夏休み期間を使った「ボランティア活動 × セブ島留学」
プロフィール
- お名前:
- ITO MEGUMI さん
- 留学時の年齢:
- 17歳
- 留学先:
- フィリピン / セブ(セブ市内)
- 留学目的:
- ボランティア活動・TOEFL
- 滞在期間:
- 4週間(2017年7月〜8月)
- 学校:
- CPI
- コース:
- TOEFL General
まさにカルチャーショックのセブ島留学
今回、私が夏休みの一か月を利用してフィリピンのセブ島へ留学した理由は主に二つあります。一つ目は、セブ島のボランティア活動に興味があったからです。二つ目は、海外大学を併願するためです。海外大学に行くにはTOEFL(IBT)61点以上が必須でした。
日本では、セブ島と聞くとリゾート地だと連想する人が多いと思います。私自身その様に思っていましたが、実際にセブ島に着くと私のイメージとかけ離れていて凄く驚きました。街中にはゴミが散乱しており、電線は絡まりあい切断もしており歩行者の頭上スレスレにまで垂れ、ストリートチルドレンがお金を求め徘徊していました。
私は、実際に8月13日に「NPO法人セブンスピリット」のスタディーツアーに参加し、スラムエリアを訪問しました。セブンスピリットでは、セブ島の教育カリキュラムにない音楽・体育・美術を教えています。スラムエリアを訪れてみると環境の違いに驚きを隠せませんでした。
ビニールシートを屋根代わりにして10人が三畳一間に住んでいます。また川が主に生活排水でかなり汚染されていました。スラムエリアでは、8割の親が子供の世話をしないため子供達は幼いころから自分でお金を貯めてご飯を買います。ご飯は一日で消化されるため、ご飯を買う代わりに5日間ほど満腹感を感じられる薬物に手を染める子供達も多くいるそうです。日本とセブ島の環境・生活に違いを目で見て感じ、私の生活がどれだけ幸せな状態なのかということを身で感じることが出来ました。
ボホール島・マクタン島はカジノをする所があり島の設備もきちんとしていました。同じ国なのに貧富の差が目立っていました。貧富の差を無くすということは凄く難しい事だと思いますが、第一段階として子供達がきちんとした教育を受ける環境を作るべきだと思いました。日本で義務教育として教育を受けれている環境に改めて有難いことなんだと認識しました。今回のボランティア活動は人として学ぶ事が多かったです。
今回私の通ったCPI(シーピーアイ)は韓国人資本の学校で、毎日8時間の授業+自習というカリキュラムでした。第一週目は、All Englishという環境・宿題に追われていて正直早く日本に帰国したいと思っていました。高校で英語の先生の授業を受けているので英語を使う環境には慣れていましたが、稀に自分の言いたいことが先生に伝わらず、心が折れました。
第二週目にもなると、耳が英語に慣れてきて意識しずともスッと入ってきて、楽しんでコミュニケーションを取ることが出来ました。初めてTOEFLを受けるということもあり、問題の出題方式はTOEICと似ていると思っていましたが、TOEFLは単語も専門用語ばかりです。長文の内容も角膜についてや、植物の水の吸収についての理系の話で凄く難しいですが、英語を通じて色々な知識を身に付けることも出来ました。
体験談 Q & A
留学の目的を教えてください。
ボランティア活動・TOEFL学習
欧米留学ではなく、セブ留学を選んだきっかけ、理由とは?
多くの語学学校があり、それぞれが魅力的なカリキュラムを用意している上、費用が安い。日本からは直行便が出ており、渡航にかかる時間、費用も魅力的だったため。
多くの学校がある中、CPI(シーピーアイ)を選んだきっかけ、理由とは?
TOEFLコースがあったことと、普段あまり勉強をしないのでスパルタな校風が勉強することを後押ししてくれると思ったから。
英語授業で心がけていたこと、勉強の秘訣は何ですか?
事前に予習をして使用する英単語を覚えるようにしたこと。電子手帳や日本から持参した英語の参考書を存分に活用した。
週末や授業以外の時間はどのように過ごされましたか?
現地で仲良くなった子と学校のプールによく入った。週末はモールに行って食事とショッピング。たまに奮発してアイランドホッピングやボホール島ツアーに参加した。島の海はとてもきれいだった。
日本から持って行って良かったモノ、またあったら良かったモノは何ですか?
- インスタント味噌汁
- 水出しできる緑茶パック
- おせんべい
最後に一言お願いします!
恵まれた環境に感謝!