フィリピン留学時のクレジットカードについて

フィリピン留学中のクレジットカード利用について

多額の現金を持ち歩かなくて済む点や紛失した際に再発行が利くなど、フィリピン留学中に持つクレジットカードはとても重宝します。航空券をオンライン上で再購入する際や身分を証明する際にも役立ちます。ただし、フィリピンでは、稀にクレジットカードの読み取り機械の相性が合わなかったり、カード会社によって利用できない店舗があるため、可能であれば異なるカードを2枚から3枚程度用意しておくことをおすすめします。主にローカルでないレストラン、ショッピングモール、ホテルなどで利用することができますが、フィリピン留学中は何かと生徒同士が割り勘で支払う機会も少なくないので、最低限必要となる現金や国際キャッシュカードを準備しておくといいでしょう。

主なクレジットカード発行会社

クレジットカードは、銀行や信販系を中心に様々なものが発行されており、その種類や内容は多岐に渡ります。例えば、フィリピン留学以外にも海外旅行へ頻繁に訪れる方は、海外旅行保険が自動付帯でついているカードやマイレージカード、日頃の買い物で多用する方は、ポイントが貯まりやすいカードや貯まったポイントを違うポイントに移行できるタイプのものを選ぶと良いでしょう。所得のない学生のための専用カードを発行している会社などもあります。クレジットカードは通常、発行までに3週間から1ヶ月程度の時間を要するため、早めに手続きを済ましておくことが肝心です。なお、フィリピンではVisaやマスターカードは幅広く使えますが、小さい店舗などを中心にJCBやアメリカンエキスプレス(AMEX)は使えないことがあります。Visaかマスターカードのどちらか1枚を用意しておくと安心です。

クレジットカード利用時の注意点

フィリピン留学中にクレジットカードを利用する際は以下の点にご注意下さい。

事前のPINコード確認

フィリピンのショッピングモールやレストランなどでは、サインのみではなく、登録している暗証番号(PINコード)を求められることがあります。暗証番号が不明な場合は、フィリピンへ渡航する前にクレジットカード会社に問い合わせておきましょう。

請求通貨の確認

フィリピンでクレジットカードを利用する際は、決済がフィリピンペソ、USドル、日本円のどれなのかをレジのスタッフに確認しましょう。特に日本円での決済はレートが不利になることもあり、お店によっては通貨の選択肢があるにも関わらず、何も知らされないまま日本円指定になっていることも少なくありません。また、万が一のトラブルを避けるために利用時のレシートは必ず保管しておきましょう。

スキミング被害

スキミングとは、カードの記録情報を読み取る犯罪行為のことです。被害に遭うと、偽造コードをコピーされ、カードを悪用される可能性があります。小さい店舗で安易にクレジットカードを使用しないこと、不要な時は出来るだけ外へ持ち出さないことが大切です。

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