8月10日から8月24日まで2週間、セブ島に留学した。

セブ留学を決めたのは、英語力を伸ばしたいのはもちろん、他国の雰囲気や文化、友達を作り思い出を残したかったから。フィリピンでの留学は、マンツーマン授業が主流だったので、自分のレベルに合わせて進めてくれることがすごくありがたかった。

私は本当に英語が苦手だったので、フィリピン留学で、先生に丁寧に教えてもらえて本当に良かったと思っている。また、部活動との兼ね合いで、2週間の短期留学にした。部活動は、吹奏楽部に入っていて、大会も近く、部活動にも専念したいと思い、夏休み最後の2週間を使って留学をした。

2週間では短いと感じるが、自分のやりたいことできるようになりたいことを最初からピックアップしておくと、達成感は大きかった。私はやりたいことリストを作り、毎日楽しんで過ごした。内容としては、「先生とたくさん話す」、「お土産を買う」、「10人以上友達を作る」、「英語で買い物をしてみる」、「場所を聞いてみる」など、もっとたくさんあるが、自分のしたいことをまとめておくとすごくスムーズに進んだ。

私がこの留学を通して成長したことは、3つある。一つ目は自分の力でできることはするということだ。私はこの留学を自分でエージェントを決めるところから始めた。エージェントを複数ある中から、どこが1番良いか抜粋し、エージェントと連絡を取り合って、学校先も自分で決めた。

航空券もどうするか提案されたものから自分で選び、自分で決めた後に親に相談をするという形をとっていた。金銭面に関しては親に出してもらうので、それ以外は自分でできるように計画を立てて、決めた。また、初海外だったが、1人で飛行機に乗って海外までいく経験をした。怖さもあったが、自分でできた達成感は計り知れないほど大きかった。その結果、自分でやることはやるという力が今まで以上に伸びたと思う。

二つ目は、誰とでも話し、仲を深めていく力だ。どんな年齢層でも、私はいろんな人に話しかけた。前述でも話した通り、私は友達を10人以上作ることを目標にしていたので、たくさん周りの人と話して、名前をメモに残して覚えられるようにした。このことから、留学生活が私にとってかけがえのないものになり、自分のコミュニティがすごく広がった。友達とは海に行ったり、アヤラモールやSM Cityに行ったりしてショッピングを楽しんだり毎日充実した日々を送っていた。今私には日本中、世界中に友達がいる。これは、普通にできることではないので、すごく嬉しい。

三つ目は、英語力が以前より伸びたことだ。やはり、2週間ということもあって、すごく喋れるようになったというわけではなかったが、何を言っているかわかるようになった。それをうまく伝えられない時も先生はすぐ、言いたいことを汲み取ってくれるので、心配することもそれほどなかった。でも、今日言えなかったことは次の日には言えるように、言いたかったことをメモするなど、自分にできる最低限のことをしっかりやった。少しずつでも話せるようになると楽しいもので、先生との話やつながりが広くなった気がする。

また、この留学での失敗談としては、二つあって、一つ目は、単語をあまり覚えずに留学に行ってしまったことだ。単語は本当にないと何も言えないわからない、伝わらないの連続だった。だから、単語は大体でも覚えていったほうが得だと思う。

二つ目は、友達に気を遣ってしまうことが多かったことだ。やはり、友達を作っても気を遣って何もしないと、つまらないし、ただ自分が辛くなってしまうだけなので、友達には遠慮をあまりしないことを勧める。遠慮をすると本当に毎日が楽しくない。

まして、2週間なら尚更、自分の行きたいところ、したいことを伝えて友達と行ったほうが楽しい！遠慮をすることは時にいいことだけど、その人と一生いるわけではないのだから、気を遣って自分を曝け出さないのはつまらない。本当に自分のしたいこと周りのしたいことどちらも優先しつつ、自分を1番に思ってあげてほしい。

この留学を通して私は、周りへの感謝が1番大きいと思った。まず、留学に行かせてくれて、お金も払ってくれた親、親戚、学校探し、航空券その他留学に関わることをサポートしてくれたエージェントの留学サポートセンターさん、私に英語を教えてくれた先生方、2週間私と仲良くしてくれて一生の思い出を作ってくれた友達、こんなにたくさんの人がいなければ私はここまでやってこれなかったと思う。だから、私はこの留学を今後に活かし、しっかりこの先も生きていきたいと思う。今後留学をしたいという人がいれば、感謝を忘れずに頑張ってほしい。