フィリピン留学で「アルバイト」はできる?働きながら留学する方法

2024年07月04日更新

フィリピン留学中に「アルバイト」はできない

残念ながら、フィリピン留学中のアルバイトは認められていません。フィリピンの法律では、留学生がアルバイトをすることは違法とされています。

違法就労には注意

フィリピンでの違法就労は、厳しく取り締まられており、違反すると重い罰則が科される可能性があります。罰金、強制退去、将来的な入国禁止などのリスクを伴います。

過去には「働きながら留学できるプラン」を打ち出していた、とある語学学校で、金銭の受渡しが発覚し摘発された事件がありました。

トラブルに巻き込まれないためにも、留学中は現地の法を遵守することが大切です。

フィリピンの雇用ビザ(9G)

フィリピンには外国人が合法的に働くための、雇用ビザ(9Gビザ)があります。

雇用ビザ(9Gビザ)は、現地企業との雇用契約、外国人雇用許可証や複数の会社書類の提出を通じて、取得する就労ビザです。通常は2年間、延長で3年間まで就労可能なビザとなります。

しかし雇用ビザ(9Gビザ)は、主に専門職や特定技術職に対して発行されるものであり、留学生がこのビザを取得するのは一般的ではありません

そのため、留学中にどうしても収入を得たい場合(支出を抑えたい場合)、別の方法を考える必要があります。

働きながらフィリピン留学する方法は?

フィリピンに留学しながら収入を得る方法(支出を抑える方法)は、いくつかあります。以下に、その方法をご紹介します。

テレワークを活用する

インターネットが普及している現代、テレワークで働ける企業も増えてきています。

現在、就労している日本の会社や転職予定の会社が、フレキシブルな働き方を認めている企業であれば「テレワーク + フィリピン留学」の実現が可能です。

語学学校では「8時〜18時」などで、授業を実施するのが一般的です。例えば、午前だけ、夕方だけ授業を受講し、他の時間を仕事に充てる方法が考えられます。

フィリピンの一部の語学学校には「午前授業だけ受けれる学校」や「ワーケーションに適した学校」があります。

総合型クラウドソーシングを活用する

ご自身のスキルを活かして、フリーランスの仕事をフィリピンから行うことで、収入を得ることが可能となります。

例えば、総合型クラウドソーシングサイトである「ランサーズ」や「クラウドワークス」「ココナラ」など、最近では各スキルに特化したクラウドソーシングもあります。

ただしこの場合、日本国内での所得(個人事業主)扱いになるので、所得額が一定額を超えた場合、確定申告が必要です。また留学中の年金、住民税の取り扱いについても注意が必要です。

語学学校のインターンに応募する

頻度が多くありませんが、タイミングによって、語学学校がインターンを募集することがあります。

どこの語学学校にも、正規職員のマネージャーがいて、そのマネージャーをサポートするのがインターン生です。主なインターン業務は「滞在中の学生サポート」であることが一般的。

インターン生になっても雇用ビザ(9Gビザ)を取得できるわけではありません。しかし、その代わりに「宿泊」「食事」「授業」を無料提供するケースが多いです。収入を得れるわけではありませんが、支出を下げることにより、長期滞在を目指せます。

残念なことに、語学学校のインターン募集は多くありません。情報が出回ることも少ないため、自分で語学学校や留学エージェントに直接問い合わせるのがおすすめです。

またフィリピンではなく、欧米圏の「ワーキングホリデー制度」を利用すれば、合法的な就労が可能です。フィリピン留学で英語力を身につけて、その後にワーホリに行く「2カ国留学」も定番プランとなっています。

インフルエンサー留学に応募する

最近では、インフルエンサーとして活動する留学生も増えています。

一部の学校、留学エージェントでインフルエンサーを募集しているので、自分の留学生活や経験をSNSで発信したい方は、検討されてみてもよいかもしれません。

フォロワー数によっては、学校や留学エージェントによるスポンサーシップを得ることもできます。

セブ島留学センターでも「インフルエンサー留学」「アンバサダー留学」を募集しているので、お気軽にご相談ください。

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