荷物の紛失について

現地で荷物を紛失

フィリピン留学中に荷物を置き忘れたり、盗まれたりした場合、手元に戻ってくる確立はかなり低いと言えます。学校から外出する際は、貴重品を持ち出さないように心掛けましょう。万が一に備えて、海外旅行(留学)保険に加入しておくことと安心です。

現地で荷物を紛失した場合、すぐに被害に遭ったその地域を管轄している警察署へ行き、紛失届出証明書、盗難届出証明書を書いてもらいます。その後、加入している保険会社に連絡を入れましょう。

空港で荷物を紛失

航空会社による荷物の積み忘れや行き先の誤りによって、紛失してしまった手荷物を「ロストパケージ」と呼びます。ほとんどのロストパケージは最終的に本人の手元に戻ってきますが、最後まで見つからないケースもあります。

乗継ぎの際、フィリピンのマニラや韓国の空港で、万が一荷物を紛失してしまった場合は、まず利用した航空会社のカウンターへ行き、係員に事情を説明しましょう。その際、搭乗前のチェックインカウンターで荷物を預けた際に受け取った「クレームタグ」が必要となります。

次に、窓口にて、手荷物紛失証明書(Property Irregularity Report)を記入し、荷物の詳細や留学滞在先の住所を伝えます。その後、最低限必要となる洗面用具、衣服などを購入しておきましょう。

後日、航空会社から払い戻しを受けれる場合があるので、この時に購入した分の領収書やレシートを保管しておくも重要です。(一部、サービスキットを出してくれる航空会社もあります)

また補償については、加入している保険会社に連絡を入れましょう。もし海外旅行(留学)保険に加入していない場合や加入している保険タイプが補償の対象外でも、航空会社が補償してくれる場合があるので、手荷物紛失証明書の提出を忘れないようしておきましょう。

スーツケースに名前、住所、連絡先を英語で記載したネームタグを付けておけば、荷物が戻ってくる可能性が高くなります。また、現地での緊急購入が難しい、コンタクトレンズ、メガネ、電子辞書、充電器などは機内持込みの「手荷物」に入れておきましょう。

注意事項

セブ・マクタン空港では、国際線と国内線の荷物の到着場所が異なるため、稀に荷物が見つからず、盗難、紛失と勘違いしてしまうことがあります。自分の荷物が見当たらない時は、近くの空港スタッフに尋ねましょう。

現地対応は日本の対応(心のケアを含む)と違い、素っ気なく感じてしまうこともありますが、そのような価値観の違いも受け入れ、冷静に行動するようにしましょう。

現地生活に関するQ&Aに戻る