【2021年度】セブ島留学の未来予想と新型コロナウイルス

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セブ島留学における「新型コロナウイルス」の現状やコロナ前との比較について、カテゴリ別に解説していきます。

新型コロナウイルスによって、セブ留学にどのような変化が起きているのか?アフターコロナのセブ島留学を検討している方の参考になれば幸いです。

この記事で分かること

  • フィリピン・セブ島留学の再開予想
  • 新型コロナによってセブ島留学がどう変化するのか
  • アフターコロナの留学ポイント
(2022年3月16日更新)

フィリピン・セブ島留学がついに再開!(2022年4月時点)

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以下記事から、最新の留学状況をご確認いただけます。

ここから下の内容は「2021年10月時点」の古い内容が含まれていますので、ご注意ください。

新型コロナによるセブ島留学のメリット、デメリットの変化

新型コロナウイルスは普段の生活はもちろん、セブ島留学にも大きな変化をもたらしました。留学が再開しないと分からないこともありますが、新型コロナウイルスによって、セブ島留学のメリット、デメリットの注目点が変わるかもしれません。

これまでのセブ島留学のメリット・デメリット

  • ・留学費用が安い
  • ・日本からの距離が近い
  • ・レッスンはマンツーマン授業が中心
  • ・先進国に比べて生活水準が低い
  • ・治安面が心配

セブ島留学のメリット・デメリット(コロナ後)

  • ・グループと比較して、マンツーマン授業の感染リスクが低い
  • ・オンライン英会話の産業が盛んで、レッスンのオンライン化も進んでいる
  • ・セブ島には海や自然が多く、開放的な空間が多い
  • ・市内にはコンドミニアムやホテルが点在し、プライベート環境を作りやすい
  • ・途上国の医療体制が心配

これまでは「安い・近い・詰め込み勉強」が魅力だったセブ留学ですが、コロナを起点に「リゾートの自然・住環境・長期ステイ」などが注目される可能性があります。

平均年齢が上がる可能性もあり?

新型コロナウイルスによって、世界中でテレワークやあらゆるもののオンライン化が進みました。そんな中、今後のセブ島留学でも注目されているのが「ワーケーション」です。

ワーケーションとは、ホテルやリゾート地に滞在しながらリモートワークで仕事をする新しい働き方です。コロナ前は10代〜20代が中心だったセブ島留学ですが、ワーケーションが進むことで、今後さらに多くの社会人が留学しやすい環境になると言えます。

ネット環境の良いコンドミニアムに滞在しながら、1日数時間の英語レッスン + 仕事という留学スタイルが確立されていく可能性もあります。

授業、食事、寮のサービスは変わらない

寮付き・食事付きという点もセブ島留学のメリットです。セブ島は欧米留学と異なり、留学費用に「授業・寮・食事」の全てが含まれています。

多くの語学学校では「洗濯・掃除サービス」も付いているため、勉強に集中しやすいという点もセブ島留学のメリットでした。コロナ後のセブ島留学においても、これらの基本サービスは(今のところ)変わることはありません。

新型コロナによる「留学費用」の変化

セブ島留学は欧米留学に比べて「費用が安い」という点も魅力です。今のところコロナ前の留学費用と比べて差はなく、今後も同水準となる見通しです。

1週間13〜19万円
2週間17〜23万円
3週間19〜27万円
1ヶ月23〜35万円
2ヶ月35〜50万円
3ヶ月50〜75万円
半年95〜150万円
1年190〜290万円

※上記の費用目安は航空券や旅行保険も含まれた試算です。留学費用は学校、部屋タイプ、コースによって変動します。

再開後にキャンペーンが実施される可能性

セブ島留学の再開後、学費が安くなることはありませんが、一時的に割引キャンペーンが実施される可能性があります。新型コロナウイルスは留学業界に大きなダメージを与え、再開後しばらくは業者間の競争も活発化するかもしれません。

学校側も一人でも多くの生徒さんに戻ってきてほしいという願いから、お得な割引キャンペーンが打ち出されると、これまでよりお得に留学できます。

一方で再開までの期間が長引くと、語学学校やエージェントの数自体が少なります。もし戻り需要が供給を上回った場合にはキャンペーンが実施される可能性は低くなります。

利用者側にとっても、留学が「いつ再開するか」で今後の状況が大きく違ってくると言えます。

航空券の値上がりの可能性

新型コロナウイルスによって、航空会社も苦境に立たされています。セブ島留学では「フィリピン航空」と「セブパシフィック航空」が主な航空会社ですが、もし今後、各航空会社の経営破綻や減便があり、座席の供給に対して需要が上回った場合には、航空券が値上がる可能性があります。

今のところ経営破綻までは報じられていませんが、コロナの影響で両社ともに人員削減に踏み切っており、2020年1~6月期連結決算は赤字決算となっています。

もし「フィリピン航空」や「セブパシフィック航空」が減便してしまった場合、セブ島へは韓国の経由便、またマニラ(バギオ留学、クラーク留学等)までは日本の航空会社(JAL/ANA)も就航しています。

特に韓国の大韓航空(韓進グループ)は、コロナ禍でも黒字化に成功しており、アシアナ航空の買収案も報道されています。もしこれが実現した場合には、世界7位のメガキャリアとなり、セブ島留学における主要航空会社になる可能性もゼロではありません。

一方で航空会社の破綻、減便等はなく、単純に渡航ニーズが戻らない場合には一時的に値下がる可能性もあります。

セブ島は観光地としても脚光を浴びていたため、留学のみならず「観光地として復活できるか」も今後の航空会社の判断に影響してくると言えそうです。

アフターコロナの「返金・キャンセル規定」について

留学費用に続き、コロナ禍で注目されているのが「返金・キャンセル規定」の変化についてです。特にこれから留学を検討する方は、万が一のキャンセル時に「どのような対応がされるのか」また「留学費用はいつまでに支払うのか」を事前に明確にしておく必要があります。

フィリピン・セブ島留学においては、多くの語学学校やエージェントで、コロナによるキャンセルは「全額返金」というのが主流となっています。しかし留学費用をいつ支払うのかは学校やエージェントによって異なります。

特に注意すべきポイントは、留学費用の全額をすぐに支払わなければいけないケースです。このような場合(可能性の一つとして)留学を依頼する会社の資金繰りが悪化している可能性があります。あまりにも不自然に費用の全額を催促される場合には注意が必要です。

例えば、セブ島留学センターではコロナ前と変わらず、申込金(2万円)は申込後の支払いとなりますが、全額は出発1ヶ月前(セブ島留学の再開後)となっているため、確実に留学できると決まってからの支払いとなります。

新型コロナによる「留学期間」の変化

コロナ後は短期留学から「長期留学」が主流に

これまでのセブ島留学は「短期留学」というイメージが定着していました。これはフィリピンと日本の距離が近く、1週間から気軽に留学できるためです。実際、コロナ前のセブ島留学では「1ヶ月」が最も人気でした。

しかしコロナ後においてはテレワークの普及など、場所に縛られない生活が浸透していくと長期滞在もしやすい環境になっていきます。特にセブ島は観光地であるため、市内の格安ホテルやコンドミニアムが点在し、長期滞在との相性も良いとされています。何より日本と比べて、生活コストが安い点が魅力です。

このような環境変化によって「短期で英語を勉強するセブ島留学」から「長期で滞在するセブ島留学」に変化していく可能性があります。

コロナ中(再開前)の申し込みは「3ヶ月」や「半年」が多い

実際、現在のセブ島留学センターにおいては、事前予約のほとんどが3ヶ月以上の「長期留学」となっています。なかでも新型コロナウイルスによって、生活に大きな変化が訪れた方からのご予約が多くなっています。

新型コロナで先行き暗いニュースが続く中、2021〜2022年には海外留学を通じて心機一転を目指したい方が増えているのかもしれません。

1週間、2週間の短期留学は再び人気になる?

当面は人気が低下しそうな「短期留学」ですが、ワクチンや治療薬の普及を経て、以前の生活に戻るに連れて、少しずつ需要が回復していく流れが予想できます。

2021〜2022年を起点に、中長期留学の需要から戻り始め、比較的、不要不急でもある短期留学(バケーション含む)は、2023年以降で以前の水準に近づいていくと弊社では予測しています。

なお、国際航空運送協会(IATA)の発表によると、2021年における世界の旅客数は、2019年に比べて「52%」、2022年は「88%」、2023年は「105%」と予測されています。(2021年6月時点)

2020年に発表された予測では、以前の水準に戻るのが「2024年」とされていましたが、迅速なワクチン普及により予測が1年前倒しになり「2023年」となりました。

留学生が少ないことを「良い機会」と捉える

コロナ直後の留学を検討している方にとっては、留学生が少ないことをどう捉えるかも大切です。

国際航空運送協会(IATA)の予測にもある通り、渡航再開後にいきなり以前のような水準に戻るわけではありません。少しずつ回復していく流れから、セブ島留学の再開直後は、どこの学校も生徒数が少ないことが予想されます。(学校の数が大幅に減らない限り)

しかし筆者の経験から、このようなことが起こったとしても、どちらかというと「プラスに働く可能性」が高いと考えます。

その理由は2つあり、一点目は「日本人比率」です。2019年のセブ島留学は過熱気味で、どこへ行っても日本人が多いという状況になっていました。しかし新型コロナの影響でしばらく参加者が減ると、セブ島にいる日本人も少なくなり、より異国としての留学を楽しめる時期がやってきます。

そしてもう一点が学校の「サポート面」です。例えばコロナ前の大型マンモス校では、生徒一人に対するスタッフ数が少なく、一人一人のフォローが追いついていない学校も見られました。生徒が少ない状況は、学校側の管理も行き届きやすく、コロナ後でも安心できるサポート体制が期待できます。

一方で注意点もあります。生徒数が少なく経営が悪化している学校は、コストカットを避けれない状況となります。例えば、授業、食事、寮などコスト削減によって「質の低下」を招いてしまうと元も子もありません。

コロナ後のセブ島留学では、これまで以上に「学校選び」が重要になってきます。セブ島留学センターでは、アフターコロナの留学を成功させるべく、再開後にいち早く安心できる学校を選定し、最も満足できる留学サービスの提供に努める所存です。

【年代別】コロナ後のポイントまとめ

ここではコロナ後におけるセブ島留学のポイントを「年代別」で紹介していきます。

社会人(20代、30代、40代)のセブ島留学は以前より人気に

アフターコロナのセブ島留学では、ワーケーションの普及やキャリアチェンジに伴い、特に社会人からの人気が高まる予想です。例えば、リモートワークで働く人に向けた「社会人留学プラン」などが出てくるかもしれません。

働きながら英語漬けの環境を作れることは魅力ですが、生活水準が低いフィリピンでは「住環境」も大切です。スキルアップを目指してセブ島に来たものの、肝心の仕事パフォーマンスが下がってしまっては意味がありません。

働きながら留学する場合は、住環境、ネット環境、食事などの生活面も見落とさず検討を進めましょう。

また一度仕事を退職してから留学する方は、目的よって学校選びの基準が異なります。がっつり本気で勉強したい方もいれば、異文化体験を目的に留学したい方もいます。

これはコロナ前後でも変わりはありません。それぞれのニーズに合った学校を選べるかが留学成功の秘訣です。

休学、中退を決めた学生は新しい価値観に触れるチャンス

2020年度は新型コロナウイルスの影響で、止むを得ず休学を決断した大学生が急増しました。オンライン化が急速に進み、コロナ前の学生生活を送れていない人も少なくありません。

もしかすると当記事を読んでいただいている方の中に、学校を中退した方もいらっしゃるかもしれません。そのような方には是非、海外の価値観に触れてほしいというのが企業側としての想いです。

筆者も大学を休学した一人ですが、その時のセブ島留学を経て会社を起業することになりました。もし休学という選択をしていなかったら、満足のいく人生を歩めていたかは分かりません。

人生に迷っている方がいたら、留学や英語でなくても良いので、熱中できる何かを見つけてほしいと願っています。

不完全でも良いのでまず始めてみること、そして面白いと思ったら熱中すること、そして一度熱中したら、魅力的に感じてしまう他の情報をあえてシャットダウンすること。特に情報が多すぎる現代において、取捨選択の「捨てる部分」も大切ではないでしょうか。

春休み、夏休みの短期留学は学校側の渡航判断に従って

学生さんの春休み、夏休みの短期留学は、学校側の渡航是非に従うことが先決です。上記でもご紹介の通り、2021年の見通しは明るくありません。しかし2022年の春休み(2月・3月)、2022年の夏休み(8月・9月)は再開する可能性もあります。(執筆時点での予想)

もし春休みの短期留学を検討する場合には、11〜12月には申請を進めていく流れとなります。

ご自身が通われている学校側に確認を取りながらも、エージェントや語学学校から最新情報を入手し、いつでも進められるように準備しておきましょう。

親子留学、ジュニアキャンプ(小学生・中学生)は2021年以降も様子見を

コロナ前のセブ島は「親子留学」や「ジュニアキャンプ」も盛んでした。しかし渡航再開後も、小中学生が安心して留学できる状態になるには時間を要します。特に途上国であるフィリピン・セブ島は、治安面や医療面の不安からもその傾向が顕著に表れると予想します。

特に子どもが単身で参加するジュニアキャンプは「団体」で実施されることから、運営者(学校)側のリスクが伴います。その点、親子だけで同じ施設に滞在する少人数制の親子留学の方が回復も早い可能性があります。

単身の社会人や大学生の留学ニーズが戻ってきた次の段階で、親子留学や小中学生のジュニアキャンプが段階的に戻ってくる見通しです。

シニア留学は最終フェーズ

新型コロナウイルスにおいて、重症化リスクが高いのが高齢者や持病を持つ方々です。コロナ前のセブ島留学では、コンドミニアム滞在の「シニア留学」も盛んでした。

しかし医療体制が日本よりも劣るフィリピン・セブ島の環境を考えると、シニアの留学再開は最終フェーズとなり、新型コロナウイルスの変異次第では、二度と過去のようなニーズには戻らない可能性も否定できません。

このように10代〜30代(学生〜社会人)など、重症化リスクが比較的低い年齢層の方から順にニーズが戻っていく予測となります。

新型コロナによる「おすすめ学校」の注意点

過去の人気ランキング、口コミは当てにならない

セブ島留学では、体験者による口コミ体験談がネット上で無数に公開されています。Youtubeで学校を紹介している動画も少なくありません。しかし新型コロナウイルスによって、フィリピン・セブ島の語学学校の状況は大きく変化しています。

とくに再開直後は、過去の口コミや人気ランキングはほとんど当てにならないと考えるのが無難です。なかでも「ハード面」と「ソフト面」に分けて考えることをおすすめします。

ハード面とは主に学校の設備環境のことで、部屋の構造や設備の有無、ネット環境、周辺施設が挙げられます。これらは学校が移転していない限り、大きく変化するものではありません。

一方でソフト面については注意が必要です。例えば、講師やレッスンの質、学校スタッフ対応、食事の衛生管理、学校の校風など、人に依存するものは変化しやすいと言えます。

このようなソフト面の口コミはあまり参考とせず、コロナ後の新しい情報(情報の新鮮さ)を優先することが重要です。

日本人経営、韓国資本の違いは顕著に表れる?

セブ島留学では、主に日本人経営と韓国人経営の語学学校に分かれています。この構造自体、コロナ後も変化しないものと思われます。(中国資本の学校が増える可能性はあり)

それぞれの資本による一番の違いは「国籍比率」です。日本人経営の語学学校には日本人が多く、韓国人経営は韓国人が多いという特徴がありますが、コロナ前は、台湾、中国、ベトナム、ロシア、タイ、中東などからの留学生も増加し、特に大型校ほど「多国籍」になっていました。(年々、運営資本による差は小さくなっていました。)

セブ島留学の再開後、国籍バランスがどのように変化していくのかは分かりませんが、未曾有の危機とも言える「新型コロナウイルス」への対応は、トップの決断が顕著に表れやすい状況です。

この状況を鑑みると留学再開後は、学校資本や経営者によってサービス内容が大きく異なってくる可能性もゼロではありません。

過去10年間のセブ島留学で成功を収めてきた語学学校は、どこかのポイントに特化したり、何かの先駆者になっているケースが多く、他校の真似だけしている学校が成功を収めた例はほとんどありません。

コロナ禍における学校経営者の決断によって、今後のセブ島留学の人気校の命運も分かれくることになります。

またこのような状況下、エージェントである私たちとしては、コロナに対応した優良学校をいち早く察知し、適切に案内することが先決であると考えています。

アフターコロナの「留学準備」について

アフターコロナにおける「留学準備」も、コロナ前の準備とは大きく異なってくる予想です。ここでは今後の留学準備についてご紹介します。

セブ島留学の再開にはビザ発給が一番の課題

日本人がフィリピン・セブ島に渡航できるようになるかは、(1)「フィリピンが日本人の渡航を受け入れる体制」と(2)「日本がフィリピンへ出国することを許可する体制」の2つが求められます。

このうち(1)の「フィリピンが日本人の渡航を受け入れる体制」=「フィリピン側のビザ発給」と言っても過言ではありません。

コロナ前のフィリピン・セブ島留学は、30日間の滞在が認められる観光ビザ(無査証)で入国する方法が一般的でした。また2ヶ月以上の留学する場合も、現地到着後、移民局に「期間延長」を申請することで、最大3年間まで滞在することができました。

このように事前のビザ申請が不要という点も、セブ島留学の一つのメリットでした。しかし、現在のコロナ禍において、30日間の滞在が認められる観光ビザ(無査証)については、再開が未定となっています。(執筆時点)

フィリピンの入国基準が元に近い状態に戻り、観光ビザが再開された時点から、セブ島留学の本格的な再開ということになります。

海外旅行保険は新型コロナも補償対象

留学準備の一つとして「海外旅行保険」があります。コロナ後の留学を検討する方は、新型コロナウイルス感染が補償に含まれるのかも気になる点かもしれません。

そこでセブ島留学センターでも取り扱いがあるJTB系列の保険会社「ジェイアイ損害」に確認を取りました。ポイントは以下の通りです。

  • ・海外におけるコロナの治療費、救援費、疾病死亡は「補償対象」となる
  • ・ただし、責任期間終了後から72時間以内の治療開始や、30日以内の死亡に限るなど期間的な条件がある(※)
  • ・また、日本帰国時の航空券や帰国後の陽性反応は「対象外」となる

条件はあるものの海外で感染が発覚した場合には補償対象になると考えても問題なさそうです。

※今後の状況により条件が変わることもありますので、必ず最新情報をご確認ください。

新型コロナウイルスの陰性証明は必須?

当記事の冒頭でもご紹介したデジタル検査証明書など、海外渡航の解禁後も、国によってはコロナ感染の「陰性証明」や「ワクチン接種証明」が必須となる可能性があります。

コロナ禍においては一部の国で陰性証明が必要である一方、イギリスのように特定国からの受け入れは陰性証明が不要という寛大な国もありました。(※変異種の流行後、イギリスでも陰性証明が必須になりました)当面の間、国によって対応方針が異なることも予想できますが、現時点では「ワクチンパスポート」の普及が最も可能性が高いと言えそうです。

現時点のフィリピンの入国については、空港到着時にフィリピン側で実施するPCR検査を受ける流れとなり、事前予約制となっています。

ただこのような受入れ国側によるPCR検査は、リアルタイムでの実施数に限界があり、フィリピン側のコスト増にも繋がります。この体制のまま過去の観光客数が入国できるようになるとは到底思えません。

この点からもワクチン接種証明が主流となるのが現実的なシナリオと言えそうです。

新型コロナで変わるフィリピンの「入国審査」

現時点でもフィリピンの「移民ビザ」や「投資家ビザ」を持っている日本人は、所定の手続きをおこなうことで入国が可能となっています。

コロナ規制中におけるフィリピン入国までの流れは以下のページで解説しています。

新型コロナに対応した「持ち物」について

フィリピン・セブ島留学の持ち物については、コロナ前と大きく変化しないことが予想されます。

しかし、マスク準備だけはこれまでと異なります。

セブ島でもマスクは入手できますが、日本ほど選択肢が豊富ではありません。そのためこだわりがある方は、日本からの持参がおすすめです。

ただし長期留学の方にとって、滞在分のマスク持参は荷物が増える原因にもなります。その場合、洗えるマスクや現地購入も視野に入ってくるかもしれません。

そして意外な盲点は「フェイスシールド」です。日本では外出時にフェイスシールドを着用する方は少数派ですが、フィリピンでは特定場所で着用が義務付けられています。

感染者数が落ち着くにつれて不要となる可能性もありますが、少なくともコロナ禍のフィリピンにおいては、国策としてフェイスシールドの着用が重視されていました。

今後の状況にもよりますが、もし再開後もフェイスシールドが必要になった場合、日本の方が品質が高い物を購入できます。

まとめ

当記事ではアフターコロナのセブ島留学についてご紹介しました。ただし、ほとんどは現時点の「予想」に過ぎません。

今後の状況次第では大きく変わることもあるため、あくまで「現時点」の参考としていただき、常に最新情報をご確認いただけますと幸いです。

セブ島留学センターでは、2022年のセブ島留学キャンペーンを実施しています。

コロナで状況が変わってしまった方、2022年は心機一転、私たちとフィリピン・セブ島で新しい挑戦をしていきませんか?

また新型コロナウイルスの影響で留学を断念してしまった方には、日本から海外の授業を受講できる「オンライン留学」もおすすめしております!

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この記事を書いた人:山田 貴大
フィリピン・セブ島専門の留学サービス「セブ島留学センター」の代表。関西大学在学中に6ヶ月のセブ留学を経験。2012年に事業設立。これまで80校を訪問し、約5,000名の留学生のお手伝いをさせていただきました。