【2024年最新】フィリピン留学の航空券準備について

2024年11月01日更新

航空券のタイプと選び方

航空券には「普通運賃の航空券」「正規割引の航空券」「格安航空券」の3つのタイプがあります。フィリピン留学では、正規割引の航空券、または格安航空券を利用して渡航する方がほとんどです。

留学生にとって、ビジネスクラスの利用は一般的ありません。ビジネスクラスの場合、往復30万円以上するものもありますが、格安航空券を利用すれば往復「60,000円~120,000円」で購入できます。

航空券の費用目安(エコノミー)

- 直行便(往復) 経由便(往復)
閑散期 6〜10万 5〜8万
繁忙期 8〜18万 6〜15万

おすすめ航空会社(セブ行き)

セブ島への渡航でよく利用されるフルキャリアは「フィリピン航空」、格安航空会社で人気が高いのは「セブパシフィック航空」です。

格安の経由便で行きたい方は「台湾」や「韓国」での乗継ぎ便を利用する方もいます。

おすすめ航空会社(マニラ行き)

セブと同じく「フィリピン航空」や「セブパシフィック航空」が定番ですが、日系航空会社の「JAL」「ANA」も就航しており、特にビジネス渡航に人気があります。

2023年からは日系LCCの「ZipAir」も就航しており、バギオ留学、マニラ留学では「ZipAir」を利用する方も少なくありません。

検討時のポイント

格安航空券(LCC)は、費用が安い点がメリットです。一方キャンセルの条件が悪かったり、柔軟な変更ができない場合があります。

特に夏期のフィリピン留学は、台風の影響等で飛行機が欠航、遅延することが稀にあります。

初めてフィリピンに訪れる方、英語初心者の方の場合、「マニラ空港」での乗継ぎはハードルになります。英語に自信のない方は、直行便の利用、または韓国経由もおすすめです。

フィリピン留学で利用される「6つの空港」

フィリピンで最も大きい空港が「マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)」、二番目に大きい空港が「セブ・マクタン空港」です。

留学エリア 目的地の空港
セブ セブ空港(セブ・マクタン空港)
バギオ マニラ空港(車で約5時間)またはクラーク空港(車で約3時間)
クラーク クラーク空港(車で約20分以内)、またはマニラ空港(車で約2時間)
バコロド バコロドシライ空港
イロイロ イロイロ空港、またはカリボ空港
ターラック マニラ空港(車で約3時間)またはクラーク空港(車で約1時間)
スービック マニラ空港(車で約4時間)またはクラーク空港(車で約2時間)
ドゥマゲテ シブラン空港

航空券の目的地(学校別)

目的地の空港 語学学校
セブ・マクタン国際空港
※セブ(Cebu)空港と同じ
CIA、EV English Academy、CPI、B'Cebu、GLC、QQ English、Cebu Blue Ocean、SMEAG、3D Academy、Howdy、MeRISE、English Fella、I.Breeze、Philinter、First English、Genius English、Stargate、Curious World、CLC、Premier、CPILS、IMS、Winning、CEGA、CELLA、ELSA、ETHOS、CG ESL、LCIC、CIJ、PILA、Kredo IT、CIEC、GLANT、CAEA、BTES
マニラ国際空港 or クラーク国際空港 Baguio JIC、BECI、PINES、MONOL、WALES、A&J、Enderun Colleges、LLC
クラーク国際空港 or マニラ国際空港 EG Academy、We Academy Clark、CIP、Help Clark、Clark Talk Academy
バコロド・シライ国際空港 eRoom
イロイロ国際空港 GITC、MK Education、We Academy iloilo

バギオ留学:多くの学校がマニラ空港から4〜5時間以内、クラーク空港から3時間以内(一般的にはマニラ空港の利用者が多い)

クラーク留学:多くの学校がクラーク空港から20分以内、マニラ空港から2時間以内

日本から「セブ島」への直行便

成田発 関西発 中部発
フィリピン航空 PR433 PR409(2024年12月22日〜) ×
セブパシフィック航空 5J5063
5J5065
5J5109 ×
ユナイテッド航空 UA32 × ×
全日空 NH5323 × ×
アメリカン航空 AA8341 × ×

フィリピン航空(関西 - セブ)の直行便である「PR409」は、2024年12月22日以降に就航予定となります。

フィリピン航空はこれまで複数回、関西-セブの直行便の再就航を取りやめている点には注意が必要です。予約した直行便が欠航になった場合、マニラの経由便に振替となるケースが一般的です。

日本から「マニラ」への直行便

成田発 関西 中部 羽田 福岡
フィリピン航空 PR427
PR431
PR3101
PR407
PR411
PR437 PR421
PR423
PR3105
PR425
セブパシフィック航空 5J5055
5J5057
5J827 5J5039 × 5J923
日本航空 JL745 × × JL77 ×
全日空 NH819
NH5335
NH5337
NH5329
NH5313
NH5325 NH869
NH5331
NH5333
NH5327
ZIPAIR ZG095 × × × ×
エアアジア Z2191 Z2189 Z2171 × ×
ジェットスター GK41 3K764 GK95 × ×
アメリカン航空 AA8339 × × AA8344
AA8345
×
ウエストジェット航空 WS5922 × × × ×

日本から「クラーク」への直行便

成田発 関西発 中部発
セブパシフィック航空 5J5069 × ×

地方都市(イロイロ・バコロド・ダバオ等)へは、マニラでの乗継ぎ便が基本となります。

フィリピンへの航空券を予約

留学先である語学学校の「入寮日」と「退寮日」を確認後、日付に合わせたフィリピンへの往復航空券を準備しましょう。航空券はインターネットや旅行代理店などで予約できます。

代金の支払い方法は販売会社によって異なりますが「クレジットカード」や「オンライン決済」が一般的です。

購入後、帰国日が記載されたページ、メール等を印刷しておきましょう。

フィリピンでは、入国時に帰国日(フィリピンの出国日)を提示する必要があります。入国審査は預託荷物を引き受ける前なので、スーツケースではなく「手荷物の中」に入れておくこともポイントです。

航空券購入時の注意点

フィリピンへ訪れる際は、往復航空券、または第三国へ出国する航空券を準備しましょう。入国時に帰国用チケットが確認できないと入国できません。

また航空券には、帰国日の変更が可能なOPENチケット、変更不可のFIXチケット、復路の便のみで変更可能なFIX/OPENチケットがあります。現地で延長を検討している場合は、OPENチケットもしくはFIX/OPENチケットの準備もおすすめです。

中部・福岡発|セブ行き

セブ空港への直行便は「成田発」「関西発」のみ、それ以外は「経由便」となります。

また現在、フィリピン航空、エアアジアの経由便(マニラ経由 - セブ行き)につきましては、マニラ空港でのターミナル移動(シャトルバス、タクシー利用)が発生します。

とくに未成年のお客様など、マニラ空港のターミナル移動がご不安の場合、以下の方法をご検討ください。

  • (1)成田、関西からの直行便(フィリピン航空・セブパシフィック航空)でのご渡航
  • (2)韓国、香港、台湾等の経由便でのご渡航
  • (3)フィリピン航空の「アナカンサービス」を利用

アナカンサービスとは、フィリピン航空による有料での「空港職員の付き添いサービス」で、17歳以下の方が対象です。(参考相場:往復12,000円)

ターミナル移動を伴うマニラ経由の場合「3時間以上」の乗り継ぎ時間を確保いただくのがおすすめです。

未成年の航空券取得

一部の航空券の販売サイトで、18歳未満(単身渡航)の航空券が購入できないことがあります。しかしながら、15歳〜17歳(渡航時点)のお客様につきましては「成人と同じ条件」で入国が認められています。

販売サイトが独自で制限していることが考えられますので、未成年者の単身渡航に対応している販売サイト、または弊社経由での航空券取得をご検討ください。

また渡航時点での年齢が「16歳以下(単身渡航)」のお客様につきましては「エアアジア」のご利用をお控えいただくことをおすすめします。

エアアジアでは「16歳以下」の単身渡航の場合、保護者による空港待機を命じられる場合があり、帰国時の学校スタッフがこれに対応できない場合があります。

つきましては「フィリピン航空」や「セブパシフィック航空」または、その他の航空会社をご検討いただくのがおすすめです。

航空券の費用を抑えるためのポイント

  • 直行便ではなく「経由便」を利用すると安く抑えられることがあります。
  • 土日予約は、平日に比べ高いというデータがあります。
  • 一般的な航空会社は20週間前、LCCは6週間前に安値になることが多いようです。
  • 一般的な航空会社は14日前、LCCは10日前から、値上がりする傾向にあります。
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