【フィリピン留学のネット環境】WiFiは遅い?eSIM・SIMカードについて
2025年11月21日更新
フィリピン留学を検討する際、「現地でスマホは使える?」「学校のWiFiは遅い?」といったインターネット環境への不安はつきもの。連絡手段としてはもちろん、英語学習や情報収集においてもネット環境は欠かせません。
結論からお伝えすると、フィリピンのネット環境は日本ほど高速ではありませんが、正しい準備をすれば快適に過ごせます。
語学学校内のインターネット環境
現在、セブ島をはじめとするフィリピンのほぼ全ての語学学校には、WiFi環境が整備されています。基本的には、日本から持参したスマートフォンやパソコンは、現地WiFiに接続するだけで利用可能です。
しかし「場所」と「時間帯」に注意が必要です。
部屋でWiFiは使える?
多くの学校では、カフェテリアやラウンジなどの「共有スペース」には、強めのWiFiを設置していますが、学生寮(お部屋)のWiFi 感度は学校によって異なります。
全館完備:部屋でも動画視聴、通話可
共有部のみ:部屋にはあえてWiFiを引いていない(※勉強への集中、睡眠不足を防ぐなどの理由)
「部屋でもネットを使いたい」「仕事をする必要がある」という方は、お部屋のWiFi環境が良い学校を選ぶのがおすすめです。
通信速度と安定性について
フィリピンのインフラは発展途上であり、日本と比べると通信速度が不安定になることがあります。とくに夕食後など「生徒全員が一斉に利用する時間帯」は、回線が混雑し、速度が遅くなる傾向があります。
留学前のワンポイント
教材の音声データやお気に入りの映画、YouTube動画などは、日本にいる間にダウンロード(オフライン保存)しておくこ方法もおすすめです。これだけで現地でのストレスが軽減されます。
学校外でのインターネット環境
学校から外出した際、セブシティなどの都市部であれば、以下の場所で無料WiFiに繋げることができます。
- ショッピングモール
- カフェ(スターバックスやBo's Coffeeなど)
- ファストフード店
- ホテル
ただし、無料WiFiはセキュリティ面のリスクや接続時間の制限(例:1時間まで)がある場合も多くなっています。
外出先でも地図アプリ、配車アプリ(Grab)を使うためには、次項で紹介する「モバイル通信環境」が必須となります。
現地 SIM・eSIM
近年のフィリピン留学では、学校のWiFiだけに頼らず、自身のスマホで現地のモバイル回線を利用するスタイルが主流です。
主に2つの方法があります。
(1)現地SIMカードを購入する
SIMフリーのスマートフォンをお持ちであれば、現地の通信会社(Globe、Smartなど)のSIMカードを挿入して利用できます。 SIMカード自体は空港やモールで数十ペソで購入でき、必要なデータ容量分をチャージ(ロード)して使います。
- メリット:料金が非常に安い
- デメリット:物理的なカードの入れ替えが必要(日本のSIMを無くさないよう注意)
(2)eSIMを活用する
最近利用者が急増しているのが「eSIM」です。物理的なカードの抜き差しが不要で、QRコードを読込みやアプリ設定だけで設定を完了できます。
- メリット:日本にいる間に設定を完了できる・到着した瞬間からネットを使える・日本のSIMを入れたまま併用可
- デメリット:eSIM対応のスマホが必要・電話番号が付いていない場合がある
パソコンを使いたい場合は?
SIMを入れたスマホの「テザリング機能」を使えば、パソコンやタブレットもネットに接続できます。もし、ビジネス等で常に大容量の通信が必要な場合には、日本から「海外用ポケットWiFi」をレンタルしていくのも一つの方法です。
自身のスタイルに合った準備を
フィリピンのネット環境は年々向上していますが、学校選びや事前の準備で快適さは大きく変わります。
- 部屋でもWiFiを使いたい:寮のネット環境が強い学校を選ぶ
- 外出先でも自由に使いたい:SIMフリースマホ、eSIMを準備する
- 動画をたくさん見たい:日本でもダウンロードしておく
「WiFiが強い学校を知りたい」「自分に合ったネット準備を教えてほしい」という方は、お気軽にセブ島留学センターまでご相談ください。
