私は今まで英語を勉強するといえば、参考書を開き単語帳をめくるといった紙媒体によるものがメインであった。そしてテストで高得点を出す、それが私にとっての英語であった。

だが、四月ごろに英語を実際に使ってみたいと思いフィリピン留学を決意。留学前にたくさんインプットしなおし、いざ留学をはじめ、会話をしてみると自分の英語が通じる通じる。

その時に私は強く思った。

英語は使って始めて価値がある。究極に言えば言語である以上、話せるかどうかが、一番大事なのだ。

そして話し、通じると楽しい。

フィリピン人の先生はもちろん、中国人、韓国人それぞれの考えが理解でき、自分の意見をぶつけることができる。今まで脳みその使ってこなかった部分がフル回転で働いてるような感じがする。

そして学校にとどまらず、フィリピン国内でも現地の人と会話を楽しみ、お土産売り場のおばさんと値切り交渉ができる。こんなにもこの英語が役に立ち、様々な可能性に溢れてるものだとは知らなかった。

この経験を通じて、これからも英語を貪欲に学び世界中で人生を楽しめるような人に私はなりたい、そう強く思わさせられた3週間であった。