【バギオ留学】タトゥーヴィレッジで人生初を経験
プロフィール 公開日:2023/7/5
- お名前:
- TAKANASHI AIRA さん
- 留学時の年齢:
- 17歳
- 留学先:
- フィリピン / バギオ
- 留学目的:
- 語学力の向上
- 滞在期間:
- 8週間(2023年3月〜5月)
- 学校:
- PINES メイン校
- コース:
- Power Speaking
留学期間も終盤にかかったころ、近場の観光地も行き尽くし、次はどこに行こう。と考えていたところ、語学学校の先生から「タトゥーヴィレッジ」をおすすめされた。
話を聞くとその村には人間国宝である「アポワンウッド」がいるらしい。彼女の年齢は106歳。長寿で有名な日本でも106歳はかなりの長寿である。
彼女がこれほどまで有名になったわけは、彼女が「現役のタトゥー彫師」であるからだった。これは会いに行くしかない。お話を聞いたあと、友人2人を誘い週末に村に向かうことにした。
当日早朝3時起き。そこからバスターミナルへ、5〜6時間ほどかけてサガダという地域に向かう。この時点で疲労困憊。だが、まだまだ道のりは長い。
ここから3時間ほど乗り物酔いする人がのったら終わると言われている小さいバスのような「ジプニー」という乗り物で村の前まで行く。村は停留所から谷を挟んだところにある。もちろん橋などない。
小雨が降る中、谷を乗り越えてやっと着いたのがタトゥーヴィレッジこと「ブスカラン」。村は日本の限界集落ほどの規模で、推測だが、ほとんどの住人が何かしらの繋がりがあるように見える。それほど小さい。そして人が温かい。
歩けないほど体が疲れていたため宿に到着後、すぐに就寝、、しようと思っていたが、運がいいのか、悪いのか、その日は伝統的な結婚式があった。夜10時から始まり朝方の5時まで爆音の音楽と共に人々の笑い声が聞こえる。
結局、深夜2時ごろに就寝することになった。翌日起きると朝10時。カンカンカンカンとなにかを打ち付けるような音で目が覚める。そう、これがブスカラン流のタトゥーの掘り方だ。
専用の棒に針がついており、そこに墨をつけてそれを肌に叩きつけながらタトゥーを彫る。施術を見ていたらタトゥー彫師から「あんたやんないの?ここまできたのに??」と、言われる。
「見るからにこれは痛いじゃん無理だよ。怖いよ。」というと「虫が噛む感じだよ。そんな痛くないよ」と。虫によるだろ。一度、アポワンウッドに会ってから考えると言いその場を後にする。
彼女に会うのは困難かと思っていたが、かなりすんなり会えた。話すこと、写真を撮ることは無理だったが(人が多かったため)実物を見ると106歳とは思えないほど若く見えた。
彼女にタトゥーを彫って欲しかったが、予約で三日後まで難しいらしい。
ここまできたのに写真しか撮らないのか?何時間もかけて、お金もかけて、どうせなら彫るか。
そんな安直な考えで一生モノのタトゥーを彫るのは日本ではかなり批判されるだろうな。そうも思ったが、私の人生だしいいか。そう思い、デザインを決め彫ってみた。痛い。血出てるし。虫が噛む力じゃない。
そのままだが、針刺さってるめちゃくちゃ痛い。「痛い〜!!」と叫んでいたらゾロゾロ人が集まってきた。イタイは現地の言葉でお父さんという意味らしい。
私はタトゥーを彫りながら永遠と「お父さん〜!」と叫んでいた。
そんなこんなで人生初のタトゥーを彫りました。後戻りできねぇ〜けどかっこいい〜そんな感じでした。今の所、後悔は1ミリもありません。
帰りはいろいろ問題があり、プライベートバンをレンタルして帰りました。
結局、アポワンウッドのタトゥーは彫れませんでしたが、また再チャレンジしようと思います。
バギオ留学、楽しかったです〜
体験談 Q & A
留学の目的を教えてください。
語学力の向上
セブ留学を選んだきっかけ、理由とは?
格安である。授業数が他の留学先と比べて圧倒的に多い。自分はかなり怠惰なためスパルタであるフィリピンがちょうど良いと考えたため
英語は伸びましたか?フィードバックをお聞かせください。
かなり伸びました。簡単な会話ならすらすら出てくるようになり、軽いジョークですが言えるようになりました。
フィリピン留学における失敗談、失敗エピソードを教えてください。
食文化の違い、交通設備が不十分で道が悪い、排気ガスが大量に出ている。一度病気になったのですが、病院のシステムが複雑で、学校ナースがいなければ受診することが難しかった