュニケーションをとることで、応用的な英語を学ぶことができます。もちろん、入学時の語学力は問われないので、まだ英語に自信がない方でも気軽に入学することができます。
学校タイプを選ぶ
独立型の語学スクール
フィリピン留学の語学学校と同じく、様々なエリアにある民間が運営している語学スクール。多くの学生が集まる大規模校からアットホームな雰囲気が持ち味の小規模校まで、様々なタイプの学校があります。
キャンパス型の語学スクール
フィリピン留学ではあまり多くない、大学のキャンパス内を利用してレッスンを受ける私立語学スクール。一部の大学施設を利用できることや、大学生と交流する機会があるなど、独立型の語学スクールとは異なる魅力があります。
滞在方法考える
ホームステイ
フィリピン以外の留学では、最もオーソドックスな滞在方法で、それぞれの国の一般家庭に滞在します。ホストファミリーとの暮らしを通じて、その国の文化や習慣などを学ぶことができます。
メリット | デメリット |
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学生寮
フィリピン留学と同じく、仲間と寮での共同生活を送ります。寮生活は、世界各国からの留学生や現地の学生と知り合うチャンスが多いのが特徴です。キャンパス型や都市部にある学校は寮を備えているところが多くなっています。
メリット | デメリット |
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フラットシェア
アパートや一軒家を複数人で借りてシェアするという滞在スタイルです。フィリピン留学では一般的ではありませんが、家賃が高い欧米圏でも負担が少なく、さらにリビングなど共用スペースで広い空間を確保できます。最初はホームステイや寮に滞在し、留学生活に慣れてきた後、フラットシェアに移り住むのが一般的です。
メリット | デメリット |
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フィリピン留学後の海外語学スクール
専門留学
フィリピン留学や海外語学スクールでの研修後、さらなる専門スキルを身につけたい方におすすめなのが、専門留学です。社会人の方であればキャリアアップやステップアップに、学生の方であれば、就職活動に繋げることができます。一般的に専門留学は、公立または私立の専門学校(カレッジ、TAFE、ポリテクニック等)や大学、民間の語学学校の特別コースなどで学ぶことができます。日本の専門学校と同じく、様々な学校やコースがあり、学べるジャンルは多岐にわたります。コース修了後は、ディプロマ(Diploma)やサティフィケート(Certificate)と呼ばれる海外の修了証が授与されます。
大学留学
大学留学は、海外の大学へ進学するプログラムです。高校生から社会人まで多くの方が、大学への進学、編入を目指しています。海外の大学は、日本と異なり、入学の時期や専攻が柔軟に設定されています。進学先を決定するにあたり、多くの情報や手続きが必要となってくるので、高校や大学にある留学デスクや民間の専門機関を通じて、しっかり情報収集をおこないましょう。自分の希望する国、期間、学びたい専攻にによって様々な選択肢があります。また、ほとんどの大学で進学条件に英語力が必須となっており、短期的に英語力を伸ばすためにフィリピン留学が利用されることも少なくありません。また、欧米圏やオセアニア圏の語学学校でも、大学進学を目標とした進学準備コースを取り扱っているところがあるので、英語力に自信がない方はこのようなスクールを上手に活用しましょう。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、国際交流を目的とした政府公認の制度です。日本からも毎年多くの方が、世界中でワーキングホリデーに挑戦しており、フィリピン後の二カ国留学としても人気が高いプログラムとなっています。勉強、仕事、休暇、なんでもありの自由スタイルで長期間滞在できるのがワーキングホリデーの魅力です。
学ぶ
留学国で仕事を見つけられるようになるまで、まずはしっかり英語を学ぶ必要があります。フィリピン留学でしっかり基礎力を身につけた後、欧米やオセアニア圏の語学スクールでワンランク上の英語学習にチャレンジしてみましょう。また、ワーキングホリデーの学びは英語だけではありません。世界各国から集まる学生や現地の人々とふれあい、一緒に生活するなかで様々な気付きや発見があります。机上の学習にとどまらない学びと成長がワーキングホリデーの最大の魅力です。
暮らす
英語学習だけが目的ならば、わざわざ海外に飛び出す必要はありません。海外で生活することは、英語以外にも様々な可能性を与えてくれます。その国々で旅や趣味にチャレンジし、その土地の暮らしを体感してみてください。フィリピン留学では、東南アジア独特の暮らしぶりを感じることができ、欧米やオセアニアの国々では、先進国らしい生活を味わうことができます。特色が全く異なる暮らしぶりを体験できることも二カ国留学のポイントです。
働く
ワーキングホリデーというその名の通り、働く(Workする)ことがワーキングホリデーの醍醐味です。現地の人々が集まる職場は、まさに英語力を向上させるための実践の場。さらに現地で収入を得ることができるため、留学資金を抑えることもできます。趣味や特技を活かした職場を見つけてフィリピン留学後のキャリアアップに繋げてみましょう。
仕事、職場の一例
ホテル世界中から訪れるお客さん対して、ホテルサービスを提供する仕事です。ハウスキーピングや掃除、フロント業務など様々なホテル業務があります。 |
ピッキング野菜や果物などの農作物を収穫する仕事です。外仕事で体力も必要ですが、住み込みで働くことが多いので、各国から集まった人々と交流を楽しむことができます。 |
カフェ・レストラン・ショップ仕事内容はレジやキッチン、ホールや販売など様々です。お客さんとのコミュニケーションで英語力が鍛えられるので、人気の高い仕事となっています。 |
日本食レストラン都市部には数多くの日本食レストランがあります。英語が不安な方でも仕事に就くことができるので、ワーキングホリデーで初めて就く仕事として人気があります。 |
ファーム牧場で動物の世話をしたり、農作物を収穫する仕事です。自然が豊かな農場で新鮮な体験ができます。多くのファームでは、働く替わりに滞在費が免除されます。 |
インストラクター・ツアーガイド知識と経験が必要となる仕事ですが、自分の好きなことを仕事にできるチャンスがあります。お客さんとのやり取りもあるので、英語を話す機会も多い仕事です。 |
オフィスワーク高い英語力が求められますが、世界の舞台で活躍したい人には絶好のチャンスです。日本企業との違いも体験できるので、帰国後の就活でアピールできることも。 |
ネイリスト・デザイナー・ナーシングなど(技術職)資格やスキルがあれば、それを活かした仕事に就くことも可能です。日本で培った技術であれば、海外での就労経験がキャリアアップにつながることも。 |
英語レベルと主な仕事の一例
TOEIC | TOEFL | カナダ | オーストラリア | ニュージーランド |
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800以上 | 90-120 | オフィスワーク・語学学校スタッフ | オフィスワーク・現地カフェ・レストラン | 現地カフェ・レストラン・オフィスワーク・留学スタッフ |
700-800 | 77-89 | ツアーガイド・ホールスタッフ etc. | 日系企業の一般事務・旅行会社・留学会社 etc. | ツアーガイド・ホールスタッフ etc. |
600-700 | 64-76 | ホールスタッフ・日系のショップスタッフ etc. | ショップスタッフ・ツアーガイド etc. | ホテルスタッフ・日系のショップスタッフ etc. |
500-600 | 53-63 | キッチンヘルパー・庭師・日本食のホールスタッフ | フードコート・日本食のホールスタッフ | 日本食レストラン |
500未満 | 0-52 | キッチンヘルパー・日本食レストランのキッチン | ファームワーク・日本食レストランのキッチン | フルーツピッキング・日本食レストランのキッチン |
ワーキングホリデービザ
- | オーストラリア | ニュージーランド | カナダ | イギリス |
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対象年齢(申請時) | 18歳から30歳 | 18歳から30歳 | 18歳から30歳 | 18歳から30歳 |
滞在できる期間 | 入国日から12ヵ月 | 入国日から12ヵ月 | 入国日から12ヵ月 | 入国予定日から24ヵ月 |
就学できる期間 | 4ヵ月まで | 6ヵ月まで | 6ヵ月まで | 制限なし |
就労できる期間 | 制限なし(同一雇用主の下では6ヵ月間) | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
入国の有効期限 | ビザ発給から12ヵ月以内 | ビザ発給から12ヵ月以内 | 通知書発給から12ヵ月以内 | ビザ申請時に入国日を決定 |
発給数 | 定員に達し次第締切 | 定員なし | 6,500人 | 1,000人 |
申請方法 | オンライン | オンライン | 郵送 | 窓口 |
申請料金 | AUD365 / ¥31,000 | 無料 | CAD150程度 | GBP200 |
条件 | 十分な資金を有すること・扶養する子供が同伴しない・健康、審査の基準を満たす・帰国時の航空券または資金 | 資金:NZD4,200以上・子供を同伴しないこと・健康かつ犯罪歴がないこと・往復の航空券または資金 | 資金:CAD2,500以上・医療保険の加入・健康かつ常識を有する・往復の航空券または資金 | 資金:GBP1,600以上・有効なパスポート・扶養する子供がいないこと・往復の航空券または資金 |
問い合わせ | オーストラリア大使館 | ニュージーランド移民局 | 在日カナダ大使館 | UK Visa Information |
ボランティア・インターンシップ
ボランティア
現地のボランティア活動に参加するプログラムです。フィリピン留学でもボランティアを体験することはできますが、欧米圏やオセアニア圏でのボランティアは、現場の雰囲気も学べる内容も変わってきます。チャイルドケアや教育・福祉関係を始め、メディカル関係や環境保護など、ボランティア活動の種類は多岐にわたります。フィリピン留学に行く前の日本でパッケージを申し込んでおくのも一つの手ですが、現地行った後、自ら情報収集をおこない、活動団体を探してみるのも貴重な経験となります。積極的にチャレンジしてみましょう。
インターンシップ
インターンシップとは、主に学生が在学中に企業で研修生として働く制度です。形態は受け入れ先や専攻により様々で、基本的には無給(一部報酬を得られる場合もあり)で経験を積むところが多くなっています。語学学校によっては、授業の一環でインターンシップが含まれているコースもあり、海外での貴重な経験は、キャリアアップにつながることがあります。フィリピン留学後に世界のビジネスを体験し、帰国後の就職活動に活かしましょう。