フィリピン留学中の生活予算と物価について

フィリピン留学中の生活予算

現地でどのような過ごし方をするかによって、お金の消費量は大きく異なります。一般的なフィリピン留学では、一週間あたり「5,000円~20,000円」が生活費の目安です。通常、平日の日中は授業があるため、お金を使う機会はあまりありません。フィリピンへ訪れる留学生がお金を使う時は、主に休日と平日の夜(自由な学校の場合)です。

例えば、休日にはショッピング、リゾートへの旅行、卒業する友人の送別会などでお金を使う機会があります。平日の夜は、外食する程度ですが回数が多くなると、これも結構な消費となります。

特に学校の食事が口に合わない場合、校則がゆるい学校で外食が増える傾向にあります。また、部屋のエアコンを使い過ぎると電気代が余計にかかることもあります。

フィリピン留学で節約を考えている人は、外食を機会を減らし、エアコンを使い過ぎないように心がけましょう。

フィリピンの物価

一昔前のフィリピンの物価は日本より安かったですが、近年ではほとんど差が出ないお店も増えています。(2024年1月時点)

モノによって価格の差は様々です。1/3の値段で購入できるモノもあれば、反対に1.5倍程度するモノもあります。一例として、スマートフォン、パソコンなどの電子機器は日本で購入するより高いケースがあります。

また、マクドナルドやスターバックスなど世界的に展開しているチェーン店は、日本と同じくらいの価格です。その時の為替レートによっても違います。

一方、水や米などの「食料品」、トイレットペーパーや石鹸などの「生活用品」、タクシーなどの「交通サービス」は、日本よりも安いことが多いです。

フィリピン人の大卒初任給は、15,000ペソ(約37,500円)程度です。そのため、一般的なフィリピン人が生活不可欠な「食料品」「生活用品」「交通サービス」などは安い水準になっています。

フィリピン留学に訪れる際は、パソコンやスマートフォン、電子辞書などの電子機器を日本から持参し、現地のローカルサービスを活用することで財布に優しい留学を実現できます。

フィリピンペソへの両替

フィリピンでは、空港、銀行、ホテル、ショッピングモールなどの両替所での両替が可能です。一般的には、日本の空港や銀行で両替するよりも、現地に日本円やUSドルを持ち込んで両替した方がレートがいい場合が多いです。

フィリピン内で、一番レートがいいのは市内の両替所で、あまりよくないのはホテルです。また、一部の両替所や銀行では日本円のおつりを準備していないところもあるので、日本からは1,000円札を多めに持参してもいいでしょう。

留学先が田舎の場合は、近くに両替所がないこともあるので、あらかじめマニラやセブ島の空港で両替を済ませておくことをおすすめします。ほとんど学校では、初日のオリエンテーション時に両替所へ行ける機会があります。

留学準備に関するQ&Aに戻る